« 阪急電鉄京都本線 洛西口~桂駅間プロジェクト「TauT阪急洛西口」 2021年2月頃に全体開業! | トップページ | 「福岡ビル、天神コア、天神ビブレ」の再開発 (仮称)天神一丁目11番街区開発プロジェクト 更に規模が拡大して延床面積約145,000㎡の巨大ビルに! »

2020年11月13日 (金)

天神ビッグバン第1弾「(仮称)天神ビジネスセンター」 「ジャパネットホールディングス」が東京の拠点機能の一部をに移転!

Fukuokatenjin201131
-(仮称)天神ビジネスセンター-

 「福岡市」の天神ビッグバン第1弾として、天神1丁⽬南ブロックに「福岡地所」による「天神ビジネスセンタープロジェクト」が、本格始動しています。デザイン性や耐震性にも力を入れており、天神地区における開発を牽引するプロジェクトとして期待されています。

 「福岡地所」は2019年1月29日に、福岡市同市天神地区で大型複合ビル「天神ビジネスセンター(仮称)」の起工式を執り行い、新築工事に着手しました。

 引用資料 福岡地所(PDF:2019/01/29)
  「(仮称) 天神ビジネスセンター」新築工事着工のお知らせ

● ジャパネットホールディングスが移転!
 通信販売大手の「ジャパネットたかた」を傘下に置く「ジャパネットホールディングス(本社:長崎県佐世保市)」が東京の拠点機能の一部を、福岡市の「天神ビッグバン」の第1号案件である「天神ビジネスセンター」に移転させることが分かりました。

 西日本新聞(2020/11/12)
 ジャパネットが福岡市・天神に拠点 「ビッグバン」新設ビルに入居へ

 「ジャパネットホールディングス」は、東京一極集中のリスクを避ける事業継続計画の観点から拠点機能を分散することを検討し、東京都心と比べて通勤時間の短縮が図られ、社員1人当たりのスペースも広く確保でき、働き方改革にもつながると判断しました。

 「博多リバレインモール」でコールセンター業務を担うジャパネットのグループ会社も「天神ビジネスセンター」に移転させ、入居スペースは3階分、約7,000㎡を予定しています。

 「福岡地所」は、「グローバルトップ企業を呼び込むプロジェクト」と位置付けており、関係者によると「東京に本社を置く数社が分散移転を検討している」ということです。

(仮称)天神ビジネスセンターの概要
◆ 計画名-天神ビジネスセンタープロジェクト
◆ 所在地-福岡県福岡市中央区天神一丁目87-1 他
◆ 交通-西鉄「西鉄福岡(天神)」駅、福岡市営地下鉄空港線「天神」駅、福岡市営地下鉄七隅線「天神南」駅
◆ 階数-地上19階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-約89m
◆ 敷地面積-3,917.18㎡
◆ 建築面積-3,234.55㎡
◆ 延床面積-61,116.98㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴム、オイルダンパーの併用)
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-福岡地所
◆ 設計者-(基本設計)⽇本設計、(実施設計)前⽥建設⼯業
◆ 建築デザイン-重松象平/OMA
◆ 施工者-前⽥建設⼯業
◆ 着工-2019年01月29日(起工式)
◆ 竣工-2021年09月30日予定
◆ 総事業費-約500億円


Fukuokatenjin201132
「ジャパネットホールディングス」は、「天神ビジネスセンター」の3階分、約7,000㎡に入居予定です。このようなニュースを耳にすると「BCP対策(事業継続対策)」がされた最新の大規模オフィスビルは、都市の競争力アップに直結すると改めて認識させられます。


Fukuokatenjin190112
「外観イメージ」です。


Fukuokatenjin190113
「内観イメージ」です。


Fukuokatenjin190115
「フロア構成図」です。



|

« 阪急電鉄京都本線 洛西口~桂駅間プロジェクト「TauT阪急洛西口」 2021年2月頃に全体開業! | トップページ | 「福岡ビル、天神コア、天神ビブレ」の再開発 (仮称)天神一丁目11番街区開発プロジェクト 更に規模が拡大して延床面積約145,000㎡の巨大ビルに! »

81 福岡県」カテゴリの記事