「福岡空港」の近く 国道3号博多バイパス(下臼井~空港口)の立体交差化 「部分立体化案」と「全線立体化案」の2案を提示!
-国道3号博多バイパス-
「国土交通省 九州地方整備局 福岡国道事務所」は7月2日に、国道3号博多バイパス(下臼井~空港口)の道路整備の計画検討を進めるにあたっての意見聴取を開始することを発表しました。
引用資料 国土交通省(PDF:2021/07/02)
国道3号博多バイパス(下臼井~空港口)の道路計画を進めるにあたり地域の皆様のご意見をお聞かせください
対象としているのは、博多バイパスの下臼井~空港口の延長約1.6kmの6車線区間です。周辺に博多港や福岡空港などの交通拠点のほか、救急医療を担う3次医療施設も立地しています。一方で、同区間では複数の交差点で渋滞が発生するほか、福岡県内の平均の約2倍という死傷事故率となっています。
加えて、空港口交差点付近は、「福岡高速3号線(空港線)」の延伸も予定されています。これらの課題を解決する対策として、都市高速の延伸を考慮に入れ、同区間を立体交差化することを基本として2案を提示しています。
「国道3号博多バイパス(下臼井~空港口)対象区間位置図」です。
「拡大図」です。
【案①】部分立体化案
【案①】は、平面部との接続区間を設けることで、博多駅や福岡空港などへのアクセスを重視した「部分立体化案」で、この場合、部分的に空港口立体化区間の開通が可能なほか、工期も【案②】よりも短くなります。事業費は300~360億円です。
【案②】全線立体化案
【案②】は、全線を立体化するもので、沿道施設への影響を小さくすることができます。ただし、全線で立体化構造とする整備のため、全線開通までの工事期間が【案①】よりも長くなります。事業費は370~450億円です。
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