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2022年5月 3日 (火)

うめきた2期地区 地上39階、高さ約181mの「(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟」 2022年4月27日の建設状況

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-(仮称)うめきた2期地区開発事業-

 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

 三菱地所 公式HP(PDF:2020/12/21)
 「(仮称)うめきた2期地区開発事業」工事着手 

● うめきた2期地区開発事業の3ホテル
 うめきた2期地区開発事業JV9社は、「うめきた2期地区開発事業」において計画している、スーパーラグジュアリーホテル、ライフスタイルホテル、アップスケールホテルについて、スーパーラグジュアリーホテルとライフスタイルホテルを「ヒルトン」に、アップスケールホテルのオペレーターを「阪急阪神ホテルズ」にそれぞれ決定しました。

 ホテル事業の幹事社である「オリックス不動産」と「ヒルトン」が運営委託契約を締結し、スーパーラグジュアリーホテルの名称を「ウォルドーフ・アストリア大阪」に、ライフスタイルホテルの名称を「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」に決定しました。

 引用資料 三菱地所(PDF:2021/11/24)
 米ヒルトンの最上級ホテルブランド「ウォルドーフ・アストリア」が関西初進出! 「うめきた2期地区開発事業」3ホテルのオペレーター決定

 ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア」は関西初、ライフスタイルブランド「キャノピーby ヒルトン」は日本初進出となります。なお、「ウォルドーフ・アストリア大阪」は 2025年度上期、「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」は2024年度上期、アップスケールホテル(阪急阪神ホテルズ)は2024年度下期の開業を目指します。

 (仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番39の一部 他
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神「大阪梅田」駅、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅、Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅、Osaka Metro谷町線「東梅田」駅
◆ 階数-(西棟)地上39階、地下3階、(東棟)地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部181.50m
◆ 敷地面積-25,262.07㎡
◆ 建築面積-17,586.72㎡
◆ 延床面積-317,249.30㎡(容積対象面積277,882.77㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設
◆ 客室数-(ウォルドーフ・アストリア大阪)252室、(アップスケールホテル)482室
◆ 建築主-三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社(大林組が出資するSPC)
◆ 設計者-三菱地所設計、日建設計、大林組、竹中工務店
◆ 監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 施工者-うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組JV)
◆ 着工-2020年12月上旬
◆ 竣工-2024年11月下旬予定


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プロジェクト配置図(予定)
 延床面積は、南地区民間宅地の賃貸棟が約314,250㎡、南地区民間宅地の分譲棟が約93,000㎡、北地区民間宅地の賃貸棟が約64,200㎡、北地区民間宅地の分譲棟が約85,000㎡です。総延床面積約556,450㎡(約314,250㎡+約93,000㎡+約64,200㎡+約85,000㎡)です。


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ホテル事業の配置図

 「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、延床面積約33,090㎡、部屋数252室、2025年度上期開業予定、「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」は、延床面積約20,220㎡、部屋数308室、2024年度上期開業予定、「アップスケールホテル」は、延床面積約21,740㎡、部屋数482室、2024 年度下期開業予定となっています。


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狭域図

 周辺エリアとの回遊性を高める歩行者ネットワークの形成します。南北の都市公園の連続性を高めるため、公園を縦断して公園施設を接続する園路を設置します。JR大阪駅方面、グランフロント大阪北館、梅田スカイビルなどの周辺エリアとの安全で快適な歩行者ネットワークを形成します。


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「南街区賃貸棟(完成予想イメージ)」です。


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「南街区賃貸棟低層部外観(完成予想イメージ)」です。


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「(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟」の2022年4月27日の建設状況です。


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「グランフロント大阪 南館 テラスガーデン」から見た様子です。


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「南街区賃貸棟・西棟」の建設現場です。施工者が「うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組JV)」なので、タワークレーンの「マスト」の色が、竹中工務店カラーの「シルバー」と大林組カラーの「オレンジ(パッションオレンジ)」が混在しています。


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「南街区賃貸棟・西棟」は、地上39階、地下3階、高さ181.50mです。


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「南街区賃貸棟・東棟」の建設現場です。地上28階、地下3階の超高層ビルが建設される予定です。


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1階床の構築が終わっています。この現場は「逆打ち工法」が採用されているので、最初に1階床を構築しています。


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「開口部」に「換気ファン」が設置されています。「逆打ち工法」は、地下が閉ざされた空間になります。そのため重機の排気ガス、自然発生のガス、作業員の呼吸にによる二酸化炭素、工事による粉塵等が非常に溜まりやすくなります。作業員の安全のために換気装置が絶対に必要になります。


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角度を変えて見た「南街区賃貸棟・西棟」の建設現場です。タワークレーン4基で建設しています。



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