愛媛県庁第二別館建て替え 大規模な地震や豪雨災害への対応 「新第二別館の基本設計書(概要版)を発表 2025年度完成予定!
-新第二別館の基本設計書(概要版)-
「愛媛県」では、大規模な地震や豪雨災害への対応に支障をきたすことのないよう、県有施設の耐震化を順次進めており、2020年度から、本庁舎で最も耐震性が低いと診断された「第二別館」の現地建替えに向けた設計業務を進めています。
「愛媛県」は、基本的な整備方針となる基本設計書の概要を発表しました。建て替えが予定されている「愛媛県庁第二別館」について地上11階、延床面積約14,500㎡の庁舎を計画していることを明らかにしました。
引用資料 愛媛県・公式HP(2021/06/24)
新第二別館の基本設計書(概要版)がまとまりました
新庁舎は現在の位置に建て替えられます。建物の3階に防災のオペレーションルームを新設し、現在防災関係のフロアがある第一別館の3階と通路で結び、災害対策の拠点にする計画です。
県庁第二別館の概要
◆ 所在地-愛媛県松山市一番町四丁目4番地2
◆ 階数-地上11階、地下1階
◆ 高さ-最高部約51.5m
◆ 敷地面積-25,305.67㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約14,500㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 地震対策-地下1階柱頭免震
◆ 用途-県庁舎
◆ 建築主-愛媛県
◆ 着工-2023年10月頃予定
◆ 竣工-2025年11月頃予定(工期約26ヶ月)
CLT耐震壁
「CLT(Cross Laminated Timber:直交集成板)」と呼ばれる構造用の木材を耐震壁として各階の南北面を中心に使用するほか、内装に木を採用し、温かみのある庁舎とします。
「断面図」です。「免震装置」を地下1階の柱頭部分に計画し、1階以上の建物を免震建物として計画します。
「基準階平面図、2階平面図、1階平面図」です。
「配置図」です。「松山城」に隣接する立地や既存県庁施設との調和や景観に配慮した庁舎にします。
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