淀屋橋駅直結のランドマーク 地上31階、高さ約149mの「(仮称)淀屋橋プロジェクト」 国土交通省が優良な民間都市再生事業計画として認定!
-淀屋橋駅東地区都市再生事業-
「日本土地建物」と「京阪ホールディングス」は、淀屋橋駅東地区都市再生事業の都市計画案が、大阪市の都市計画審議会で、都市再生特別地区として可決されたことを発表しました。
日本土地建物が所有する「日土地淀屋橋ビル」と京阪ホールディングスが所有する「京阪御堂筋ビル」を共同で、地上31階、地下3階、高さ149.205mの超高層ビルに建て替え、新たなランドマーク形成を目指します。
引用資料 日本土地建物(PDF:2019/07/23)
淀屋橋駅直結 高さ 約 150m のランドマークビル 「淀屋橋駅東地区都市再生事業」について
現在は既存建物の解体工事が行われています。解体工事の工事名は「日土地淀屋橋ビル・京阪御堂筋ビル解体工事」で、「竹中工務店」の施工で行われています。解体工事の工期は、2020年10月10日~2022年4月30日(予定)となっています。
● 優良な民間都市再生事業計画として認定!
国土交通大臣は、「(仮称)淀屋橋駅東地区都市再生事業」を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、金融支援や税制上の特例措置の支援が受けられます。
引用資料 国土交通省(2022/04/28)
御堂筋の玄関口に新たなランドマークが誕生~(仮称)淀屋橋駅東地区都市再生事業を国土交通大臣が認定~
申請事業者は「中央日本土地建物、京阪ホールディングス、みずほ銀行」となっています。「日本土地建物」は、2021年4月1日に「中央不動産」と合併し、「中央日本土地建物」に商号変更しました。申請事業者に新たに「みずほ銀行」が参画したようです。
淀屋橋駅東地区都市再生事業の概要
◆ 計画名-(仮称)淀屋橋プロジェクト
◆ 所在地-(仮換地)北浜三丁目地区土地区画整理事業街区番号1符号(1)の一部及び(2)の一部
◆ 交通-京阪電車・Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅直結
◆ 階数-地上31階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部149.205m
◆ 敷地面積-3,940.82㎡
◆ 建築面積-2,686.83㎡
◆ 延床面積-72,910.04㎡(容積対象面積62,978.99㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造)
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、物販店舗、飲食店舗、駐車場
◆ 建築主-中央日本土地建物、京阪ホールディングス、みずほ銀行
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者―(未定)
◆ 解体工事-2020年10月10日~2022年04月30日予定
◆ 着工-2022年06月10日予定
◆ 竣工-2025年07月31日予定
2019年7月23に公開された「完成予想パース(北西より)」です。一番上の最新の国土交通省のイメージと比べると塔屋のデザインが変更になっているように見えます(引用:日本土地建物<現:中央日本土地建物>)。
4層吹き抜けの多目的広場(淀屋橋広場)です(引用:日本土地建物<現:中央日本土地建物>)。
「施設概要図」です(引用:国土交通省)。
「位置図」です(引用:大阪市)。
「事業スケジュール(予定)」です。工期は、2022年6月10日~2025年7月31日の予定となっています(引用:国土交通省)。
「日土地淀屋橋ビル・京阪御堂筋ビル解体工事」を北西側から見た2022年4月上旬の状況です。北側の「日土地淀屋橋ビル」と南側の「京阪御堂筋ビル」を一体的に解体しています。
「日土地淀屋橋ビル・京阪御堂筋ビル解体工事」を西側から見た様子です。解体工事の工期は、2020年10月10日~2022年4月30日(予定)となっています。
「(仮称)淀屋橋プロジェクト」の建築計画のお知らせです。
稼働していた頃の「日土地淀屋橋ビル」です。
日土地淀屋橋ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北浜三丁目6-13
◆ 階数-地上9階、地下4階
◆ 敷地面積-約2,297㎡
◆ 延床面積-約26,228㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 竣工-1961年07月
稼働していた頃の「京阪御堂筋ビル」です。
京阪御堂筋ビル(旧:東京建物大阪ビル)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北浜三丁目7-12
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 延床面積-16,765.51㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 竣工-1985年04月30日
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