地上35階、高さ約128mの「JR西宮駅南西地区第一種市街地再開発事業」 「A街区」の施設建築物(新卸売市場)新築工事に着手!
-JR西宮駅南西地区第一種市街地再開発事業-
JR西宮駅南西地区には、民設の西宮東地方卸売市場が立地しており、地区内には老朽木造建築物が密集し、建物の不燃化、耐震化への対応が十分でないことや、広場などの都市基盤施設が十分に整備されていないことから、地震火災等による大きな被害が予測され、大規模災害時の緊急輸送道路である国道2号の機能を確保するためにも、沿道建物の不燃化、耐震化は当地区喫緊の課題となっています。
このため、「JR西宮駅南西地区第一種市街地再開発事業」の実施により、卸売市場の再生整備とともに、都市核にふさわしいにぎわいと魅力ある都市空間の形成を推進し、地区全体の都市機能の更新と合理的かつ健全な土地利用を図るものです。
引用資料 西宮市・公式ホームページ
JR西宮駅南西地区第一種市街地再開発事業について
「東急不動産」が、参加組合員予定者に選定されています。「東急不動産」は、保留床取得に加え、再開発の事業計画や管理運営計画の提案、事業推進支援なども担います。再開発コンサルタント業務は「アール・アイ・エー」、事業協力者は「竹中工務店」が担当しています。
● A街区の新築工事に着手!
「JR西宮駅南西地区市街地再開発組合」は、2022年度に2期解体工事、A街区の施設建築物(新卸売市場)新築工事に着手するとともに、西宮市場卸売市場検討部会に協力する形で新卸売市場の設計検討を行います。
建設通信新聞(2022/06/23)
組合/JR西宮駅南西地区再開発/2期解体、新卸売市場に着手
JR西宮駅南西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-兵庫県西宮市池田町の一部
◆ 交通-JR東海道本線「西宮」駅徒歩約1分、阪神本線「西宮」駅徒歩約9分
◆ 階数-地上35階(C街区)
◆ 高さ-約128m(C街区)
◆ 地区面積-約15,000㎡
◆ 敷地面積-約13,100㎡
◆ 延床面積-約52,600㎡(A街区約5,300㎡、B街区約1,300㎡、C街区約46,000㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(A街区)卸売市場、駐車場、(B街区)店舗、事務所、駐車場、(C街区)共同住宅、店舗等、駐車場
◆ 総戸数-377戸
◆ 施行者-JR西宮駅南西地区市街地再開発組合
◆ 事業コンサルタント-アール・アイ・エー
◆ 事業協力者-竹中工務店
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2027年04月下旬予定(全街区竣工)
◆ 総事業費-約251億円
「イメージパース」です。
「建築物配置図」です。
解体工事が始まる前の「JR西宮駅南西地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南東側から見た様子です。
南西側から見た様子です。南西側のガソリンスタンドを含む複数の建物は再開発に参画しません。
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