浜松市 世界最大の楽器メーカー「ヤマハ」が本社新オフィス棟を建設 多様な人材の融合を促進する新たな拠点 2024年2月末に竣工予定!
-ヤマハ(YAMAHA)-
静岡県浜松市に本社を置く世界最大の楽器メーカー「ヤマハ」は、営業部門・スタッフ部門の新たな拠点として、本社構内にオフィス棟を建設することを決定しました。
2024年春に竣工を予定する新オフィス棟は、営業部門とスタッフ部門を集結し、本社機能の中枢を担う建物として、地上12階、延面積約22,000㎡の規模で計画しています。
引用資料 ヤマハ(PDF:2021/12/15)
ヤマハ(株)本社 新オフィス棟建設について - 多様な人材の融合を促進する新たな拠点として 2024 年 2 月末に竣工予定 -
「ヤマハ」は、人材を価値創造の源泉かつ持続的成長の原動力と捉えており、従業員一人ひとりがいきいきと働ける環境づくりの推進と、併せて、老朽建物の刷新によるBCM強化を図るため、本社内の建物の再配置計画を2007年から検討を開始し、順次対応を進めてきました。
この方針に基づいて、2018年4月には「イノベーションセンター」開発棟を建設して、ヤマハのコア技術にさらに磨きをかける開発機能を強化しました。
それに続いて今回は、営業部門やスタッフ部門の従業員約1,000人を収容する新オフィス棟を建設して、隣接する「イノベーションセンター」の3つの建物とともに生産・開発・営業・スタッフの各機能を有機的に結合させ、「ヤマハ」が創出する新しい価値を、迅速かつより効果的に顧客に届ける体制を整えます。
新オフィス棟と既存の3つの建物は従業員が活発に往来できるよう通路で接続しており、さまざまな業務で活躍している多様な従業員が融合することで、イノベーションの誘発を促進していきます。
ヤマハ(株)本社新オフィス棟の概要
◆ 所在地-静岡県浜松市中区中沢町10番1号
◆ 交通-遠州鉄道「八幡」駅すぐ
◆ 階数-地上12階、地下0階
◆ 高さ-59.7m
◆ 延床面積-約22,087㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-5階~12階(執務エリア、会議室)、4階(研修センター、外部テラスなど)、3階(カフェ、食堂など)、2階(会議室など)、1階(ロビー、応接室、展示スペースなど)
◆ 着工-2022年10月予定
◆ 竣工-2024年02月末予定
◆ 投資額-総額約100億円
「新オフィス棟のイメージ」です。
「新オフィス棟およびイノベーションセンターの俯瞰イメージ」です。
ヤマハ(紫)とヤマハ発動機(赤)
「ヤマハ発動機」は、「日本楽器製造(現:ヤマハ)」の二輪部門が独立して誕生した企業です。そのため2社のロゴタイプには多くの共通点がありますが、よく見ると違いもあります。
コーポレートカラーは、ヤマハが「バイオレット(薄紫色)」、ヤマハ発動機が「赤色」です。「音叉マーク」の大きさや立体感、YAMAHA」のアルファベットの形状(Mの形状、アルファベットの形が左右対称か左右非対称)が微妙に違います。2社のロゴの違いを見比べると面白いです。
● ヤマハ(旧:日本楽器製造)
「ヤマハ株式会社(Yamaha Corporation)」は、静岡県浜松市中区中沢町10番1号に本社を置く世界最大の総合楽器メーカーです。楽器、音響機器(オーディオ・ビジュアル)、スポーツ用品、自動車部品、ネットワーク機器の製造発売を手がけます。
「ヤマハ株式会社」は、「山葉寅楠」が浜松尋常小学校でオルガンを修理、1887年11月にオルガン製作に成功したのが始まりです。1987年の創業100周年を機に、社名を「日本楽器製造株式会社」から「ヤマハ株式会社」に変更しました。
● ヤマハ発動機
「ヤマハ発動機株式会社(Yamaha Motor Co., Ltd.)」は、静岡県磐田市新貝2500に本社を置くオートバイを中心とした輸送用機器を製造するメーカーです。1955年に「日本楽器製造」の二輪部門が独立して誕生しました。かつての親会社だった「ヤマハ株式会社」の出資比率はどんどん下がって、2021年6月30日現在では9.91%と10%を切っています。
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