JR向日町駅東口 地上36階、延床面積約46,300㎡、総戸数約330戸の「JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業」 事業計画書をまとめ!
-JR向日町駅-
「日本電産」は、本社に隣接するJR向日町駅東側の農地約60,000㎡を取得し、第二本社やグループ企業の新拠点計4棟を2030年までに建設する構想を正式発表しています。
最終的には、現本社を含めて一帯で最大5,000人が働く見込みです。最寄りの駅は「JR向日町駅」ですが、日本電産側の駅の東側に改札口がありません。そこで、駅の東側に「東口」を整備する計画が進んでいます。
駅前広場、自由通路などの駅周辺施設の整備や市街地再開発事業を行い、東口の開設を図るとともに、駅周辺のにぎわいの創出を目指しています。また、駅への利便性・安全性の向上を図るため、京都市と連携し、都市計画道路の新設や、市道の拡幅整備を進めています。
引用資料 向日市・公式ホームページ
JR向日町駅周辺のまちづくり
● 地上36階、高さ約100mの超高層ビル建設!
「JR向日町駅周辺地区市街地再開発準備組合」は、「JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発」の事業計画書をまとめました。再開発ビルとして分譲住宅棟と店舗、業務の機能を複合化した駅前ビル棟を建設するほか東口駅前広場などを整備する計画で、再開発ビルの規模は延床面積約46,300㎡、駅前広場は約2,400㎡を見込みます。
建設通信新聞(2021/12/07)
JR向日町駅周辺再開発/総延4.6万㎡ビル計画/準備組合
再開発準備組合は、2022年中にも本組合を設立し、2025年度の着工、2028年度の完成を目指していいます。事業協力者は「JR西日本不動産開発」が務めています。
再開発ビルは地上36階で、「住宅棟」が鉄筋コンクリート造、「駅ビル棟」が鉄骨造となります。駅ビル棟の1階~3階までに「店舗」、4階・5階に「業務施設」、1階に「住宅用駐車場」、2階に「住宅用駐輪場」を配置します。住宅棟の総戸数は約330戸です。事業費は、186億9000万円を見込んでいます。
JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-京都府向日市寺戸町久々相
◆ 交通-JR京都線「向日」駅直結
◆ 階数-地上36階、地下0階
◆ 高さ-約100m
◆ 敷地面積-約5,060㎡
◆ 延床面積-約46,300㎡
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、(駅ビル棟)鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、業務施設、店舗、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-約330戸
◆ 建築主-JR向日町駅周辺地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-JR西日本不動産開発
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 事業費-186億9000万円
「JR向日町駅」です。
「JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。奥に「日本電産本社・中央開発技術研究所」が一部見えます。
「JR向日町駅東側地域航空写真」です(引用: 国土交通省)。
「JR向日町駅東口関連事業用地」です(引用: 国土交通省)。
日本電産(Nidec)の新拠点
「日本電産」は、本社に隣接するJR向日町駅東側の農地約60,000㎡を取得し、第二本社やグループ企業の新拠点計4棟を2030年までに建設する構想を正式発表しています。
引用資料 日本電産(PDF:2019/01/08)
日本電産グループ新拠点の建設構想について
現本社を含めて一帯で最大5,000人が働く見込みで、総投資額は約2,000億円、関西でも屈指の規模となる企業拠点が整備されます。新設される予定のJR向日町駅の東口は、「日本電産」の新拠点の玄関口になります。
新拠点概要
◆ 所在地-京都府向日市森本町
◆ 敷地面積-約60,000㎡
◆ 延床面積-約154,700㎡
◆ 建物構成-事務所棟×1棟(第二本社:地上15階、延床面積約33,600㎡)、生産研究棟×3棟(A棟:地上6階、延床面積約24,200㎡、B棟:地上8階、延床面積約50,100㎡、C棟:地上9階、延床面積約46,800㎡)
◆ 投資予定額-土地・建物、設備等 総額約2,000億円
竣工時期(予定)
◆ 第一期-2022年03月予定(A棟、C棟一部)
◆ 第二期-2025年~2026年予定(B棟、C棟残り)
◆ 第三期-2030年予定(第二本社)
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