「神戸ワールド記念ホール」の老朽化が深刻 神戸ウォーターフロントの1万人以上収容可能な「新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業」が早く開業して欲しい!
-関西のアリーナ会場-
大阪城ホールに2022年9月7日に「Perfume(パフューム)」のライブを見るために行きました。「大阪城ホール」は、メンテナンスが行き届いており、1983年10月の開館から約39年が経過しているとは思えないくらい外観・内観共に綺麗です。
全国にライブに行き回っている私の友人によると「大阪城ホール」は、「横浜アリーナ」と並んで日本屈指の素晴らしいアリーナ会場と言っていました。確かに「大阪城ホール」は素晴らしいアリーナ会場です。
その友人が、昨日(9月17日)に「日向坂46」のライブに「神戸ワールド記念ホール」に行ったのですが、「ワールド記念ホール、外観が錆びすぎてどんどん劣化してる・・・」と写真付きのメールを送って来ました。
「新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業」の事業者を公募し、神戸市のウォーターフロントに、1万人以上収容可能な最先端アリーナが誕生しますが、早急に完成して欲しいです。
● 新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業
神戸市は「新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業」の事業者を公募し、「エヌ・ティ・ティ都市開発」を代表企業とする企業連合体を優先交渉権者に選定しました。構成員企業は、「スマートバリュー、NTTドコモ」です。
神戸市のウォーターフロントに、1万人以上収容可能な最先端アリーナが誕生します。水際の魅力を最大限に生かしたシンボリックなアリーナとし、プロスポーツ興行、国内外トップアーティストによる音楽興行、MICEなどに対応します。
引用資料 神戸市・公式HP(2021/03/26)
新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業 事業者の公募
「KOBE Smartest Arena」と名付けるアリーナの規模は、地上5階、高さ約30m、延床面積約25,301㎡です。収容人数は、固定席+可動席=8,000席です。最先端の興行環境により、10,000人以上収容可能なキャパシティとなる関西圏では数少ない世界水準の最先端アリーナとなります。
KOBE Smartest Arenaの概要
◆ 計画名-新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町130番2
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 高さ-最高部約30m
◆ 事業用地-約38,000㎡(公募対象地約19,340㎡)
◆ 建築面積-約10,228㎡
◆ 延床面積-約25,301㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-大規模アリーナ(プロスポーツ興行、国内外トップアーティストによる音楽興行、MICEなど多様な興行や演出に対応)
◆ 収容人数-固定席+可動席で8,000席(最先端の興行環境により10,000人以上収容可能なキャパシティ)
◆ 集客効果-年間約100万人
◆ 優先交渉権者-(代表企業)エヌ・ティ・ティ都市開発、(構成員企業)スマートバリュー、NTTドコモ
◆ 着工-2022年度予定
◆ オープン-2024年度中予定
新港第2突堤基部からの近景
「KOBE Smartest Arena 」は、用地は50年間の定期借地契約の「民設民営」の施設になります。横浜みなとみらい地区に2020年7月10日に開館した「ぴあアリーナMM」も「民設民営」ですが、大規模アリーナの「民設民営」は珍しいです。
「完成イメージ」です。
「周辺と⼀体となるサイトデザイン」です。
「位置図」です。
神戸ワールド記念ホール
「ワールド記念ホール」の開館は1984年10月です。「大阪城ホール」が1983年10月開館なので約1年遅れです。少しずつ改修されて最新鋭の設備を保っている「大阪城ホール」に比べ、「ワールド記念ホール」は外側も内部も老朽化が進んでいます。それにしても日向ヲタの装いが凄いですね(笑)。
「神戸ワールド記念ホール」の外装です。「ここは廃墟?」と思ってしまうくらい外装が劣化しています。私は、5年くらい「神戸ワールド記念ホール」にライブに行っていませんが、あまりの劣化ぶりに写真を見てちょっとショックでした。
女性アイドルは男性ファンばかりのイメージがありますが、「坂道シリーズ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)」は、女性ファンも非常に多いです。
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