天神ビッグバン 「航空法高さ制限のエリア単位での特例承認」について「天神一丁目地区」が追加 商業施設「イムズ」の建て替えに追い風!
-天神ビッグバン-
国家戦略特区として福岡市において認められている、「航空法高さ制限のエリア単位での特例承認」について、地区計画が決定された「天神一丁目地区」が追加されることになりました。
引用資料 福岡市(PDF:2021/03/29)
『天神一丁目地区』における航空法高さ制限が緩和されました︕
これによって、シンボリックなビル建設、建物低層部のゆとりある空間(広場、歩行空間等)の確保や魅力あるまち並みの形成など、プランの自由度が上がり、民間活力を最大限活用したまちづくりが可能となります。
都心部においては、このような規制緩和によって、スピード感を持って、耐震性が高く、ウィズコロナ、ポストコロナにも対応した先進的なビルへの建替えを誘導し、より国際競争力が高く、安全安心で魅力的なまちづくりを進めるとともに、企業立地などを促す魅力的な環境づくりを促進し、新たな雇用創出につなげていきます。
位置図(天神一丁目地区)
「天神一丁目地区(約2.3ha)」の航空法の高さ制限は、約65m〜約67mでしたが、約80m〜約96mに規制緩和されました。
詳細図(天神一丁目地区)
「福岡空港」からの距離を勘案して高さ制限を緩和しました。「イムズ」が約92~96m、「天神ツインビル」が約87m、「西日本渡辺ビル(大丸福岡天神店)」が約80mとの目安を示しました。「天神ツインビル」と「西日本渡辺ビル」の2施設は今のところ再開発の計画は発表されていません。
● 容積率が最大1,400%まで緩和!
「天神一丁目地区」は、現行800%の容積率が最大1,400%まで緩和されます。地区計画で指定容積率を800%から1,050%に定め、天神ビッグバンボーナス認定などまちづくりの取り組みで最大350%を加算されます。
天神一丁目地区地区計画
「三菱地所」は、福岡市中央区天神の商業施設「イムズ」の建て替えプロジェクトにおいて、ポスト・コロナ時代におけるワークスタイル・ライフスタイルの変化を転機ととらえ、感染症対策を踏まえた安全・安心なまちづくりと、高付加価値なビルへの機能更新とを両輪で推し進めています。
「イムズ」は、2021年8月31日に営業終了することを決定しています。「イムズ」建て替えプロジェクトにおける具体的な導入機能については現在詳細を検討しており、今後の事業スケジュールとしては2022年度中の新築工事の着手を目指しています。
引用資料 福岡市・公式HP(リンク切れ)
都市計画原案の縦覧について
「配置図」です。イムズ敷地の南側と市道天神4号線を挟んだ天神ツインビル北側にそれぞれ広場を設けて東西の歩行者空間を創出します。このほか、地上や天神地下街と同じ階層に広場を設けるなど、安全・安心で魅力的な市街地の形成を図ります。
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