日本で最初の国立の会議施設「国立京都国際会館」 「国立京都国際会館展示施設増築設計業務」の公募型プロポーザルを公告!
-国立京都国際会館-
「国立京都国際会館」は、日本で最初の国立の会議施設として1966年5月21日に開館しました。京都府京都市左京区岩倉に所在し、宝が池公園に隣接しています。1997年12月に「京都議定書(気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書)」が採択された会場として有名です。
1970年代~1980年代は、まだまだ関西財界もかなり存在感があり、関西には他に大きな国際会議場が無かったため、国立京都国際会館で開かれる「関西財界セミナー」は、毎年盛大に開かれて、関西では大きなニュースになっていました。
今では、全国に大規模な国際会議場が建設されてすっかり存在感が薄くなってしまいましたが、それでも「国立京都国際会館」は、少しずつ増築が行われて規模を拡大しています。
● 国立京都国際会館 展示施設(Ⅱ期)
近年の国際会議では、会議と一体で展示会の他、各種レセプションや商談会等が実施されるなど大型化、多機能化が進んでおり、展示施設(Ⅰ期)完成後においてもスペース不足を補うため仮設テント等で代替するなど、依然として十分な機能を果たせない状況にあります。
国土交通省畿地方整備局は、2021年7月9日に、WTO(世界貿易機関)対象の「国立京都国際会館展示施設増築設計業務」の公募型プロポーザルを公告しました。
引用資料 国土交通省(PDF:2020/09)
国立京都国際会館 展示施設(Ⅱ期)新規事業採択時評価資料
国立京都国際会館 展示施設(Ⅱ期)の概要
◆ 所在地-京都府京都市左京区岩倉大鷺町422番地
◆ 階数-地上2階、地下0階
◆ 敷地面積-約156,000㎡
◆ 延床面積-約4,900㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-展示ホール(約2,000㎡)
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2025年度予定
◆ 工事費-約52億円(計画建物約48億円、関連改修約4億円)
「配置図」です。
「施設全景」です。
「位置図」です。
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