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2022年10月 2日 (日)

関西学術研究都市 NTTコミュニケーション科学基礎研究所の敷地内 総額約400億円を投じて「京阪奈データセンター(仮称)」を建設!

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-京阪奈データセンター(仮称)-

 「関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)」や「
千葉ニュータウン」は、長期停滞が続いていましたが、近年は企業進出が相次いでいます。両地区共に地盤が強固、丘陵地で浸水の心配が無い、都心からのアクセスが良好という強味があります。

 「関西文化学術研究都市」には、「三菱UFJ銀行 関西ビジネスセンター」や「日本郵政 事務センター」が進出、千葉ニュータウン」は、「データセンター」の建設が相次ぎデータセンター銀座となっています。

 「NTT(日本電信電話)」は、「NTTグローバルデータセンター」を通じ、総額約400億円を投じて京都府内に「京阪奈データセンター(仮称)」を建設します。なお、京阪奈データセンター(仮称)において、NTTコミュニケーションズが2025年度下半期よりサービスを開始する予定です。

 引用資料 日本電信電話(2022/09/29)
 関西圏における新データセンターの建設について

 大阪を中心とした関西圏は、データセンター事業としては、アジア・パシフィック最大規模である首都圏に次いで急速に成長している市場です。企業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)が進む中、IoTやソフトウェアの開発検証の拠点の拡大や、XaaS等の事業者のサービス拠点の設置など、地元企業だけでなく、国内外企業から幅広い需要があります。

 さらに、グローバルで大規模クラウドビジネスなどを展開するハイパースケーラーからも、中部・西日本の顧客を対象としたビジネスを拡大する上で、関西圏へのサービス拠点の拡大が求められています。
 これらの需要の高まりにより、関西圏の市場規模は2026年に電力容量で約500MWにまで拡大する見込みです。これらの需要に応じるため、NTT GDCは、京都府内に本データセンターを新設し、NTT Comがデータセンター関連サービスを提供する予定です。


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「データセンターの概要」です。

立地
 「京阪奈データセンター(仮称)」は、京都府相楽郡の災害リスクが低い海抜約94mの平地で、大阪市、京都市、奈良市の中心からいずれも車で1時間以内にアクセスできるエリアに建設されます。

建物
 建物は地上4階の「免震構造」で、合計30MW(当初6MWから順次拡大)のIT機器向け電力容量を10,900m2(4,800ラック相当)のサーバルームに安定供給します。データセンターの国際標準Tier III基準相当の電力・空調・通信設備の冗長化、災害対策、充実したセキュリティを備えるほか、省エネ型の設備の充実により、サステナブルで安全なサービスを提供します。


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「京阪奈データセンター(仮称)」の建設予定地です。京都府相楽郡精華町光台二丁目4の「NTTコミュニケーション科学基礎研究所」の敷地内に建設されます(Googleマップの衛星写真の3Dモードを引用)。


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「京阪奈データセンター(仮称)」の建設予定地のすぐ北側には電気通信分野における基礎的・独創的研究の一大拠点として有名な「ART(国際電気通信基礎技術研究所)」があります。



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