「北九州空港」の滑走路長を2,500mから3,000mに延長 施設計画段階のパブリック・インボルブメントの実施計画書をとりまとめ!
-北九州空港滑走路延長計画-
「国(大阪航空局、九州地方整備局)」は、「北九州空港」における大型貨物機の長距離運航を可能とするため、現行の滑走路長2,500mを3,000mに延長整備する計画を検討しています。
この計画の透明性を確保しつつ幅広い合意形成を図るため、関係者の連絡調整を図り、円滑かつ効率的な推進に資するため、関係地方公共団体(福岡県、北九州市、苅田町)と、国(大阪航空局、九州地方整備局)は、北九州空港施設計画検討協議会を設置しました。
北九州空港施設計画検討協議会は、北九州空港の滑走路延長にともなう施設計画段階のパブリック・インボルブメント(略名:PI)の実施計画書をとりまとめ、2021年7月15日(木)~8月16日(月)にかけて、パブリック・インボルブメントを実施しています。
引用資料 国土交通省
北九州空港滑走路延長計画
引用資料 国土交通省(PDF:2021/07/15)
北九州空港滑走路延長計画について(PIレポート )
● 滑走路延長の必要性
「北九州空港」は深夜・早朝時間帯も利用できる海上空港であることから、これまでも貨物専用機に利用されてきましたが、滑走路長が2,500mであるため、利用する際に制約が生じています。 航空会社は、この制約のために北九州空港では離着陸できないと判断し、別の空港を利用することがあります。
代表的な貨物専用機「B747-8F型機」は、北米・欧州まで商用運航として成立する貨物量を搭載すると、滑走路長が2,500mでは重量オーバーとなり離陸することができません。
滑走路延長に伴う施設配置計画
滑走路延長計画では、滑走路・誘導路などの基本施設、航空灯火、ILS施設などを整備します。
滑走路を南側へ延長する理由
滑走路を北側へ延長する場合には、滑走路延長用地の確保に新たな埋め立てや人工地盤の整備が必要になります。また、海上部に設置してある既存の標準式進入灯火も移設になります。そのため、潮流の変化による水質や海生動物の生息環境への影響などが生じる可能性があります。
一方、滑走路を南側へ延長した場合は空港島の未利用地を活用し、空港用地造成に着手することができます。環境への影響については、新たに海を埋め立てる必要がなく、水質や動物の生育環境への影響も少ないため、北側へ延長した場合より優位となります。
空港周辺の航空機騒音の変化
滑走路延長後の航空機騒音について、「航空機騒音に係る環境基準(環境省告示)」の住宅地域における基準値(Lden57デシベル)は、概略の検討により、海上に収まることを確認しています。
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