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2022年8月19日 (金)

京セラ 怒涛に設備投資ラッシュ 積層セラミックコンデンサ(MLCC)の需要増に対応 「京セラ鹿児島国分工場」に新工場棟を建設!

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-京セラ-

 「京セラ」は、京都市伏見区に本社を置く「電子部品、ファインセラミック部品、半導体部品、情報機器、通信機器、太陽電池、セラミック、宝飾、医療用製品」などを製造する大手電子部品・電気機器メーカーです。

 1959年4月1日に「稲盛和夫氏」が京都市中京区西ノ京原町でファインセラミックスの専門メーカー「京都セラミツク」として設立しました。1982年10月1日に「京セラ」へ商号変更しています。

 「稲盛和夫氏」は、鹿児島県鹿児島市で生まれです。大学は「鹿児島県立大学(現:鹿児島大学)」の工学部を卒業しています。そのため鹿児島県には、「鹿児島川内工場、鹿児島隼人工場、鹿児島国分工場、ものづくり研究所(鹿児島国分工場内)」など、「京セラ」の拠点がたくさんあります。

● 鹿児島国分工場に新工場棟を建設!
 「京セラ」は、積層セラミックコンデンサ(MLCC)の生産容量の拡大や技術開発力の強化、将来を見据えた生産スペースの確保などを目的に、鹿児島国分工場内に第5-1-2工場を建設することを決定しました。2022年8月17日、地元自治体である霧島市と立地協定締結の調印式を行った後、2022年9月より既設研究棟を解体し、2023年2月より新工場棟の建設を開始する予定です。

 引用資料 京セラ(2022/08/17)
 積層セラミックコンデンサ(MLCC)の需要増に対応 京セラ鹿児島国分工場に新工場棟を建設

京セラ株式会社鹿児島国分工場 第5-1-2工場の概要

◆ 所在地-鹿児島県霧島市国分山下町1-1
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 建築面積-約7,197㎡
◆ 延床面積-約37,600㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-工場(製品品目 積層セラミックコンデンサ(MLCC)など)
◆ 着工-2023年02月予定
◆ 操業-2024年05月予定
◆ 投資総額-約150億円(工場および一部の生産設備)


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鹿児島川内工場に新工場棟を建設
 「京セラ」は、有機パッケージや水晶デバイス用パッケージなど、半導体部品の増産に伴う生産スペース確保を目的に、鹿児島川内工場に国内最大の建屋となる第23工場を建設することを決定しました。

 引用資料 京セラ(2022/04/20)
 有機パッケージ・水晶デバイス用パッケージの需要増に対応 京セラ鹿児島川内工場に新工場棟を建設

 現在、有機パッケージは、5G(第5世代移動通信システム)の本格化により基地局やデータセンター向けの需要が拡大していることに加え、ADAS(先進運転支援システム)や自動運転技術の高度化により、センサーカメラや高機能プロセッサ向けなどの需要の伸びが見込まれています。一方で、水晶デバイス用パッケージは、パソコンやスマートフォンといった情報端末から、家電、自動車、産業機械など、多様な機器に搭載されることから、今後も市場拡大が期待されています。

京セラ株式会社鹿児島川内工場 第23工場の概要
◆ 所在地-鹿児島県薩摩川内市高城町2310-10
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 建築面積-約12,380㎡
◆ 延床面積-約65,530㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-工場(製品品目 有機パッケージ、水晶デバイス用パッケージなど)
◆ 操業-2023年10月予定
◆ 投資総額-約625億円


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鹿児島国分工場に新工場2棟を建設
 「京セラ」は、ファインセラミック事業の更なる拡大および、他事業の将来的な設備増設を見据えた生産スペースの確保を目的として、鹿児島国分工場に新たに「第7-1工場、第7-2工場」を建設しています。

 引用資料 京セラ(2021/10/20)
 半導体製造装置用ファインセラミック部品の需要増に対応 京セラ鹿児島国分工場に新工場2棟を建設

 現在、IoTの進展や通信5Gの普及に伴い、パソコンやスマートフォン、データセンター、自動車をはじめ、あらゆる製品に使用される半導体の需要が急速に高まっており、今後も継続した市場成長が期待されています。

 それに伴い、半導体製造装置に使用されるファインセラミック部品についても大幅な増産が求められています。これらの要求に迅速に対応するため、「第7-1工場」は2022年10月、「第7-2工場」は2023年10月から順次生産を開始し、鹿児島国分工場における同製品の生産能力を従来の約2倍にする計画です。

新工場の概要
◆ 名称-京セラ株式会社鹿児島国分工場 第7-1工場/第7-2工場
◆ 所在地-鹿児島県霧島市国分上小川1002番地1
◆ 階数-(第7-1工場)地上2階、地下0階、(第7-2工場)地上6階、地下0階
◆ 建築面積-(第7-1工場)約5,174㎡、(第7-2工場)約6,996㎡
◆ 延床面積-(第7-1工場)約10,120㎡、(第7-2工場)約37,497㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 製品品目-半導体製造装置用ファインセラミック部品等  
◆ 着工-(第7-1工場)2021年11月、(第7-2工場)2021年11月
◆ 操業-(第7-1工場)2022年10月予定、(第7-2工場)2023年10月予定
◆ 投資総額-約110億円


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京セラの本社

 「京セラ」の本社は、京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地にあります。

京セラの連結決算(売上高/営業利益)

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1998年3月       752,312百万円     95,513百万円
1999年3月       725,326百万円     55,770百万円
2000年3月       812,626百万円     92,151百万円
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2001年3月    1,285,053百万円    207,200百万円
2002年3月    1,034,574百万円     51,561百万円
2003年3月    1,069,770百万円     83,388百万円
2004年3月    1,140,814百万円    108,962百万円
2005年3月    1,180,655百万円    100,968百万円
2006年3月    1,181,489百万円    103,207百万円
2007年3月    1,283,897百万円    135,102百万円
2008年3月    1,290,436百万円    152,420百万円
2009年3月    1,128,586百万円     43,419百万円
2010年3月    1,073,805百万円     63,860百万円
-----------------------------------------
2011年3月    1,266,924百万円    155,924百万円
2012年3月    1,190,870百万円     97,675百万円
2013年3月    1,280,054百万円     76,926百万円
2014年3月    1,447,369百万円    120,582百万円
2015年3月    1,526,536百万円     93,428百万円
2016年3月    1,479,627百万円     92,656百万円
2017年3月    1,422,754百万円    104,542百万円
2018年3月    1,577,039百万円     95,575百万円
2019年3月    1,623,710百万円     94,823百万円
2020年3月    1,599,053百万円    100,193百万円
-----------------------------------------
2021年3月    1,526,897百万円     70,644百万円
2022年3月    1,838,938百万円   148,910百万円

2023年3月期予想
2023年3月    2,000,000百万円   174,000百万円(会)
2023年3月    1,978,359百万円   179,732百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2022年8月19日時点の数値です。



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