京橋駅周辺地区の拠点機能強化 南北の幹線道路「玉造筋」の延伸構想 難題山積だが、何が何でも実現するべき!
-玉造筋の延伸構想-
「玉造筋」の延伸事業は、京橋駅周辺地区の西側を南北に貫く幹線道路です。「玉造筋」は、現在は「大阪ビジネスパーク(OBP)」の東端を「寝屋川」まで到達しています。更に北進して、「国道1号」まで到達する予定となっています。
しかし、「大阪ビジネスパーク(OBP)」が街開きしてから35年以上になりますが、全く動きがありません。「JR学研都市線(片町線)」が地下化しないとそれ以上北には延伸出来ないためです。
京橋は鉄道交通の要衝です。しかし、大規模ターミナルの最低条件である広い道路、広い駅前広場の整備が成されていません。そのため「大阪ビジネスパーク(OBP)」に隣接しているにも関わらず拠点機能が貧弱です。
「京橋駅周辺地区のまちづくり」を進めるには、JR京橋駅の両側を南北に貫く幹線道路となる「玉造筋」の延伸と「豊里矢田線(鴫野・蒲生)整備事業」の整備により、「国道1号」まで到達される事が絶対に必要です。
「豊里矢田線(鴫野・蒲生)整備事業」を含む京橋駅周辺地区の道路整備です。JR大阪環状線の西側が「玉造筋」の延伸、JR大阪環状線の東側が「豊里矢田線(鴫野・蒲生)整備事業」です(引用:大阪市)。
玉造筋の北端
「玉造筋」の北端は、「寝屋川」で35年以上止まっています。
寝屋川
「玉造筋」の北端から北側に延伸するには、「寝屋川」に橋を架ける必要があります。
このあたりを「玉造筋」が通過する事になります。寝屋川沿いの下の道路を「オーバーパス」する構造になると思われます。
JR学研都市線
「寝屋川」より北に進めないのは、「JR学研都市線(片町線)」が地上部分を東西に走ってるためです。「玉造筋」の延伸は、「JR学研都市線(片町線)」の京橋駅付近の地下化が必須条件です。
JR線の北側は、JR西日本の「京橋変電所」となっています。この部分を「玉造筋」が延伸する予定です。
更に北側には、「京橋自転車駐車場」があります。「玉造筋」の工事が進まないので、暫定施設として設置されています。
更に北側に進んで南側に振り返った様子です。「京阪本線」の高架橋があります。高架橋の下は京阪京橋駅とJR京橋駅を結ぶ広場となっています。この部分は本来は「玉造筋」の用地です。
京阪京橋駅です。「玉造筋」の延伸が行われるとこの部分が道路になるので、地上での京阪京橋駅-JR京橋駅間の移動が出来なくなります。地下道などの新たな歩行者の移動手段が必要になります。
「国道1号」側から「京阪本線」の高架橋を見た様子です。「国道1号〜京阪本線」の間は、買収も終わって暫定的に歩道として使用されています。
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