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2021年7月 1日 (木)

JR千里丘駅前 地上35階、高さ約127mの「千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業」 事業計画を決定!

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-千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業-
 千里丘駅西地区は、駅前の交通混雑や狭い道路に囲まれて建物が密集しているなどの課題を抱えており、その解消と駅前の賑わいづくりに向けて、駅前広場や道路、住宅、商業業務施設などの建築物を整備する再開発事業を実施します。

 JR千里丘駅の西隣に駅前交通広場を設け、広場の西側の「1街区」に地上35階の超高層タワーマンションや商業・業務施設、自走式駐車場を計画しています。1街区の北側の「2街区」にも商業・業務施設を配置します。

 「摂津市」は2020年8月19日に、「千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業」の事業協力者として、「大和ハウス工業、JR西日本不動産開発、住友不動産、関電不動産開発、大林組 共同企業体」を決定しました。

● 事業計画を決定!
 2021年6月30日に、事業計画において定める設計の概要について大阪府知事の認可を受け、都市再開発法第51条第1項の規定に基づき、事業計画を決定しました。図書は摂津市都市計画課にて縦覧しています。

 引用資料 摂津市・公式HP(更新日2021/06/30)
 千里丘駅西地区市街地再開発事業

千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-北部大阪都市計画事業千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-大阪府摂津市千里丘一丁目の一部
◆ 交通-JR京都線(東海道本線)「千里丘」駅すぐ
◆ 階数-(1街区)地上35階、塔屋1階、地下1階、(2街区)地上6階(6階は塔屋階)、地下0階
◆ 高さ-(1街区)最高部127.300m、軒高121.000m、(2街区)最高部30.650m、軒高24,000m
◆ 施行面積-約15,000㎡
◆ 敷地面積-(1街区)約6,220㎡、(2街区)約1,050㎡
◆ 建築面積-(1街区)約4,890㎡、(2街区)約580㎡
◆ 延床面積-(1街区)約46,860㎡、(2街区)約2,970㎡
◆ 容積対象面積-(1街区)約30,960㎡、(2街区)約2,880㎡
◆ 構造-(1街区)鉄筋コンクリート造、(2街区)鉄骨造
◆ 用途-(1街区)共同住宅、商業業務、駐車場、(2街区)商業業務
◆ 総戸数-345戸
◆ 事業協力者-(代表構成員)大和ハウス工業、(構成員)JR西日本不動産開発、住友不動産、関電不動産開発、大林組
◆ 事業施行期間-2021年06月30日~2027年03月31日予定


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1街区の断面図
 1街区の「断面図」です。地上35階、塔屋1階、地下1階、高さは、最高部127.300m、軒高121.000mです。

● DFS(デュアル・フレーム・システム)
 事業協力者に「大林組」が入っています。断面図を見ると、地震対策として大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用すると思われます。

 中央の心棒となる「フリーウォール」は、五重塔でも使われていた制震技術「心柱」のような役目を果たします。「フリーウォール」の内部の空洞は「立体駐車場」として使用されます。


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2街区の断面図
 2街区の「断面図」です。地上5階、塔屋1階、地下0階、高さは、最高部30.650m、軒高24,000mです。


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「平面図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。



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