南海高野線連続立体交差事業(浅香山駅から堺東駅付近) 堺市の東の玄関口 「堺東駅」は島式2面4線+留置線の高架駅に!
-南海高野線連続立体交差事業-
「南海高野線」は、地表面を走る鉄道であり、踏切での慢性的な交通渋滞や踏切事故など、都市活動や沿線住民の日常生活に様々な影響を及ぼしています。
このような状況を踏まえ、堺市では、「南海高野線(浅香山駅~堺東駅付近)」について、連続立体交差事業(高架化)の調査・検討を進めており、2009年4月に国から着工準備採択を取得しました。
連続立体交差事業(高架化)により、10箇所の踏切を除却し、合わせて駅前広場や都市計画道路を整備することで、安全で円滑な交通の確保や本市の玄関口としてふさわしいまちづくりを推進し、都市の活性化を図ります。
引用資料 堺市・公式ホームページ
南海高野線連続立体交差事業
南海高野線連続立体交差事業の概要
◆ 事業名称-南海高野線連続立体交差事業(浅香山駅から堺東駅付近)
◆ 事業延長-約3km
◆ 連続立体交差化される駅-浅香山駅、堺東駅
「位置図」です。 事業延長約3kmです。 「浅香山駅」と「堺東駅」が高架化されます。
堺東駅部の断面図
堺東駅部の断面図です。堺東駅部は、2層高架構造になります。工事は、現在の駅の上に高架橋を建設する「直上高架方式」で行われます。現在の「堺東駅」は、島式2面4線+留置線の地上駅ですが、島式2面4線+留置線の高架駅になります。
「堺東駅」は、南海高野線の主要駅で、堺市の東の玄関口です。そのため、「快速急行・急行・区間急行」と「各駅停車」の緩急接続が行われています。
堺東駅周辺の平面図です。
浅香山駅部の断面図
浅香山駅部の断面図です。浅香山駅部は、1層高架構造になります。現在の「浅香山駅」は、相対式2面2線の地上駅ですが、相対式2面2線の高架駅になります。
浅香山駅周辺の平面図です。工事は、既設線(黒色)を仮線(緑色)に移設し、空いた跡地に高架橋を建設する「仮線高架方式」で行われます。
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