大分県別府市 スーパーグローバル大学「立命館アジア太平洋大学(APU)」 2023年に向けた教学棟および国際教育寮APハウスの新設!
-立命館アジア太平洋大学(APU)-
「学校法人立命館」は、「自由・平和・ヒューマニズム」、「国際相互理解」、「アジア太平洋の未来創造」を基本理念として、2000年4月1日、大分県と別府市、さらに国内外の広範な人々の協力を得て、別府市十文字原に「立命館アジア太平洋大学(略称:APU)」を開校しました。
スーパーグローバル大学である「APU」では、全学生に占める国際学生の割合が約50%です。2021年5月1日時点で、世界94ヵ国・地域ら集う約2,700人の国際学生とともに、24時間365日、常に世界を感じながら学べる環境にあります。
「APU」は、APU2030ビジョン「APUで学んだ人たちが世界を変える」の実現のため、2021年~2030年の中長期計画「チャレンジ・デザイン」を策定し、2021年度から取り組みを進めています。
● 教学棟および国際教育寮APハウスの新設
2023年4月の新学部の開設と既存2学部の改革に関連して、より教育効果を高める新たな教学棟と国際教育寮APハウスの建設を計画しています。2021年12月より工事を開始し、2023年2月の竣工を予定しています。
引用資料 立命館アジア太平洋大学(2021/12/16)
立命館アジア太平洋大学 2023年に向けた新たな教学棟と国際教育寮APハウスの建設へ 大分県産の杉を使用し、国内トップクラスの木造建築でカーボンニュートラル社会実現を目指す
引用資料 立命館アジア太平洋大学(2021/12/16)
2023年に向けた教学棟および国際教育寮APハウスの新設
新たな教学棟とAPハウスでは、APUの強みである多様な文化背景を持つ学生、教員間で交わされる活発なグループワークやプレゼンテーションをより行い易い空間をつくり、学びの質向上に努めます。
また学外の企業・団体等の方々との交流が可能なスペースも設け、さらに進化させた「混ぜる教育」を展開していきます。今後、学生が主体となって利用する空間については、学生の意見やアイデアを取り入れながら、よりよい教学棟とAPハウスの完成を目指します。
● 新たな教学棟
新しい教学棟は、現在の図書館横に位置し、鉄骨造と木造を組み合わせた構造となっている地上3階建てとなります。中教室、馬蹄型教室、小教室等から多様な教室と、学生が滞在する様々な用途に使用できるスペース(スチューデント・コモンズ)や、教員の研究室、地域連携スペースなどを設置します。多文化協働や多様な学びのスタイルへの対応を意識した教室をデザインします。
新・教学棟の概要
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 建築面積-2,802.02㎡
◆ 延床面積-6,495.95㎡(うち木造対象面積約1,400㎡)
◆ 構造-鉄骨造+木造
◆ 主要な機能-中教室(150名、グループワーク&スクール型)2室、中教室(200名、グループワーク&スクール型)2室、グループワーク特化型教室(150名)3室、馬蹄型教室(65名)1室、小教室(32名)9室、教員研究室23室、学生滞在スペース(スチューデント・コモンズ)・地域連携スペース1室
「新しい教学棟 内部イメージ」です。大分県産の木材を使用した内装です。 空間活用方法は、今後学生のアイデアを取り入れます。
「新APハウスの外観イメージ」です。中央の交流を生むスペースとセキュリティーで区画されている安全安心な生活空間の共存を実現します。
● 新たな国際教育寮APハウス
新たな国際教育寮APハウスは、現在のテニスコート横に建設予定となっており、鉄筋コンクリート造の地上4階の建物になります。4階がエントランスとなり、キャンパスからブリッジでつながります。基本的なフロア構成は、生活空間で静粛性・プライベートに配慮したセキュリティで区画されている寮室エリアと、交流空間で多様なスペースを配置した中央エリアに分かれます。
寮室はバリアフリールーム7室を含む全261室となります。既存のオンキャンパスのAPハウスと合わせて、合計1,571室の居室数となります。これまでAPハウスは新入生の入寮希望者全員を収容する居室数がありませんでしたが、このAPハウス新棟建設により新入生で入寮を希望する学生はほぼ全員入居できるようになります。
新・国際教育寮(APハウス)の概要
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 建築面積-1,918.23㎡
◆ 延床面積-6,156.78㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 寮室数-261室(シングルルームのみバリアフリールーム7室)
「新APハウス外観イメージ」です。学生がゆったりくつろぎ、集える庭です。
「新APハウス中央部分イメージ」です。共同生活を通じた学びを促進する場です。
「新APハウス1階ダイニングイメージ」です。大人数で料理が可能な吹き抜けの大規模キッチンで、フロアを越えた交流を促進します。
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