明石市 兵庫県のがん診療連携拠点病院 兵庫県立がんセンター建替基本計画 延床面積約40,120㎡、総事業費は267億7000万円
-兵庫県立がんセンター建替基本計画-
「兵庫県立がんセンター」は、1984年5月に明石市の現在地に移転しました。建物は築36年が経過しており、老朽化とともに狭隘化が進行、増改築が困難な状況で、外来診療や患者相談のスペース、外来食堂など患者アメニティ施設等の不足が課題となっており、特に、最先端の薬物療法やがんゲノム医療等を提供する外来スペースと、めまぐるしく進展するがん医療を的確に把握するための研究スペースの確保が急務となっています。
兵庫県内がん医療のリーディングホスピタルとして最先端の高度ながん医療を提供するとともに、がん患者の最後の砦となる専門病院として「兵庫県立がんセンター建替基本計画」が進められています。
引用資料 兵庫県・公式HP(2021/02/16)
兵庫県立がんセンターの建替整備について
建て替えの予定地は、現病院(明石市北王子町)の北側の面積73,647.20㎡です。現在は緑地になっています。病床数は現在は400床ですが、在院日数の減少、コロナ禍における入院患者数の減や外来へのシフトといった患者動向等を踏まえ、一般病床をマイナス51床、緩和照射など緩和ケアニーズの高まりを反映し、緩和ケア病床をプラス11床とし、新病院の病床数は360床(400床-51床+11床)とします。
階数は地上8階程度、構造は鉄骨造、地震対策として「免震構造」を採用、延床面積約40,120㎡で、整備スケジュールは、2021年度半ばから2022年度中に基本設計・実施設計を進め、2023年度から2025年度に建設、開院時期は、2025年度を目途とします。開院後の既存病院解体工事等の完了時期は、2027年度を目途とします。総事業費は267億7000万円を見込みます。
「配置計画のイメージ」です。現病院の北側での緑地に建設します。開院後に既存病院は解体されます。
「神戸、東播磨、中播磨地域の主ながん診療連携拠点病院(県指定含む)」です。
「兵庫県立がんセンター」は、国の重要文化財に指定されている「明石城」の北西側にあります。
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