明石市 兵庫県のがん診療連携拠点病院 兵庫県立がんセンター建替基本計画 基本設計概要を公表!
-兵庫県立がんセンター建替基本計画-
「兵庫県立がんセンター」は、1984年5月に明石市の現在地に移転しました。老朽化とともに狭隘化が進行、増改築が困難な状況で、外来診療や患者相談のスペース、外来食堂など患者アメニティ施設等の不足が課題となっており、特に、最先端の薬物療法やがんゲノム医療等を提供する外来スペースと、めまぐるしく進展するがん医療を的確に把握するための研究スペースの確保が急務となっています。
兵庫県内がん医療のリーディングホスピタルとして最先端の高度ながん医療を提供するとともに、がん患者の最後の砦となる専門病院として「兵庫県立がんセンター建替基本計画」が進められています。
建て替えの予定地は、現病院(明石市北王子町)の北側です。現在は緑地になっています。病床数は現在は400床ですが、在院日数の減少、コロナ禍における入院患者数の減や外来へのシフトといった患者動向等を踏まえ、一般病床をマイナス51床、緩和照射など緩和ケアニーズの高まりを反映し、緩和ケア病床をプラス11床とし、新病院の病床数は360床(400床-51床+11床)とします。
● 基本設計概要を公表!
兵庫県立がんセンターは最先端のがん医療の提供など、引き続き県内がん医療のリーディングホスピタルとしての役割を果たしていくことになっています。この度「兵庫県立がんセンター建替整備基本計画」に基づき、基本設計概要を公表しました。
引用資料 兵庫県・公式HP(2022/11/18)
兵庫県立がんセンター建替整備の基本設計概要
兵庫県立がんセンター建替の概要
◆ 所在地-兵庫県明石市北王子町(現がんセンター北側旧県立明石西公園)
◆ 階数-(病院棟)地上7階、塔屋1階、地下0階、(放射線治療棟)地上3階、地下0階
◆ 高さ-(病院棟)38.5m、(放射線治療棟)24.0m
◆ 敷地面積-約40,186㎡
◆ 延床面積-(病院棟)約38,750㎡、(放射線治療棟)約1,950㎡
◆ 構造-(病院棟)鉄筋コンクリート造、(放射線治療棟)鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-(病院棟)免震構造、(放射線治療棟)耐震構造
◆ 用途-病院
◆ 診療科目-23診療科
◆ 病床数-360床(一般病床333床、緩和ケア病床15床、集中治療病床12床)
◆ 建築主-兵庫県
◆ 設計者-(基本・実施設計)山下設計
◆ 着工-2023年度予定
◆ 着工-2025年度予定
◆ 開院-2026年度予定
◆ 概算事業費-238億円(建設工事費185億円、医療機器整備費45億円、設計監理費8億円)
「断面図」です。
「敷地平面図」です。
「ダブルH型病棟のイメージ」です。
「整備スケジュール」です。
| 固定リンク
« 地上20階、 延床面積約72,000㎡の「三田駅前Cブロック地区第一種市街地再開発事業」 兵庫県から事業計画変更の認可! | トップページ | 阪神電気鉄道 尼崎駅(1番線・2番線ホーム)におけるホームドアの設置 2024年春頃に完成予定! »
「59 兵庫県・その他」カテゴリの記事
- 地上20階、 総戸数541戸の「三田駅前Cブロック地区第一種市街地再開発事業」 2024年9月12日に安全祈願祭を挙行!(2024.09.14)
- 明石市役所 現地での建て替えに決定した「明石市役所新庁舎」 2024年度に新庁舎の建設工事に着手!(2024.02.05)
- 地上20階、 延床面積約72,000㎡の「三田駅前Cブロック地区第一種市街地再開発事業」 2024年7月に再開発ビルに着工!(2023.10.03)
- 新名神高速道路沿い 敷地面積約505,281㎡の巨大物流施設プロジェクト「ESR川西ディストリビューションセンター」 2023年8月3日に地鎮祭を挙行!(2023.08.18)
- 芦屋市 潮芦屋用地の事業予定者の決定 Jゾーン用地は「マルハチ」、GⅢゾーン用地は「積水ハウス」をそれぞれ選定!(2023.02.24)