「奈良公園」近く 最高級インターナショナルホテルブランドの「(仮称)奈良吉城園計画」 2022年2月21日に着工!
-吉城園周辺地区保存管理・活用事業-
「奈良県」は、官民連携プロジェクトとなる「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」の公募型プロポーザルを行い、2017年3月14日に「森トラスト」を代表企業とするグループを優先交渉権者に特定しています。
「森トラスト」は、「畏敬の夜・神秘の朝、奈良らしさを世界へ」を事業コンセプトに掲げ、最高級インターナショナルホテルブランドを誘致するとともに、設計には「隈研吾氏」を採用することを提案しています。
「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」は聞きなれないので場所が分かりにくいと思いますが、西側が「奈良県庁」、東側が「奈良公園」、南側が「奈良国立博物館」という文句のつけようのない好立地です。
● 2022年2月21日に着工!
「森トラスト」は、奈良県の官民連携事業「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」において、森トラストが進めている新規ホテル開発である「(仮称)奈良吉城園計画」が、2022年2月21日に着工しました。
引用資料 森トラスト(PDF:2022/02/21)
奈良県の吉城園周辺地区保存管理・活用事業 『(仮称)奈良吉城園計画』着工
吉城園周辺地区は、日本有数の名勝地「奈良公園」の西端に位置し、春日大社や興福寺・東大寺などの世界遺産にも囲まれ、様々な取り組みにより風致が維持されてきた緑豊かなエリアです。
「森トラスト」は「ラグジュアリー・デスティネーション・ネットワーク」構想を掲げ、全国各地にグローバルスタンダードのホテルを誘致・開発しています。2020年7月には同じ奈良県にて日本初進出となるマリオット・インターナショナルの最高級ブランドのホテルである「JW マリオット・ホテル奈良」も開業し、世界に誇れる日本の魅力を発信してきました。
「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」では、歴史的建造物の保存や環境の保全により魅力を維持するとともに、ゆったりとしたくつろぎの空間を創出することで、エリアの魅力をさらに高めることを目指し、2023年夏の開業を予定しています。
(仮称)奈良吉城園計画 計画の概要
◆ 所在地-奈良県奈良市大路町55番地
◆ 階数- 地上2階、地下0階
◆ 敷地面積-30,505.24㎡
◆ 建築面積-3,143.65㎡
◆ 延床面積-4,411.69㎡
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-43室
◆ 建築主-森トラスト
◆ 設計者-(建築設計)大成建設、(設備設計)建築設備設計研究所、(設計監修、インテリアデザイン)隈研吾建築都市設計事務所
◆ 施行者-(建築・昇降機)大成建設、(空調・衛生・電気)きんでん
◆ 着工-2022年02月21日
◆ 開業-2023年夏予定
「計画地周辺地図」です。西側が「奈良県庁」、東側が「奈良公園」、南側が「奈良国立博物館」という文句のつけようのない好立地です。
奈良県庁屋上から見た「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」の予定地です。
「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」の予定地を北西側から見た様子です。古都奈良の最高のロケーションです。
西側の道路沿いの緑地も計画地に含みます。
計画地に含みますが、この部分は「都市公園奈良公園区域」なのでそのまま残されます。
北西側から見た様子です。「築地塀(ついじべい)」風の壁で囲まれています。
敷地西側は壁で囲まれています。
敷地南側も壁で囲まれています。
「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」の予定地を南東側から見た様子です。
| 固定リンク
« 名古屋市 栄の百貨店「丸栄」の跡地 商業施設名称「Maruei Galleria(マルエイ ガレリア)」 2022年3月31日に開業! | トップページ | 福岡市の「シーサイドももち地区」 福岡タワーの西側 地上20階、客室数232屋の「プリンスホテル」 完成イメージパース! »
「68 奈良県」カテゴリの記事
- 約120年ぶりに大規模な修理 国宝興福寺五重塔保存修理 素屋根建設の一般競争入札を再公告! (2023.01.24)
- 「奈良公園」近く (仮称)奈良吉城園計画 ホテル名称が「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」に決定!(2022.11.06)
- 近鉄大和西大寺駅の南口駅前広場前 「人と街と緑が交わる商業施設」を基本コンセプト 2023年春に「新規商業施設」をオープン! (2022.10.04)
- 「旧奈良監獄」を上質な「文化財ホテル」として整備 旧奈良監獄の保存及び活用に係る公共施設等運営事業を国土交通省が認定!(2022.03.27)
- 奈良県五條市に「大規模広域防災拠点」 「2,000m級滑走路を有する大規模広域防災拠点」を整備 2022年度に用地買収着手!(2022.02.28)