岡山県総社市 「総社市庁舎建設基本設計(案)」を公表 吉備国の古代から連綿と続く歴史を踏まえて「現代の和」を創造!
-総社市庁舎建設基本設計(案)-
「総社市(そうじゃし)」は、かつての「吉備国」の中心地域で、岡山県の中南部にある市です。「岡山市」の西側、「倉敷市」の北側に位置し、岡山市のベッドタウンとして発展しています。人口は68,593人(2021年6月1日の推計人口)です。
総社市は、「庁舎建設基本設計(案)」を公表しました。庁舎棟には「基礎免震構造」を採用し、「庁舎棟、議会棟、倉庫棟、バス車庫。歩廊、来庁者駐輪場」で構成されます。総延床面積16,342.83㎡で、基本設計は「大建設計・倉森建築設計事務所設計共同企業体」が担当しました。2021年度中に実施設計をまとめます。
建設通信新聞(2021/06/30)
総延べ1万6342平米/展望ロビー設置、新庁舎基本設計案/総社市
引用資料 総社市・公式ホームページ
総社市庁舎建設基本設計(案)パブリックコメント募集
新庁舎は、吉備国の古代から連綿と続く総社市の長い歴史を踏まえ、備中国分寺や総社宮、宝福寺など伝統的な日本建築に見られる「和」の要素を抽出し、現在の技術・工法・素材に置き換える中で「現代の和」を創造します。
すべての総社市民にとって、機能的で分かりやすく、また明るく快適な、福祉先駆都市にふさわしい市庁舎、さまざまな災害に対しての安心感を与える市庁舎とします。
総社市新庁舎の概要
◆ 所在地-岡山県総社市中央一丁目1番1号
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-35.38m
◆ 敷地面積-13,886.55㎡(施設全体)
◆ 建築面積-4,502.44㎡(施設全体)
◆ 延床面積-16,342.83㎡(施設全体)
◆ 容積対象面積-16,183.30㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-基礎免震構造
◆ 用途-庁舎
◆ 建築主-総社市
◆ 設計者-(基本設計)大建設計・倉森建築設計事務所設計共同企業体
◆ 着工-2022年度予定
◆ 竣工-2024年度予定(新庁舎竣工)、2027年度予定(全体竣工)
「南東側鳥瞰イメージ」です。
「北側外観イメージ」です。
「北東側外観イメージ」です。一番高い部分に「展望ロビー」が設置されます。
「東西断面図」です。
● 基礎免震構造
「庁舎棟」は1階に市民対応用途が集中しているため、1階の床下に「免震装置(積層ゴム支承)」を設置し、地震時の変形を免震層に集中させ、地震エネルギーを吸収する「基礎免震」とします。
「平面イメージ」です。
「用途地域図」です。
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