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2021年4月19日 (月)

大阪大学医学部附属病院 高度先進医療に対応 地上8階、延床面積約68,481㎡の「統合診療棟」 一般競争入札を公告!

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-大阪大学医学部附属病院-

 「大阪大学」は、1931年に「大阪帝国大学」として設立されました。現在では11学部・16研究科を擁する国立文理総合大学です。中心となっているのは小説やテレビドラマになった「白い巨塔」の「浪速大学」のモデルになった「大阪大学医学部」です。

 医学部は、昔と比べるとかなり崩れてきていますが、それでもまだまだ「学閥支配」が色濃く残っています。旧帝大「東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、九州大学、東北大学、北海道大学」+「慶應義塾大学」の8大学がそれぞれの地方で圧倒的な勢力を誇っています。

 関西では、「京都大学医学部」と「大阪大学医学部」の医局出身者が、私立大学や周辺の国公立大学の医学部や大規模病院の主要ポストの多くを押さえ、絶大な影響力を誇っています。

 「大阪大学医学部附属病院」は、中之島から吹田へ1993年9月に移転しました。その間、医療ニーズや診療機能は大きく変化・発展しました。診療機能の高度化・多様化及び診療規模の増大に対して、現病院ではすでに対応が限界を迎え、建物自体が時代遅れになりつつあります。

 今後も最先端の研究開発を行いながら高度先進医療を提供し、将来の医療環境の変化にも柔軟に対応できる病院をめざして再開発計画の検討を進めた結果、外来・中診棟の北側に「統合診療棟」という新しい建物を建設する事になりました。

 引用資料 大阪大学医学部附属病院(PDF:2020/07/25)
 阪大病院ニュース(第79号)令和7年オープン予定「統合診療棟」の建設について

● 大阪大学(吹田)医学部附属病院統合診療棟等新営その他工事
 「国立大学法人大阪大学」は3月15日に、WTO(世界貿易機関)対象の「大阪大学(吹田)医学部附属病院統合診療棟等新営その他工事」の一般競争入札を公告しました。申請書は5月10日まで、入札書は6月24日まで受け付け、6月25日に開札します。

 建設通信新聞(2021/04/16)
 阪大WTO/医学部附属病院統合診療棟/5月10日まで3件受付

 「統合診療棟」の概要は、地上8階、地下2階、延床面積約68,481㎡です。構造は「鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造」、地震対策として「免震構造」を採用します。2025年のオープンを目指しています。


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吹田キャンパス・キャンパスマップ

大阪大学には、「吹田キャンパス、豊中キャンパス、箕面キャンパス」の3キャンパスがありますが、圧倒的に広くて中心となっているのが「吹田キャンパス」です。「吹田キャンパス」は、敷地面積約997,071㎡とほぼ100haの広大なキャンパスです。

 引用資料 大阪大学・公式HP
 吹田キャンパス・キャンパスマップ  


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「統合診療棟」は、「外来・中診棟」の北側の駐車場に建設されます。


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将来的には新病棟を建設
 「敷地利用計画案」です。再開発全体スケジュールとしては、「外来・中診棟」を解体して「新病棟」の建設を計画しています。「新病棟」の整備時期に関しては収支状況等を踏まえて今後検討していきます。


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大阪大学医学部附属病院(病棟)
 1993年9月1日に開院した「大阪大学医学部附属病院」のシンボルである「病棟」です。外から見るとまだ新しいように見えますが、診療機能の高度化・多様化及び診療規模の増大に対して、現病院ではすでに対応が限界を迎え、建物自体が時代遅れになりつつあります。そのため、時期は未定ですが、「病棟」も建て替えられる予定です。



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