福岡市 天神と博多の中間地点に位置する「春吉橋(はるよしばし)」 春吉橋賑わい空間活用方策に関するサウンディング型市場調査の実施!
-春吉橋架替事業-
福岡市の那賀川に架かる「春吉橋(はるよしばし)」は、1961年に架設されました。老朽化のため下部工の損傷が著しく、感潮区域(河口から約1.5km)にあるため、塩害も進行しています。更に基礎が木杭であるため、地震に対する十分な耐力が期待できません。
「春吉橋架替事業」は、国道202号における第一次緊急輸送道路としての安全性・信頼性の確保を目的とした橋梁架替事業です。また、都心部における回遊性向上に向けた取り組みと連携し、賑わいある空間づくりに寄与するとともに、二級河川那珂川の河川改修事業とも連携し、河川の流下能力向上に寄与します。
● 春吉橋賑わい空間の創出
春吉橋周辺には、観光資源が多く点在しており、また福岡の都市中枢である「天神」と「博多」2つを結ぶ中間地点に位置しています。この「天神」と「博多」が「競争と協調」によって共に発展していく為には、「回遊性」を高める事が重要です。
「春吉橋」は、福岡都心部の中央を貫流する那珂川に、九州最大の商業中心天神と繁華街の中洲をつなぐために架橋されたものであり、水上広場の活用や地下鉄・バス等の結節機能も有しており、春吉橋がもつポテンシャルは高いものがあります。
そこで、一般的な橋の架替の場合は、仮設の迂回路橋を設置し、本橋の架替後にその迂回路橋を撤去しますが、今回の春吉橋架替事業では、迂回路橋を永久橋として建設し、架替後も撤去せずに存置して「福岡の顔」となる賑わい空間として利用する計画としています。
春吉橋賑わい空間活用方策に関するサウンディング型市場調査は、2021年度に予定している検討会の提言に向けた参考とするため、広く意見・提案を求めることを目的として実施するものです。
引用資料 国土交通省九州地方整備局
春吉橋賑わい空間活用方策に関するサウンディング型市場調査の実施について
「春吉橋の架替ステップ」です。
「事業対象地の範囲(春吉橋賑わい空間)」です。
「事業対象地の範囲(賑わい空間に隣接する公共空間)」です。
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