ロームグループ SiCパワーデバイスの生産能力強化 ローム・アポロ 筑後工場(福岡県)に環境配慮型の新棟竣工 2022年に稼働予定!
-ローム-
「ローム」は、京都府京都市右京区西院溝崎町21に本社を置く電子部品メーカーです。カスタムLSI首位、ダイオードなど半導体素子や抵抗器などが有力です。
「ローム」は、SiCパワーデバイスの生産能力強化のため、2019年2月より「ローム・アポロ(本社:福岡県)」の筑後工場に新棟を建設していましたが、完成し、竣工式を執り行いました。
引用資料 ローム(2021/01/07)
SiCパワーデバイスの生産能力強化に向け、ローム・アポロ 筑後工場に環境配慮型の新棟 竣工
新棟は、さまざまな省エネルギー技術を用いた生産設備を導入するとともに、使用する電力を100%再生可能エネルギーでまかなう環境配慮型の最新工場となります。2021年1月より順次、製造装置を設置し、SiCパワーデバイスの中長期的な需要増加に対応できる生産体制を構築していきます。
「ローム」は、2010年にSiCパワーデバイス(SiC SBD、SiC MOSFET)の量産を開始して以来、世界で初めてフルSiCパワーモジュールやトレンチ構造を採用したSiC MOSFETの量産を開始するなど、業界をリードする技術開発を進めています。
一方で、製造面においてもロームグループが誇る一貫生産体制を構築し、ウエハの大口径化や最新設備による生産効率向上に取り組むとともに、モノづくりにおける環境負荷軽減に取り組んできました。
ローム・アポロ 新棟の概要
◆ 所在地-福岡県筑後市大字上北島883
◆ 階数-地上5階
◆ 延床面積-約11,000㎡
◆ 地震対策-免震構造
◆ 着工-2019年02月
◆ 竣工-2020年12月
◆ 稼動-2022年予定
◆ 投資額-200億円
「新棟の特長」です。
「ローム」の本社は、京都市右京区西院溝崎町21にあります。
● ローム・アポロ株式会社
「ローム・アポロ」の本社は、福岡県八女郡広川町大字日吉1164番地の2にあります。1969年に「アポロ電子工業」として設立され、2000年に「ローム・アポロ」に社名変更しています。
「アポロ電子工業」が設立された1969年は、「アポロ11号」が、人類が初めて月面に着陸した年です。社名の由来は、アポロ計画の成功とギリシア神話の太陽神アポロンにちなんだものです。
「ローム・アポロ」の取扱品目は、「トランジスタ、ダイオード、抵抗器、タンタルコンデンサ、サーマルプリントヘッド、コンタクトイメージセンサヘッド、パワーモジュール、フォトリンクモジュール、光センサ、LSI」と多岐に及びます。
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