完成までに150年かかるとも酷評された「神戸西バイパス」 西半分の「永井谷ジャンクション~石ヶ谷ジャンクション」間がやっと着工!
-明石海峡大橋周辺の道路網-
1998年4月5日に「明石海峡大橋」が開通しましたが、その数年前に私は「椎間板ヘルニア」の手術のために入院していました。手術後は寝返りさえ許されず、その頃はスマホなどは当然なく、携帯電話は通話のみでした。そのためヒマでヒマでしかたがありませんでした。
時間つぶしのために私は、寝ながら「日本地図、世界地図、会社四季報」などを1日中見ていました。特に見ていたのが、「明石海峡大橋」周辺の道路網でした。「こんな道路網になるのか!」とワクワクしながら見ていたのを思い出します。しかし、その頃見ていた道路網は30年近く経過した未だに完成していません。
● 神戸西バイパス
大阪・神戸方面と播磨地域を結ぶ重要な自動車専用道路である「第二神明道路」は交通量が非常に多く渋滞が多発しており、うち東側区間の北側に迂回路として「神戸西バイパス」が計画されました。
1991年に着工され、うち東半分の「垂水ジャンクション~永井谷ジャンクション」間は、1998年4月5日の明石海峡大橋開通に合わせ先行して専用部・一般部とも開通しました。専用部は有料道路で一般に「第二神明道路北線」と呼ばれています。
しかし、西半分の「永井谷ジャンクション~石ヶ谷ジャンクション」間は用地買収以外遅々として工事が進まず、「完成までに150年かかる」と言われていました。2020年2月16日にやっと起工式にこぎつけました。
「広域図」です(引用:国土交通省)。
「位置図」です。神戸西バイパスの西半分「永井谷ジャンクション~石ヶ谷ジャンクション」が完成すると、私が30年くらい前に見ていた道路網がやっと完成します(引用:国土交通省)。
「位置図」です(引用:国土交通省)。
「詳細図」です(引用:国土交通省)。
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