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2022年2月26日 (土)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 2022年2月25日に全体竣工、2022年3月24日にオフィスゾーンが開業!

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 「阪神電気鉄道」と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」は、2019年6月1日に、大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手しました。

● 2022年2月25日にⅡ期工事部分が竣工!
 「阪神電気鉄道」 と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」では、2014年10月1日の工事着手以来 、「梅田1丁目1番地計画」を進めてきましたが、2022年2月25日(金)にⅡ期工事部分が竣工し、全体竣工を迎えました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2022/02/25)
 梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画) 大阪梅田ツインタワーズ・サウスが2月25日(金)に全体竣工 3月24日(木)にはオフィスゾーンが開業します

 2022年3月24日(木)には高層部分にオフィスゾーンが開業し、西日本最大のターミナルである大阪 ・梅田エリアでも屈指の立地を誇る大型複合ビル「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」が全面開業します。オフィスゾーンの入居テナントには、「ダイキン工業、東洋紡、エイチ・ツー・オー リテイリング」などが決定しています。

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目13番1号
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(大阪神ビルディング側)、直接基礎(新阪急ビル側)
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年02月25日(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月01日
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年06月01日
⑦ Ⅱ期工事竣工-2021年09月07日(竣工)、2021年10月08日(新百貨店部分先行オープン)
⑧ 全体竣工-2022年02月25日
⑨ オフィスゾーン開業-2022年03月24日
⑩ グランドオープン-2022年04月06日(阪神梅田本店のグランドオープン)


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構造・基礎工法

 地震対策として、先進の制震構造を採用(層間変形角1/110)しています。地震時にビルの健全性を測定する「構造ヘルスモニタリングシステム」を導入します。

 基礎工法は「大阪神ビルディング」側が、「場所打ちコンクリート拡底杭」を採用しています。一部は「多段拡径場所打ちコンクリート杭」で、竹中工務店の「TMB杭工法(竹中多段拡径場所打ちコンクリート杭工法)」により構築されています。

 「新阪急ビル」側は、既存建物の基礎を再利用した「直接基礎」です。工事中は地下階が全く見えなかったので、分からなかったのですが、「高圧噴射地盤改良」が行われています。

 引用資料 公式ホームページ
 大阪梅田ツインタワーズ・サウス


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「施設構成」です。


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ワンフロア約3,500㎡の無柱空間
 オフィスフロアは、東西約96m×南北約48mの2:1の比率となっています。東西約96m×南北約48mと関西では前例のない巨大な超高層オフィスフロアになります。

 ビルの中央部部分に、エレベーター、非常階段、トイレなどの「コア」部分を設け、ワンフロア約3,500㎡の無柱空間を確保しています。天井高2.9mの開放感あふれる空間となっています。


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完成イメージです。



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