富山市公設地方卸売市場再整備事業 「大和ハウス工業」が公設卸売市場建て替え支援 スーパーマーケット、ホームセンター、大型家具店などを誘致!
-富山市公設地方卸売市場再整備事業-
「大和ハウス工業」は2022年2月25日に、「富山市公設地方卸売市場再整備事業」の本体工事に着手したと発表しました。「大和ハウス工業」、行政の財政負担軽減や施設規模の最適化のため、老朽化した公設卸売市場の建て替え支援事業を開始します。
卸売市場をコンパクト化、余剰地に商業施設を誘致し、「まちに開かれた生活市場」をコンセプトとした一体開発を行います。商業施設には、スーパーマーケット、ホームセンター、大型家具店などを誘致する計画です。2026年3月に開業予定です。
引用資料 大和ハウス工業(2022/02/25)
老朽化した公設卸売市場の建て替え支援事業を開始
引用資料 富山市・公式ホームページ
富山市公設地方卸売市場再整備事業
1970年代に安全な青果物や水産物などの生鮮食料品、観賞用草花を取引するために、全国各地に中央卸売市場や地方卸売市場などの公設卸売市場が約200カ所建設されました。しかし、これらの施設は開発から約半世紀が経過し、設備の老朽化や耐震性の不足などの課題を抱えています。
「富山市公設地方卸売市場再整備事業」は、1973年5月に開設された富山市公設地方卸売市場(開設時名称:富山市中央卸売市場)の建て替えと余剰地活用の事業です。「富山市公設地方卸売市場」では、生鮮食料品の取扱数量が年々減少しており、2016年度には、青果が1992年度のピーク時から約2分の1、水産が1983年のピーク時から約3分の1まで減少しています。
こうした状況を受け、富山市では2018年7月に「富山市公設地方卸売市場再整備構想」を公表しました。その後、2020年12月に「富山市公設地方卸売市場再整備事業」の募集要項を開示し、2021年3月には「大和ハウス工業」を代表企業とした全8社(現在は9社)による事業者「新とやまいちば創生プロジェクトチーム」が優先交渉権者として選定されました。
富山市公設地方卸売市場の概要
◆ 所在地-富山市掛尾町500番地
◆ 階数-(青果棟)地上2階、(水産棟)地上2階、(事務所棟)地上3階、(スーパー棟)地上1階、(家具棟)地上2階、(ホームセンター棟)地上1階
◆ 敷地面積-約118,000㎡
◆ 延床面積-約33,900㎡
◆ 建て替え施設-(青果棟)延床面積約7,300㎡、(水産棟)延床面積約4,700㎡、(事務所棟)延床面積約4,800㎡、(スーパー棟)延床面積約3,000㎡、(家具棟)延床面積約6,500㎡、(ホームセンター棟)延床面積約7,600㎡
◆ 用途-青果棟、水産棟、関連店舗棟、家具棟、スーパーマーケット棟、ホームセンター棟
◆ 建築主-新とやまいちば創生プロジェクトチーム(代表企業 大和ハウス工業)
◆ 設計者-押田建築設計事務所
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2022年02月25日
◆ 開業-2026年03月予定
「公共施設」のイメージです。
「民間施設」のイメージです。
「事業予定地位置図」です。
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