新神戸駅を再整備 「新神戸駅前広場再整備の進め方(案)」を公表 バス・タクシー乗り場の集約、シンボル空間を整備!
-新神戸駅前広場再整備の進め方(案)-
「神戸市」は7月6日までに、JR新神戸駅の駅前広場を再整備する基本方針案をまとめました。利便性を高めるため、新幹線改札口がある同駅の2階部分にバスやタクシーの乗り場を集約し、案内サインを示して周辺観光地に行きやすくします。また駅南側には山を望めるデッキを新設し、神戸らしさが感じられる空間を演出します。
引用資料 神戸市・公式HP(PDF:2021/07/06)
新神戸駅前広場再整備の進め方(案)
「JR新神戸駅」は、神戸市内で唯一の新幹線駅であり、1972年に山陽新幹線の新大阪駅-岡山駅間の開通と同時に開業しました。JR新神戸駅は、広域的な交通における神戸の玄関口であるとともに、地下鉄(西神山手線・北神線)やバス・タクシー等の公共交通の重要な結節点となっています。
また、六甲山の山裾に位置し、布引の滝や布引ハーブ園等の豊かな自然環境へのアクセスの起点であるとともに、市内有数の観光地である北野エリアと隣接するという特徴も有しています。
現在の駅前広場に関しては、これまでに「バスの乗り場が点在しており、乗換えが分かりづらい」「北野や布引の滝等の周辺エリアへのアクセスが分かりづらい」「神戸を感じられる雰囲気づくりができていない」等の問題があります。
新神戸駅の駅前広場については、利便性・魅力向上を図り、人と公共交通優先の空間とするため、再整備を行います。再整備にあたり、駅前広場に関する再整備の基本方針(案)や計画の具体化の方策等について、「新神戸駅前広場再整備の進め方(案)」として取りまとめました。
「整備の対象範囲(概ね赤枠内)」です。
「交通機能の再編(1階)」です。
「交通機能の再編(2階)」です。
「シンボル空間の配置と考慮すべき歩行者動線イメージ」です。
今から約13年前の2008年5月6日のJR新神戸駅周辺の空撮写真です。当時は「ジークレフ新神戸タワー」が建設中でした。それ以外は、JR新神戸駅周辺はこの13年ほとんど変化がありません。
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