阪急阪神ホールディングス 「阪急村」を半世紀ぶりに大規模再開発 「大阪新阪急ホテル、阪急三番街、阪急ターミナルビル」の建て替えを検討!
-阪急村-
2018年6月14日に「日本経済新聞」が、「阪急阪神ホールディングス」の「金城湯池」である大阪・梅田にあるオフィスビルや商業施設を2022年以降に順次建て替えると報道しました。それ以降は大きな報道がありませんでしたが、昨日(2022年1月6日)、各マスコミから再び報道しました。
「阪急阪神ホールディングス」が、阪急電鉄・大阪梅田駅周辺の大規模再開発を計画しています。閉館が決まっている「大阪新阪急ホテル」に加え、商業施設「阪急三番街」やオフィスビル「阪急ターミナルビル」の建て替えを検討します。
開業は2030年以降とみられ、半世紀ぶりの大規模再開発となります。将来的に西側のJR大阪駅周辺の施設と空中デッキで結ぶ構想で、ビジネスや観光拠点としての大阪・キタの機能が高まりそうです。
引用資料 読売新聞(2022/01/06)
梅田とJR大阪駅周辺、空中デッキで連結構想も…阪急がキタで半世紀ぶり大規模開発
NHK(2022/01/06)
阪急阪神ホールディングス 大阪梅田駅周辺で大規模再開発へ
JR大阪駅周辺では、「うめきた2期」など大規模な再開発が進む一方、「阪急阪神ホールディングス」が多くの施設を保有する大阪梅田駅周辺には老朽化した建物が多いです。
「阪急阪神ホールディングス」の角和夫会長は読売新聞の取材に対し、「2022年は新阪急ホテルの建て替えに向け始動する」とした上で、「ホテルを建て替えるということは、ホテルに連なるターミナルビルと三番街も(建て替えの)対象になる」と話しました。
再開発については、「阪急阪神ホールディングス」が2022年春に発表する長期的な経営計画に盛り込む見通しです。今後、建て替えの順番や着工時期の本格検討に入り、大学などの誘致も念頭に、新たなビルの利用方法を詰めます。
再開発を検討するエリア
「再開発を検討するエリア」です。「阪急三番街」も再開発の対象になっているのには驚きました。「阪急電鉄の大阪梅田駅の機能は維持し、電車の運行には影響はない」としていますが、大阪梅田駅の直下にある「阪急三番街」の再開発をどのように行うのか皆目見当がつきません(引用:読売新聞)。
大阪新阪急ホテル
阪急村の再開発の第一弾となると思われる「大阪新阪急ホテル」です。「大阪新阪急ホテル」は、2024年度末に閉館する事が決まっています。その時に「阪急村」を半世紀ぶりに大規模再開発する号砲が鳴ります。
北西側から見た様子です。
阪急ターミナルビル
阪急17番街のある「阪急ターミナルビル」は、阪急の「大阪梅田駅」の直上にあるため超難工事となります。
阪急うめだ本店の「屋上広場」から見た様子です。
阪急の「大阪梅田駅」の直上というだけではなく、JR線にも近接しているので、建て替えは非常に難しい工事となります。
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