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2022年11月10日 (木)

大阪南港 ESR初のデータセンタープロジェクト「ESRコスモスクエアOS1」 2022年11月7日に「地鎮祭」を挙行!

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-ESRコスモスクエアOS1-

 「ESR」は大阪府大阪市のデータセンター「ESR コスモスクエア OS1」の地鎮祭を2022年11月7日に執り行いました。ESRグループ全体で初のデータセンタープロジェクト「ESR コスモスクエア」は、合計で最大98MWのIT電力容量を備えた3棟構成のキャンバス型データセンターを計画しています。

 引用資料 ESR(PDF:2022/11/09)
 ESR初のデータセンター【ESRコスモスクエアOS1】着工のお知らせ

 2022年10月1日に着工した1期目「ESR コスモスクエア OS1」は IT電力容量19.2MWを備え、2024年5月末竣工予定です。尚、2期(OS2)、3期(OS3)は本計画地内で順次開発する予定です。

 「ESR コスモスクエア」は日本の主要なインターネットエクスチェンジがある大阪市中心部から 10km圏内に位置しており、周辺には多くのクラウドネットワークへの接続拠点、通信事業者、大手IT企業などが集まっているほか、ハイパースケーラーの拠点も増加しており、データセンター需要の成⾧著しいエリアにあります。

 「ESR コスモスクエア OS1」は設計上の柔軟性と設備の拡張性を備えており、顧客の需要に応じてデータホールと呼ばれる専用区画から、一棟もしくはOS2・OS3を含めた複数棟での提供が可能で、大手クラウドサービスプロバイダーを含むいわゆるハイパースケーラーやコロケーション向けデータセンター事業者まで、顧客の多様なデータセンターニーズに柔軟に対応できる大規模なデータセンターとなります。

 ESRグループでは、「ESR コスモスクエア OS1」と東京「ESR TK1 データセンター」他、香港、ソウル、シドニー、ムンバイ、シンガポールの主要なデータセンター集積地で、IT電力容量合計300MWの計8つのデータセンタープロジェクトが進行中です。

 ESR コスモスクエア OS1の概要>
◆ 所在地-大阪府大阪市住之江区
◆ 敷地面積-約8,146㎡
◆ IT 電力容量-19.2MW
◆ 建築主-ESR
◆ 設計者-NTTファシリティーズ
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2022年10月01日(着工)、2022年11月07日(地鎮祭)
◆ 竣工・サービス開始-2024年05月31日予定


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「ESR コスモスクエア OS1」完成イメージです。


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「ESR コスモスクエア」3棟完成イメージです。「OS1、OS2、OS3」の3棟構成のキャンバス型データセンターを計画しています。

● 大型物流施設とデータセンターの建設ラッシュ!
 私は、10年くらい前まで、「大型物流施設」と「データセンター」が建設用地を奪い合うような時代がやって来るとは夢にも思っていませんでした。そのため、東京都江東区有明一丁目の用地に大和ハウス工業が「大型物流施設」を建設すると聞いた時には驚きました。私は絶対にタワーマンションと予想していましたが、「大型物流施設」でした。2017年2月に「ユニクロ シティ トウキョウ」として稼働しました。

 その頃から日本の大手デベロッパーがやっと「大型物流施設」に本格参入してきました。しかし、「プロロジス」などの外資系は遥か前から日本国内で「大型物流施設」に参入しています。外資系は本当に先を見る目があると思います。日本勢が出遅れた影響はずっと続いており、「大型物流施設」の建設は外資系が中心となっています。「大型物流施設」と「データセンター」の建設ラッシュが予見できなかった私は典型的な日本人だなあと思います・・・(涙)



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