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2021年7月 2日 (金)

天神ビッグバン 福岡市役所の「北別館跡地活用事業」 「福岡地所株式会社を代表とするグループ」に優先交渉権者を決定! 

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-北別館跡地活用事業-

 福岡市役所の「北別館」については、築44年が経過し、福岡市関連事務所の再編により北別館の入居事務所はすべて移転することとなり、維持管理コストの縮減を図るため、北別館は廃止することとなりました。閉鎖は2022年4月頃を予定しています。

 用途廃止後の北別館跡地については、当面の間、公共利用の予定がなく、都心部の一等地に位置し高い資産価値を有することから、新たな事務所機能の整備等に係る財源の確保を図るため、福岡市が土地を定期借地として民間事業者に60年間貸し付ける形で、事業者の公募を行っていました。

● 北別館跡地活用事業優先交渉権者を決定!
 2021年1月29 日より実施していた福岡市役所の「北別館跡地活用事業」の事業者公募について、2グループから提案があり、「北別館跡地活用事業提案評価委員会」において内容評価を行いました。

 評価委員会の内容評価の結果をもとに、福岡市において価格評価の点数を合計した総合評価点を算出したうえで、優先交渉権者及び次順位交渉権者を決定しました。 優先交渉権者は「福岡地所株式会社を代表とするグループ」、 次順位交渉権者は「三菱地所株式会社を代表とするグループ」となりました。

 引用資料 福岡市・公式HP(PDF:2021/07/01)
 北別館跡地活用事業 優先交渉権者を決定しました

 福岡地所株式会社を代表とするグループは、「(代表企業)福岡地所、(構成企業)九州電力、九電工、前田建設工業、俊設計、旭工務店、サン・ライフ」で構成されています。

北別館跡地活用事業の概要
◆ 所在地-福岡県福岡市中央区天神一丁目76番1(地番)
◆ 階数-地上19階、地下2階
◆ 高さ- 88.45m(天神ビッグバンにより航空法上の高さ規制約86m~90mに緩和)
◆ 敷地面積-1,499.59㎡
◆ 延床面積-約23,268㎡
◆ 容積対象面積-容積率1,399%
◆ 地震対策-制震構造
◆ 優先交渉権者-(代表企業)福岡地所、(構成企業)九州電力、九電工、前田建設工業、俊設計、旭工務店、サン・ライフ
◆ 開業-2025年11頃予定(60年間の定期借地)


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外壁は、ほぼ全面ガラスの「カーテンウォール」となっています。概要は、地上19階、地下2階、高さ88.45m、延床面積約23,268㎡です。


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「イメージパース」です。


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「イメージパース」です。


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フロア構成です。


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「広域図」です。「福岡市役所本庁舎」の北側の「北別館」の再開発となります。すぐ北側では、同じ「福岡地所」が2021年9月末竣工予定の大規模オフィスビル「天神ビジネスセンター」を建設中です。


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天神ビッグバン

 「天神ビッグバン」により、「渡辺通」の東側は、高さ約76m~約100mまで緩和されました。「渡辺通」の西側は、高さ約115m(NTTコム福岡天神ビル避雷針と同等)まで緩和されました。規制緩和前の高さ制限は東西共に約76mでした。



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