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2021年5月20日 (木)

私は狂喜乱舞! 万博記念公園に最大収容人数18,000人の大規模アリーナを建設 「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」の事業予定者が決定!

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-万博記念公園駅前周辺地区活性化事業-

 「大阪府」は2019年9月17日に、「万博記念公園(吹田市)」に15,000人以上が収容できるアリーナを整備する計画を明らかにしました。民間事業者が整備して運営する民設民営の方式で、「夢洲(ゆめしま)」での「国際博覧会(大阪・関西万博)」が開かれる2025年までの開業を目指します。大阪府知事は記者会見で「世界規模のスポーツ大会やコンサートができる施設にしたい」と話しました。

 「大阪府」では、「日本万国博覧会記念公園の活性化に向けた将来ビジョン」の具体化を図るため、万博記念公園駅前周辺地区の活性化に向けて、大阪府日本万国博覧会記念公園運営審議会からの意見等も伺い、検討を重ねた結果、民間事業者とともに「大規模アリーナを中核とした大阪・関西を代表する新たなスポーツ・文化の拠点づくり」を推進していくこととしました。

 この拠点づくりに関して、民間事業者からの事業提案を募集し、大阪府日本万国博覧会記念公園活性化事業者選定委員会の審査により事業予定者を決定します。最優秀提案者の決定は、2020年5月頃を予定していました。

 しかし、コロナ禍により、最優秀提案者を2021年3月末まで延期になりました。楽しみに待っていましたが、2021年3月末も残念ながら発表はありませんでした。

● 最優秀提案者及び次点提案者が決定!
 大阪府は、「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」を公募し、「三菱商事都市開発、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group, Inc)、関電不動産開発」で構成する共同企業体を事業予定者に決定しました。

 引用資料 大阪府・公式HP(2021/05/19)
 万博記念公園駅前周辺地区活性化事業の事業予定者の決定について

 最大18,000人を収容するアリーナを中心に、「商業・カジュアルホテル棟、ホテル棟、オフィス棟、共同住宅」を整備します。2023年に工事に着工し、2027年に第Ⅰ期(アリーナ等)開業します。第Ⅱ期以降は、2032年以降、2037年までに順次開業する予定です。

● ライブの収容人数は約13,000人~14,000人?
 アリーナの最大収容人数18,000人(固定観客席13,400席)は、日本の代表的なアリーナで比較すると「さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)>さいたまスーパーアリーナ(アリーナモード)>万博記念公園>横浜アリーナ」の順番になります。

 「さいたまスーパーアリーナ(アリーナモード)」より規模が小さく、「横浜アリーナ」より規模が大きいです。最大収容人数18,000人(固定観客席13,400席)ですが、実際のライブではステージや花道などの分部で客席が使用出来ないので、収容人数は約13,000人~14,000人くらいになると思われます。

アリーナ棟の概要
◆ 所在地-大阪府吹田市千里万博公園
◆ 交通-大阪モノレール「万博記念公園」駅
◆ 延床面積-約69,550㎡
◆ 最大収容人数-18,000人(固定観客席13,400席)
◆ 想定年間イベント-165回
◆ 想定来館者数-約180万人/年
◆ 招聘交渉可能な国際スポーツ大会-世界フィギュアスケート選手権、プロテニスWTAツアー、NBA(北米プロバスケットボールリーグ)公式戦 など
◆ 開業目標-2027年秋頃(変動する可能性あり)


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「イメージパース(全体)」です。アリーナを中心に、アリーナと相乗効果を発揮する、商業・カジュアルホテル棟、ホテル棟、オフィス棟、共同住宅を整備します。「


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商業・カジュアルホテル棟」のイメージです。


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「ホテル棟、オフィス棟」のイメージです。


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「オフィス棟」のイメージです。


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「共同住宅」のイメージです。



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公募対象地の概要
◆ 公募対象地-全体約16.9ha(基本用地及び万博外周道路沿い外側用地)
◆ 基本用地-約14.6ha(①‐a約12.1ha、①‐b約2.5ha) ※基本用地は必ず利用すること。
◆ 万博外周道路沿い外側用地-約2.3ha(②約1.3ha、③約1ha)

 「NTT西日本 万国博ビル」は、公募対象地の対象外になっているので敷地がくびれています。 万博外周道路沿い外側用地2ヶ所が公募対象地になっています。万博外周道路沿い外側用地2ヶ所は、現在は駐車場として使用されています。


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「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」の予定地を北西側から見た様子です。


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2020年2月29日に営業終了した「ホテル阪急エキスポパーク」の西側の「NTT西日本 万国博ビル」は、公募対象地の対象外になっています。

 
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さいたまスーパーアリーナ(略称はたまアリ)

 「さいたまスーパーアリーナ」は、JRさいたま新都心駅のすぐ近くにあります。竣工は2000年3月と比較的新しいです。最大収容人数は、スタジアムモードで約36,500人、アリーナモードで約22,500人です。

 客席やステージ・床・天井などが可動する「ムービング・ブロックシステム」を採用しており、「(1)スタジアムモード、(2)アリーナモード、(3)ホールモード」の3段階の切り替えが出来ます。

 私は、2017年2月に乃木坂46の「5th YEAR BIRTHDAY LIVE」で、スタジアムモードを体験しましたが、ドーム球場クラスのあまりの広さにビックリしました(笑)。さすがに「スタジアムモード」でライブが行われる回数は非常に少ないです。

 多くのライブは「アリーナモード」で行われます。アリーナモードで最大収容人数約22,500人ですが、実際のライブではステージや花道などの分部で客席が使用出来ないので、収容人数は16,000人~17,000人くらいです。


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横浜アリーナ(略称は横アリ)
 「横浜アリーナ」は、新横浜駅近くにあります。1989年2月竣工しました。最大収容人数は約17,000人ですが、実際のライブではステージや花道などの分部で客席が使用出来ないので、収容人数は12,000人~13,000人くらいです。


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大阪城ホール(略称は城ホール)
 
「大阪城ホール」は、1983年10月の開館しました。最大収容人数は約16,000人(アリーナ席が最大4,500席、スタンド席が9,000席、立ち見が2,500人)です。実際のライブではステージや花道などの分部で客席が使用出来ないので、収容人数は10,000人~11,000人くらいです。

 万博記念公園に建設されるアリーナは、「大阪城ホール」と比べると体感的に2倍くらい広く感じると思います。アリーナの不毛地帯だった関西に「万博記念公園」と「神戸のウォーターフロント」に素晴らしいライブ会場が建設されるのは涙が出る程うれしいです。本当に生きてて良かった!



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