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2022年8月17日 (水)

大阪の隠れた超優良企業「日東電工」 「グローバルニッチトップ」戦略 本社は「グランフロント大阪 タワーA」

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-日東電工-

 「日東電工」の本社は、大阪府大阪市北区大深町4番20号の「グランフロント大阪 タワーA」にあります。東京本社は、東京都港区港南一丁目2番70号の「品川シーズンテラス」にあります。

 「日東電工」は、1918年10月25日に電気絶縁材料の国産化を目的として「日東電気工業株式会社」を東京・大崎に創業しました。戦後の1946に本社を大阪府茨木市に移転し再スタートしました。2006に本社を「ハービスOSAKA」に移転、2013に「グランフロント大阪 タワーA」に移転しました。

 「日東電工」は、電子機器や自動車向けなどの高機能材料を中心に成長を続けてきました。その柱の一つとなっているのが「グローバルニッチトップ」戦略です。成長が期待されるマーケットで先行者のいないニッチ分野を見つけ、固有の技術を生かした製品でトップシェアを狙います。高度な技術力を背景として高収益企業となっています。


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日東電工の連結決算

 「日東電工」は、2022年7月26日に「2023年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」を発表しました。2023年3月期第1四半期(2022年4月1日~2022年6月30日)の連結決算では、売上高216,368百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益38,520百万円(前年同期29.6
%増)となりました。

 日東電工 決算短信(PDF:2022/07/26)
 2023年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

● 2023年3月期の連結業績予想
 2023年3月期の連結業績予想(2022年4月1日~2023年3月31日)は、売上高955,000百万円(前年同期比11.9%増)、営業利益160,0000百万円(前年同期比21.0%増)と、売上高・営業利益共に過去最高の業績予想をしています。

日東電工の連結決算(売上高/営業利益)
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1998年3月   319,318百万円     22,810百万円
1999年3月   297,104百万円     18,262百万円
2000年3月   325,398百万円     26,612百万円
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2001年3月   365,697百万円     34,824百万円
2002年3月   338,930百万円     19,314百万円
2003年3月   378,705百万円     33,901百万円
2004年3月   452,726百万円     55,912百万円
2005年3月   514,867百万円     70,018百万円
2006年3月   626,316百万円     89,224百万円
2007年3月   679,822百万円     69,037百万円
2008年3月   745,259百万円     77,954百万円
2009年3月   577,922百万円     13,838百万円
2010年3月   601,859百万円     56,086百万円
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2011年3月   638,556百万円     85,245百万円
2012年3月   607,639百万円     56,491百万円
2013年3月   675,614百万円     68,672百万円
2014年3月   749,504百万円     72,503百万円
2015年3月   825,243百万円   106,734百万円
2016年3月   793,054百万円   102,397百万円
2017年3月   767,710百万円     92,589百万円
2018年3月   857,376百万円   125,722百万円
2019年3月   806,495百万円      92,777百万円
2020年3月   741,018百万円      69,733百万円
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2021年3月   761,321百万円      93,809百万円
2022年3月   853,448百万円   132,2600百万円

2023年3月予想
2023年3月   955,000百万円   160,000百万円(会)
2023年3月   920,217百万円   156,220百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2022年8月16日時点の数値です。


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「セグメント別 売上収益、エリア別 売上収益、エリア別 従業員比率」です。

 引用資料 日東電工・公式ホームページ
 Nittoグループ統合報告書2022

 2022年3月期の「エリア別 売上収益」を見ると日本は22.9%となっています。アジア・オセアニア62.4%となっています。圧倒的にアジアが市場だと分かります。「米州・欧州」を強化するのが大きな課題だと思います。



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