姫路市の「山陽電鉄飾磨駅周辺整備事業」 本線と網干線が接続する主要駅「飾磨駅」に北口を新設 2022年3月27日から供用開始!
-山陽電鉄飾磨駅周辺整備事業-
センバツ高校野球の決勝は、「大阪桐蔭高校」の圧勝でした。片や「阪神タイガース」は、開幕6連敗で12球団唯一白星なしです。情けない話ですが、今の「阪神タイガース」と「大阪桐蔭高校」が戦ったら「大阪桐蔭高校」が勝つかも知れません・・・(怒)
本題に戻って、山陽電鉄飾磨駅は、「本線」と「網干線」が乗り入れる拠点ターミナル駅ですが、改札口が南側にしかないため、駅北側からのアクセス性に課題があります。また、駅舎の東西に隣接する2つの踏切は横断歩行者が多いことから、踏切道改良促進法に基づく 「改良すべき踏切道」に指定されています。
構内跨線橋を北側に延長し「北改札口」を新設する事業について、「山陽電気鉄道」と「姫路市」が共同で取り組みました。北改札口の整備により駅北側からのアクセス性が向上するとともに、踏切を横断する歩行者の減少が見込まれるため、結果として2つの隣接踏切は「改良すべき踏切道」の法指定要件から外れることが予想されます。
● 2022年3月27日から供用開始!
駅舎南側にしか改札口がなかった山陽電鉄飾磨駅に北改札口が完成し、「山陽電気鉄道」と「姫路市」が2019年から進めてきた駅周辺整備事業が完了し、2022年3月27日に記念式典があり、供用開始されました。
引用資料 山陽電鉄(PDF:2022/03/18)
山陽電車 飾磨駅北口を3月27日から供用開始します
工事の完了により、飾磨駅北側から踏切を渡ることなくアクセスが可能となるほか、エレベーターの新設により、駅利用の利便性が向上します。あわせて、飾磨駅の東西に隣接する2つの踏切を横断する歩行者の減少が見込まれるため、安全性も向上します。
北改札口を新設
「跨線橋」を北側に延長して「北改札口」を新設しました。北改札口の新設に合わせて階段とエレベーター(1基)も設置しました。
「飾磨駅 平面図」です。
「整備内容」です。飾磨駅の東西に隣接する2つの踏切を横断する歩行者の減少が見込まれるため、安全性も向上します。
山陽電鉄の「飾磨駅」です。
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