御堂筋 大阪ガスが「ガスビル」の西側隣接敷地に高層の新本社ビルを建設 ガスビルの歴史的価値の継承と活用の基本的な方向性がまとまる!
-大阪ガスが新本社ビルを建設-
2022年4月26日に「大阪ガス」は、「大阪ガス都市開発」が所有する大阪ガスビルディングの西側の大阪ガスグループ社有地での複合ビル開発と、ガスビルのリノベーションについて検討を開始すると発表しました。
引用資料 大阪ガス(2022/04/26)
ガスビル西側での複合ビル開発とガスビルのリノベーションの検討開始について
西用地は、現在は駐車場等として利用していますが、保有資産の価値向上を目的に、外部テナントへの賃貸によりオフィスと商業用途に使用する複合ビルの建設を検討します。Daigasグループ本社機能の西新ビルへの移転・集約についても、あわせて検討します。
「ガスビル(南館:1933年竣工、北館:1966年竣工)」は、歴史的建築物として保存し、御堂筋のさらなるにぎわい創出に寄与するよう、用途拡大等に向けたリノベーションを検討します。なお、ガスビルの保存方法については、保存検討委員会を設け、学識経験者の意見を受けながら、検討を進めます。
● ガスビルの歴史的価値の継承と活用の基本的な方向性
「大阪ガス」および「大阪ガス都市開発」は、大阪ガスグループ社有地での複合ビル開発と、大阪ガスビルディングのリノベーションについて検討しています。
「ガスビル保存検討委員会」において、基本的な方向性がまとまり2022年6月15日に発表されました。基本的な方向性は「 歴史的価値の高い南館・北館⼀体的な外観構成および竣工当時の趣を残す内部を基本的に保存する。」となっています。
引用資料 大阪ガス(2022/06/15)
「ガスビル保存検討委員会」検討状況について~ガスビルの歴史的価値の継承と活用の基本的な方向性~
「外観の撤去・改修範囲」です。
「平面構成」です。
「現ガスビル建物概要」です。1933年竣工の「南館」と1966年竣工の「北館」で構成されています。
「位置図」です。
大阪ガスビルディング(国登録有形文化財)
「大阪ガスビルディング(ガスビル)」は、大阪のメインストリート御堂筋に面し、地域のランドマークとなっています。「国登録有形文化財」のため、歴史的建造物として保存しながらテナントやオフィスの誘致など用途の拡大を図ります。
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