神戸市 「王子公園」の再整備 スポーツ施設を再編・集約する形でまとまった用地を確保 王子公園内に大学の誘致!
-王子公園-
神戸市の久元喜造市長は2021年1月に、神戸市灘区の王子公園内に大学の誘致を目指す事を発表しました。2021年度に公園内のスポーツ施設の再整備に着手し、用地を確保した上で2022年度に公募します。阪急王子公園駅前に位置する利便性や、歴史ある文教エリアの特長を生かし、若い世代の流入を図る狙いです。公園内にある王子動物園は、現在の場所で改修や建て替えを進めます。
神戸新聞NEXT(2021/01/29)
王子公園内に大学誘致へ スポーツ施設再整備で用地確保
「王子公園」は約19.4haです。「王子動物園約8.1ha」や「王子スタジアム(約2.6ha」をはじめ、補助競技場、体育館、テニスコート、プールなどがあります。
神戸市は、大半の施設が老朽化している現状などを踏まえ、再整備に乗り出します。既存のスポーツ施設を再編し、現在のスタジアム周辺を公園区域から外して大学用地にする考えです。公園内には新たなスタジアムや芝生広場なども整備する方針で、2021年度に再整備の基本計画をまとめます。
「王子動物園」は、現在の規模を維持した上で、リニューアルを進めます。郊外エリアへの移転も検討しましたが、「事実上極めて難しいとの結論に至った」ということです。
● 再整備計画方針作成業務を昭和設計に委託!
「神戸市」は王子公園の再整備事業で、見積もり合わせで再整備計画方針作成業務を「昭和設計」に委託しました。調査や基本計画の検討・作成を行う業務となり、委託期間は2021年度末までです。2022年度は設計や大学の公募を行う予定となっています。
建設通信新聞(2021/06/07)
計画作成は昭和設計/神戸市/王子公園の再整備事業
事業では、スポーツ施設を再編・集約する形で新スタジアムや芝生広場を整備し、まとまった用地を確保したうえで、大学を誘致します。動物園は現地で規模を維持する形でリニューアルします。
スポーツ施設を再編・集約する形で新スタジアムや芝生広場を整備し、まとまった用地を確保したうえで、現在のスタジアム周辺を公園区域から外して大学用地にする考えです。
● 私は大規模アリーナの誘致をを妄想
私は、神戸市が「大規模アリーナを建設するならここしかない!」とずっと妄想していました。大学よりも大規模アリーナを誘致するべきだと思っていましたが、神戸市は「新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業」の事業者を公募し、「KOBE Smartest Arena」の建設が決まりました。ということで今は大学でいいと思っています。
再編が行われるスポーツ施設を北側から見た様子です。
「神戸市立王子スタジアム」の周辺が大学用地になると思われます。阪急神戸本線「王子公園」駅直結と言ってもいいくらいの好立地です。
● かつての原田の森
かつてはこの一帯には、「原田の森」と呼ばれ、「関西学院」や後に「神戸大学」となる「神戸高等商業学校」のキャンパスがありました。
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