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2021年12月20日 (月)

JR三田駅とデッキを通じて直接行き来できる構造 地上20階、 延床面積約71,000㎡の「三田駅前Cブロック地区第一種市街地再開発事業」 

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-三田駅南側の市街地再開発事業-
 
兵庫県の「三田駅南側の市街地再開発事業」は、1982年に三田市が約5haをA~Dの4区画に分ける構想を打ち出しました。Aブロックは商業施設「キッピーモール」や駐車場、Bブロックは住居や高齢者施設など、Dブロックはホテルとし、2017年までに整備を終えました。

 「Cブロック」のみが最後まで残されていました。「三田駅前Cブロック地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、JR・神戸電鉄三田駅の南に位置していますが、脆弱な都市基盤に老朽化した低層建築物が密集し、かつ空閑地が混在していることから、再開発事業により合理的かつ安全な土地利用を図り、商業、業務、住宅等の複合的な都市機能の立地を誘導することを目的とします。

● 三田駅前Cブロック地区第一種市街地再開発事業
 「三田駅前Cブロック地区第一種市街地再開発事業」の再開発準備組合は2021年9月下旬に三田市を経由して兵庫県知事に再開発組合設立を申請し、11月15日に認可を受けました。事業主体となる組合の設立総会が12月18日に開かれました。

 引用資料 三田市・公式HP
 三田駅前Cブロック地区第一種市街地再開発事業

 「三田駅前Cブロック地区第一種市街地再開発事業」は、「コ」の字型に建つマンションは地上20階、総戸数540戸です。北側に併設する商業施設は地上3階、JR三田駅からデッキを通じて直接行き来できる構造になる予定です。

 建設の事業協力者は「熊谷組」です。総事業費は約250億円を見込みます、うち約90億円を三田市や兵庫県、国が助成します。2023年度の着工、2026年度の工事完了を目指します。

三田駅前Cブロック地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-兵庫県三田市駅前町内
◆ 交通-JR福知山線「三田」駅、神鉄三田線「三田」駅
◆ 階数-(Ⅰ敷地)地上20階、地下0階、(Ⅱ敷地)地上3階、地下0階
◆ 高さ-60.0m(住宅棟)
◆ 敷地面積-(Ⅰ敷地)約11,950㎡、(Ⅱ敷地)約1,390㎡
◆ 建築面積-(Ⅰ敷地)約8,830㎡、(Ⅱ敷地)約1,040㎡
◆ 延床面積-(Ⅰ敷地)約68,580㎡、(Ⅱ敷地)約2,800㎡
◆ 容積対象面積-(Ⅰ敷地)約50,150㎡、(Ⅱ敷地)約2,800㎡
◆ 構造-(Ⅰ敷地)鉄筋コンクリート造、鉄骨造、(Ⅱ敷地)鉄骨造
◆ 用途-(Ⅰ敷地)共同住宅、店舗・業務、駐車場、(Ⅱ敷地)駐車場
◆ 総戸数-540戸(施設全体)
◆ 建築主-三田駅前Cブロック地区市街地再開発組合(事業協力者 阪急阪神不動産、旭化成不動産レジデンス)
◆ 建設系事業協力者-熊谷組
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 総事業費-250億円


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変更前のイメージです。一番上の最新イメージはかなりデザインが変更になっています。


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地区の概況

 「三田駅前地区」は、三田市の玄関口であるJR・神鉄三田駅の南側に位置し、中心商業地として発展してきたことから都市拠点区域に位置づけられています。

 三田市では三田駅前再開発整備構想を定め、三田駅前地区の約5haを「A、B、C、D」の4ブロックに区分し、順次、市街地再開発事業を実施し、すでに「A、B、D」の3ブロックが事業完了しています。


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「位置図」です。



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