将来的には「中部国際空港(セントレア)」に第二滑走路を整備! 中部国際空港沖公有水面埋立事業 愛知県が申請を承認!
-中部国際空港沖公有水面埋立事業-
名古屋港は河川からの土砂流入が多く、浚渫(しゅんせつ)で発生した土砂は名古屋港内の人工島「ポートアイランド」に仮置きしていますが、受け入れ容量が限界のため、「中部国際空港(セントレア)」に隣接して新たに処分場を整備します。
愛知県常滑市の中部空港沖に計画されている名古屋港の浚渫(しゅんせつ)土砂埋め立てについて、愛知県は5月25日付で「国土交通省中部地方整備局」の申請を承認しました。法律に基づく手続き完了となり、工事着手が可能となります。埋め立ての着手は「第2滑走路」の実現に向けた大きな前進となります。
埋め立て計画は2021年2月に「国土交通省中部地方整備局」が、愛知県に申請しました。埋め立て場所は空港島の西側と南東の2カ所の約290haで、土砂量は合計約3800万立方メートルです。うち「第2滑走路」への利用を地元政財界が要望している西側の埋め立ては、約15年間を工期としています。
下記の「国土交通省中部地方整備局」のホームページで埋め立て方法のや工期などの詳細を見る事が出来ます(すでに縦覧は終了していますが、PDF資料を見る事が出来ます)。
引用資料 国土交通省中部地方整備局
「中部国際空港沖公有水面埋立事業」環境影響評価書の公告と縦覧について(縦覧は終了しました)
概略工事工程
「概略工事工程」です。埋め立ては、約32年かけて段階的に実施します。「第2滑走路」への利用を地元政財界が要望している西側(西第1工区~西第Ⅳ工区) の埋め立ては、約15年間の工期としています。
「対象事業実施区域」の位置」です。
「名古屋港で浚渫が必要となる範囲」です。名古屋港で発生する浚渫土砂は現在、「名古屋港ポートアイランド」に搬入しています。
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