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2021年2月28日 (日)

名古屋市 地上33階、高さ約159mの超高層複合ビル「(仮称)中日ビル建替計画」 国土交通省が優良な民間都市再生事業計画として認定!

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-(仮称)中日ビル建替計画-

 「中日新聞社」と「中部日本ビルディング」は、2019年3月31日に「中日ビル(中部日本ビルディング)」を閉館しました。新ビルに建て替えることを決定しています。

 「中日ビル」は、1966年4月の開館以来、名古屋の中心部・栄のランドマークとして、半世紀にわたって営業を続けてきました。一方、設備の老朽化が目立ち始めて十分な機能を発揮できていないのも事実です。

 耐震性能は、2006年10月に阪神大震災クラスの地震でもほぼ倒壊しない強度を目指して補強しましたが、東日本大震災後に公表された「南海トラフ巨大地震の被害想定」で名古屋市の最大震度が引き上げられ、対応を迫られていました。

 「(仮称)中日ビル建替計画」の 起工式が、2021年1月30日に執り行われました。新ビルは機械、設備フロアも階に入れたため、地上33階、地下5階に変更になっています。低層部には「商業施設」、中層部には「オフィス」、高層部には「ホテル」が入ります。

 引用資料 中日新聞(2021/01/31)
 命吹き込む作業を 中日ビル起工式、関係者決意

● 国土交通省が優良な民間都市再生事業計画として認定!
 国土交通大臣は、中日ビル建て替え計画を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられます。

 オフィス・商業の機能に加え、国際性を高めるホテルや多目的ホール・会議室の導入、地下通り抜け通路の整備等を通じて国際賑わい拠点の創造を図るとともに、地域冷暖房設備の更新・防災対策等も推進します。

 引用資料 国土交通省(2021/02/26)
 都心型MICE 機能の強化等により名古屋市栄エリアの国際賑わい拠点へ ~中日ビル建て替え計画を国土交通大臣が認定~

 「国土交通省」の資料により、塔屋を含む正確な階数、 正確な「建築面積、延床面積、容積対象面積」が判明しました。工期は、2021年2月日1日~2023年7月31日(予定)です。

仮称)中日ビル建替計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄四丁目1番1号
◆ 階数-地上33階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-158.877m
◆ 敷地面積-6,852.35㎡
◆ 建築面積-5,927.07㎡
◆ 延床面積-117,300.12㎡(容積対象面積101,235.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設、ホール、駐車場、地域冷暖房施設(DHC)
◆ 客室数-約250室
◆ 建築主-中日新聞社、中部日本ビルディング
◆ プロジェクトマネジメント-三菱地所
◆ コンストラクションマネジメントー三菱地所設計
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体-2019年04月01日~2022年2月28日予定
◆ 着工-2021年01月30日(起工式)、2021年02月01日(着工)
◆ 竣工-2023年07月31日予定
◆ 開業-2024年春予定


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北西側から見た完成イメージです。旧ビルの象徴として親しまれてきた屋上の回転展望レストランは、低層部の最上部に当たる7階の「屋上広場」に変わります。円形モニュメントも検討しましたが、栄周辺の景色を楽しんでもらうことを重視しました(引用:中日新聞)。


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南西側から見た完成イメージです(引用:中日新聞)。


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「概要図」です(引用:国土交通省)。


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「周辺状況」です(引用:国土交通省)。


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「位置図」です(引用:国土交通省)。



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