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2021年5月11日 (火)

トヨタグループの本社が集積する愛知県・刈谷市 名鉄三河線刈谷市駅前 「刈谷市駅前地区第一種市街地再開発事業」の事業協力者が決定!

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-刈谷市-

 「刈谷市」と言われても名古屋都市圏以外の人は具体的なイメージが湧かないと思いますが、実はトヨタグループの本社の集積地になっています。年商が1兆円を超える東証1部に上場する企業の本社が5社もあります。

 具体的には、「デンソー(4,936,725百万円)、アイシン(3,525,799百万円)、豊田自動織機(2,118,302百万円 )、トヨタ紡織(1,272,140百万円)、ジェイテクト(1,246,286百万円)」の5社です。
 カッコ内は2021年3月期の連結売上高です。2021年3月期は、コロナ禍で売上高が減っていますが、コロナ禍前の売上高は「デンソー」が5兆円、「アイシン」が4兆円を超えていました。

 ちなみに、2020年3月期の売上高が20,246億円の「トヨタ車体」の本社も刈谷市にありますが、未上場で「トヨタ自動車」が100%出資している完全子会社なので除外しました。

 「刈谷市」の面積は50.39平方キロ、2021年3月1日の推計人口は153,037人である事を考えると驚異的です。日本でも最も恵まれている地方都市の1つと言って過言ではありません。

刈谷市駅前地区第一種市街地再開発事業
 「デンソー、アイシン、豊田自動織機、トヨタ紡織、ジェイテクト」の5社の本社は、すべてJR東海道本線と名鉄三河線の「刈谷駅」の周辺にあり、JR刈谷駅の周辺は、「トヨタ村」の様相を呈しています。

 ちょっと分かりにくいですが似た名称の駅に、JR東海道本線と名鉄三河線の「刈谷駅」と、名鉄三河線の「刈谷市駅」があります。2つの駅は場所的に近いですが、別の駅です。

 「角文、野村不動産」は、名鉄三河線刈谷市駅前において、第一種市街地再開発事業の検討を進めている「名鉄刈谷市駅前地区市街地再開発準備組合」と事業協力に関する協定書を締結し、「刈谷市駅前地区第一種市街地再開発事業」の事業化を目指して参画することになりました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2021/04/28)
 愛知県・「刈谷市」駅前の新たな複合再開発 『刈谷市駅前地区第一種市街地再開発事業』事業協力者に決定

 「駅前街区」には、下層部に商業施設、上層部に共同住宅が入る地上22階~23階の再開発ビルを建設します。「西街区」には、商業施設・オフィスなどが入る再開発ビルを整備し、にぎわいや生活サービスの充実を図ります。


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「街区図」です。施行区域面積約1.5㏊です。


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「位置図」です。


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刈谷市の「重点整備地区の整備方針」です。

 引用資料 刈谷市・公式HP(PDF)
 刈谷市駅周辺地区市街地総合再生基本計画 【令和元(2019)年度~令和 10(2028)年度】

 「刈谷市駅前地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、「刈谷市駅周辺地区市街地総合再生基本計画」で再開発エリアに指定されています。



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