沖縄県与那原町の「マリンタウン地区」 沖縄県が大型MICE施設を整備 & 公有地3街区のPPPによる開発!
-マリンタウン地区-
沖縄県与那原町の「マリンタウン地区」は、埋⽴により整備された地区であり、当初は、住宅地、商業地、マリーナ等の⼟地利⽤が計画されていました。しかし、2015年に、東海岸地域の振興と県⼟の均衡ある発展という観点から、住宅分譲地区に沖縄県による⼤型MICE施設や宿泊施設の誘致が決まりました。
それに伴い、「那覇空港」と「マリンタウン地区」を直結する与那原バイパスの開通等により都市部とのアクセス向上、良好な景観等の地域条件が重なり、今後、インバウンド増加、産業雇⽤創出が期待できるエリアとなってきました。
「沖縄県」では、大型MICE(マイス)施設の整備計画に併せて、建設予定地であるマリンタウン地区のまちづくりの基本方針となる将来像やコンセプト、宿泊・商業施設の配置に関する土地利用のゾーニングを示した「マリンタウンMICEエリアまちづくりビジョン」を策定・公表しています。
● マリンタウン地区の公有地3街区のPPPによる開発
沖縄県与那原町はマリンタウン地区の公有地3街区のPPPによる開発に向け、2021年度に導入機能を中心とした基本構想を検討します。並行して用途地域の変更に関する地元の合意形成にも着手する予定です。基本構想などに基づき2022年度以降に基本計画や民間事業者の公募に向けた実施方針の策定などを進める見通しです。
引用資料 国土交通省(PDF:2021/03)
「マリンタウン地区 PPP/PFI 導⼊可能性調査委託業務」報告書
「3街区の位置」です。
「3街区の概況」です。
● 大型MICE施設は基本計画の策定見送り
「マリンタウン地区」で、沖縄県が進めている大型MICE施設の計画について、沖縄県は新型コロナウイルスの影響で、基本計画の策定を見送っています。当初は2020年度中に基本計画を公表し、2021年度に実施方針を策定し、開発事業者の公募に向けた手続きを進める予定でした。
与那原町
「与那原町(よなばるちょう)」は、沖縄本島南部地域の東海岸に位置し、県都那覇市から東へ約9kmの地点にあり、南に「南城市」、⻄に「南⾵原町」、北に「⻄原町」の1市2町に隣接しており、町全体が那覇広域都市計画区域に指定されています。
⾯積は、5.18km2と本島内でも最も⼩さな⾯積で、東⻄⽅向に約4.3km、南北⽅向に約2.1kmの⻑⽅形をしています。2021年7月1日時点の推計人口は19,657人です。
| 固定リンク
« 「空調のベンツ」の異名を持つ「ダイキン工業」 本社を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に移転 売上高3兆円が射程圏に! | トップページ | 名古屋鉄道豊川線八幡駅前 スズキ豊川工場の跡地に「(仮称)イオンモール豊川」を出店 2023年春オープン予定! »
「88 沖縄県」カテゴリの記事
- 沖縄県宮古島のトゥリバー地区 客室数329室の「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」 2023年6月18日にソフトオープン、8月26日にグランドオープン!(2023.03.02)
- 那覇市 琉球銀行の本店ビル建て替え 琉球銀行の新本店ビル 7階~13階にはホテルが入居 2022年5月23日に地鎮祭を挙行!(2022.05.29)
- 沖縄県北部の古宇利島 全室オーシャンビュー&テラス付き 分譲型ラグジュアリーホテル「MOKULEA(モクレア)」が2025年開業!(2021.12.29)
- 沖縄県糸満市 沖縄最大級のリゾートMICEを叶えるラグジュアリーリゾート「琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ」 2022年7月下旬に開業!(2021.12.06)
- 那覇市の拠点病院 「那覇市立病院」の建て替え 「新那覇市立病院(仮称)病院棟建設工事」の一般競争入札を公告!(2021.11.24)