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2021年12月22日 (水)

カジノを含む統合型リゾート(IR) 大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子 開業時期を2029年頃と想定!

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-大阪・夢洲地区特定複合観光施設設置運営事業-

 大阪府と大阪市は2021年9月28日に、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート(IR)」について、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの連合体を正式に事業者に選んだと発表しました。

● IR開業は2029年頃!
 大阪府と大阪市は2021年12月21日に「第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議」を開き、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(案)骨子等について」を提示しました。2020年代後半としていた開業時期を2029年頃と定め、IR建設時の近畿圏での経済波及効果が約1兆5800億円に上ると試算しました。

 引用資料 大阪市・公式HP(2021/12/21)
 第5回 副首都推進本部(大阪府市)会議について

 大阪府と大阪市は今年中に整備計画案をまとめ、2022年1月以降に大阪市民らが参加する公聴会を開催、2022年2月開会の府市両議会で整備計画の議決を得た後、2022年4月までに国に提出する方針です。

 開業時期を2029年秋~冬頃としましたが、液状化や土壌汚染の懸念が指摘されている誘致候補地の「夢洲(ゆめしま)」の整備状況などによって1年~3年程度後ろ倒しとなる可能性があるとしました。「土壌汚染対策、液状化対策、地中障害物撤去」の大阪市概算負担額は、約790億円の見込みです。

 事業期間は35年間(延長30年間)です。MGMとオリックスに加え、関西電力やJR西日本など関西ゆかりの出資企業20社で構成する「大阪IR株式会社(予定)」を設立します。


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「イメージパース:全景」です。


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「IR区域の全体配置(イメージ)」です。


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「イメージパース:夢洲の道路インフラ整備イメージ」です。


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IR事業者/事業実施体制等
 中核株主2社の「合同会社日本MGMリゾーツ」と「オリックス」がそれぞれ約40%出資します。残りの約20%を関西地元企業を中心とする少数株主20社が出資します。


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収支計画・資金計画/事業工程等

 初期投資額は約1兆800億円(税抜き)で、内訳は建設関連投資約7,800億円、その他初期投資額約3,000億円となっています。年間売上は約5,200億円で、内訳はノンゲーミング約1,000億円(約20%)、ゲーミング約4,200億円(約80%)を想定しています。



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