「山口市」の新たな本庁舎 山口市新本庁舎等基本設計の最終案をとりまとめ 白い鐘塔に佇む、ひと・まち・未来にやさしい市民の丘!
-山口市新庁舎-
「山口市」は2021年11月18日に、現在地で建て替えを計画している市役所の新庁舎について、基本設計を発表しました。災害拠点としての役割や環境への配慮を強化するほか、市街地への回遊性向上を考慮し、イベントなどができる広場も整備します。総事業費は一部部局の移設による増床などで、2019年の基本計画時から約41億円増えて188億9,150万円となりました。
引用資料 山口市・公式HP(2021/11/18)
山口市新本庁舎等基本設計の最終案をとりまとめました
新庁舎の敷地は、現在の庁舎や立体駐車場がある山口市亀山町2番1号(亀山公園南側)の21,496.75㎡です。「本庁舎、市民交流棟、立体駐車場」の3棟を建設します。
「本庁舎」は、鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)、免震構造、地上6階、地下1階、高さ34.75m、延床面積24,276.98㎡です。現在、別の建物に入っている「教育委員会、選挙管理委員会、環境部の一部、健康増進課」などを集約します。
「市民交流棟」は、鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)、耐震構造、地上2階、地下1階、高さ15.80m、延床面積2,968.90㎡です。「立体駐車場」は、鉄骨造、耐震構造、地上4階、地下0階、高さ14.89m、延床面積9,038.73㎡です。
基本設計は2020年9月に完了する予定でしたが、新型コロナウイルスの拡大で設計業者との協議が滞ったことなどから、約1年2ヶ月の遅れとなりました。2021度中に現在の立体駐車場の解体を始め、2024年度中に本庁舎を完成させる計画です。周辺工事まで含めた事業の完了は2026年度末を見込んでいます。
● 山口サビエル記念聖堂の白い鐘塔の垂直性と呼応
「白い鐘塔に佇む、ひと・まち・未来にやさしい市民の丘」を基本理念に掲げ、亀山の麓に建つ新しい市役所をあらゆる人々の生活のよりどころとなる「市民の丘」として、「ふれあいの丘」「私たちの丘」「未来への丘」「安心の丘」の4テーマを軸に設計しています。「山口サビエル記念聖堂」の2本の白い鐘塔の垂直性と呼応し、亀山の豊かな緑と一体となった景観とします。
「東立面パース」です。
「南東鳥瞰パース」です。中央奥に見える2つの塔が、キリスト教カトリック広島教区の聖堂「山口サビエル記念聖堂」の鐘塔です。正式名称は「ザビエル」ではなく濁点の無い「サビエル」です。
「東鳥瞰パース 」です。
「市民交流棟内観パース」です。
「施設構成計画」です。
「配置計画」です。
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