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2022年6月10日 (金)

2024年春開業予定の「北陸新幹線(金沢駅~敦賀駅間)」 島式2面4線の「敦賀駅」 敦賀駅の駅舎内部の様子を紹介するYouTube動画を公開!

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-北陸新幹線(金沢・敦賀間)-
 北陸新幹線(金沢・敦賀間)は、起点の石川県金沢市から終点の福井県敦賀市までの2県12市2町を経由する延長約125.2km の路線です。2024年春の開業を予定しています。

 引用資料  鉄道建設・運輸施設整備支援機構
 北陸新幹線

 この路線では、新たに「小松駅、加賀温泉駅、芦原温泉駅、福井駅、越前たけふ駅、敦賀駅」の6駅が計画されています。「越前たけふ駅」以外は在来線の駅に併設となります。

 「JR西日本」の北陸本線金沢~敦賀間は、2024年春末に予定されている北陸新幹線敦賀延伸に伴ないJR西日本から経営分離され、大聖寺駅~敦賀駅間は、福井県や沿線7市町(福井市、敦賀市、鯖江市、あわら市、越前市、坂井市、南越前町)などを含む「福井県並行在来線準備株式会社」が承継することに決まっています。

● 新幹線敦賀駅舎
 「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」は、2022年6月8日に敦賀駅の駅舎内部の様子を紹介するYouTube動画を公開しました。屋根の最高高さは約37mと歴代の整備新幹線では最大規模の大きさを誇ります。駅は3層構造になっており、1階は在来線特急ホーム階、2階にはコンコースや駅事務室などが設けられ、3階が新幹線ホーム階となります。

 YouTube 鉄道建設・運輸施設整備支援機構
 北陸新幹線 敦賀駅現場レポート【JRTT 鉄道・運輸機構】

 新幹線敦賀駅舎のデザインコンセプトは「空にうかぶ~自然に囲まれ、港を望む駅~」、デザインイメージは「煌めく大海から未来へ飛翔する駅」となっています。中央の屋根は「ユリカモメ」が飛翔する姿をイメージしています。


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敦賀駅のホーム(北陸新幹線)

 床は、船の甲板をイメージした木調タイルで仕上げます。待合室は船をモチーフとしたデザインとなっています(引用:鉄道建設・運輸施設整備支援機構)。


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敦賀駅のコンコース(北陸新幹線)

 天井は「北前船」の帆をイメージしたスケール感の大きなデザインとし、キール部分には福井県産の木材を活用します。壁面は赤レンガ倉庫をイメージしたデザインとなっています(引用:鉄道建設・運輸施設整備支援機構)。


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敦賀駅完成イメージ

 新幹線敦賀駅は在来線ホームから約200m離れています。高架駅のため約20m高い位置に建設されています。新幹線のホームは島式2面4線となります。1階に島式2面4線の在来特急用のホームを新設します。

 「敦賀駅」は、上下乗換え方式で整備することに決定しています。乗換え利便性を確保するため、新幹線ホームの下に在来特急ホームを設ける上下乗換え施設や、新幹線駅と在来線駅を結ぶ連絡通路を整備することが決定しています。

 上下乗換えにより、新幹線と特急との平均乗換え時間は約5分となり、在来線駅で乗り換える場合にかかる時間(約11分)の半分以下に短縮されます。また、新幹線駅と在来線駅を快適に移動できるようにするため、連絡通路に「動く歩道(ムービングウォーク)」の整備を検討しています(引用:JR西日本)。



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