「京都府における知の拠点」として、北山文化環境ゾーンにふさわしい施設整備 京都府立大学施設整備基本構想
-京都府立大学施設整備基本構想-
「京都府立大学」は北山エリアの一翼を担い、 これまで教養教育共同化施設(2014年)、京都学・歴彩館(文学部・附属図書館)(2015 年)が順次整備されるとともに、2019 年の和食文化学科の設置に併せては7号館の一部改修が行われました。
しかし、その他の既存諸施設は、最近建設された2施設と1号館、5号館の一部を除けば、すべて建設後40年以上経過しており、中には50年以上経過した施設も多く老朽化・狭隘化が進んでいます。
また、 現在の既存施設で耐震化されているのは稲盛記念会館、京都学・歴彩館のほかは1号館、5号館(一部)、6号館のみであり、その耐震化率は、 51.7%と、国立大学法人等施設耐震化率98.7 %と比較して極端に遅れている状況となっています。
現在、設備の不具合や施設の老朽化による学生や教員確保への支障、研究施設の老朽化・狭隘化に伴い新規研究機器の導入が困難で、新たな研究課題への対応に支障が生じているなど、様々な点で問題が顕在化しており、教育・研究ならびに地域貢献活動に重大な支障をきたしている状況にあります。
環境に配慮した安心安全で、学生・教職員のみならず、すべての人にやさしい「京都府における知の拠点」「開かれたキャンパス」を構築するために、府立大学および各施設が担うべき機能・使命を点検・再構築し、それにふさわしい施設・キャンパスの整備計画を策定し 、早期に実施する必要があります。
引用資料 京都府(PDF)
京都府立大学施設整備基本構想
「整備の手順」です。
「キャンパス整備イメージ」です。
「京都府立大学キャンパス整備スケジュール」です。
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