2024年春開業予定の「北陸新幹線(金沢・敦賀間)」 福井県並行在来線準備株式会社鉄道線の鉄道事業再構築実施計画の認定!
-北陸新幹線(金沢・敦賀間)-
北陸新幹線(金沢・敦賀間)は、起点の石川県金沢市から終点の福井県敦賀市までの2県12市2町を経由する延長約125.2km の路線です。2024年春の開業を予定しています。
この路線では、新たに「小松駅、加賀温泉駅、芦原温泉駅、福井駅、越前たけふ駅、敦賀駅」の6駅が計画されています。「越前たけふ駅」以外は在来線の駅に併設となります。
「JR西日本」の北陸本線金沢~敦賀間は、2024年春末に予定されている北陸新幹線敦賀延伸に伴ないJR西日本から経営分離され、大聖寺駅~敦賀駅間は、福井県や沿線7市町(福井市、敦賀市、鯖江市、あわら市、越前市、坂井市、南越前町)などを含む「福井県並行在来線準備株式会社」が承継することに決まっています。
● 福井県並行在来線準備株式会社
「国土交通省」は2022年1月19日に、「福井県並行在来線準備株式会社(準備会社)」に対して鉄道事業再構築実施計画の認定を行なったと発表しました。
引用資料 国土交通省(2022/01/19)
福井県並行在来線準備株式会社鉄道線の鉄道事業再構築実施計画の認定について
今回の認定はJR西日本が第一種鉄道事業者として運行している区間を準備会社が第一種鉄道事業者となり運行する「鉄道事業再構築実施計画」が2021年12月に申請されたことを受けてのもので、準備会社に対して鉄道事業の「みなし許可」が与えられ、開業と同時に旅客営業事業を行なうことができるようになりました。
「駅一覧(赤字は新幹線乗換駅)」です(引用:国土交通省)。
「再構築事業実施スキーム」です(引用:国土交通省)。
敦賀駅
新幹線敦賀駅舎のデザインコンセプトは「空にうかぶ~自然に囲まれ、港を望む駅~」、デザインイメージは「煌めく大海から未来へ飛翔する駅」となっています。中央の屋根は「ユリカモメ」が飛翔する姿をイメージしています(引用:鉄道建設・運輸施設整備支援機構)。
略図・路線図
「北陸新幹線(金沢駅~敦賀駅間)」の路線図です。北側から「小松駅(石川県小松市)、加賀温泉駅(石川県加賀市)、芦原温泉駅(福井県あわら市)、福井駅(福井県福井市)、越前たけふ駅(福井県越前市)、敦賀駅(福井県敦賀市)」の6駅が新たに整備されます(引用:JR西日本)。
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