2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) 会場設計が大幅変更 170億円を投じて環状の大屋根(空中リング)を建設!
-2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)-
2025年国際博覧会(万博)の開催国を決める博覧会国際事務局(BIE)の総会が、2018年11月23日にフランスのパリで開かれました。
開催国は、「日本(大阪)、ロシア(エカテリンブルク)、アゼルバイジャン(バクー)」で争われました。加盟170カ国のうち、投票資格のある国が無記名で投票しました。
1回目の投票で「日本」が85票と最多得票を集めましたが、決定の条件となる3分の2を得られず、「ロシア」との決選投票に突入しました。その結果、日本が92票を獲得し、61票のロシアを上回って開催国に決定しました。
「NHK」によると、昨日(12月17日)新型コロナウイルスに感染したのは、全国で3,211人となり過去最多となりました。2年前の今頃は、2025年国際博覧会(万博)の開催が決まって、狂喜乱舞でしたが、2年後の世界がまさかこんな惨状になっているとは夢にも思いませんでした。今は明るい未来が想像出来ませんが、この悪夢はいつかは終わります。私は明るい未来を信じています!
● 170億円を投じて環状の大屋根(空中リング)を建設!
「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の会場設計が大幅変更されることになりました。170億円を投じて環状の大屋根(空中リング)を建設します。移動しやすくし、新型コロナウイルス下の協調の象徴とも位置づけます。パビリオンの配置は当初の中心を設けない分散型から、中心部に憩いの場のある左右対称型になります。
引用資料 日本経済新聞社(2020/12/16)
環状の大屋根に170億円 大阪万博会場、なぜ大幅変更?
プロデューサーの提言を受けて1周2kmの環状のメインストリートに屋根を取り付ける構想を検討しています。屋根の上も歩けるようにする方向で構想を練っているということで、メインストリートを歩く人の雨よけなどになるとともに、屋根の上も見晴らしのよい遊歩道になり、利便性も高まるということです。
万博会場をめぐっては、12月11日に万博担当大臣が当初の見込みより建設費が600億円増えることを明らかにしており、このうち170億円が環状の屋根の建設にかかる見込みです。博覧会協会は、年内にこうした構想を盛り込んだ基本計画を公表する方針です。
「設計変更後のパビリオンエリアのイメージ」です。
「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」のイメージです。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の概要
◆ 開催場所-大阪 夢洲(ゆめしま)
◆ 想定来場者数-約2,800万人
◆ 経済波及効果-約2兆円(試算値)
◆ 開催期間-2025年05月03日(土)~11月03日(月)の185日間
日本国内での開催は、1970年大阪万博、2005年愛知万博(愛・地球博)に続き3回目です。大阪では55年ぶりの開催となります。
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