« 熊本国際空港 空港アクセス鉄道のルート検討 「TSMC」の進出により状況が一変 「肥後大津ルート」が妥当! | トップページ | 「収益認識に関する会計基準」の適用 百貨店は売上高が半減という衝撃! 全国百貨店売上高ランキングはどうなる? »

2022年11月13日 (日)

名古屋市中区栄エリアにおける新たな超高層ビル 地上19階、高さ約100mの「(仮称)S2計画」 2023年6月に着工!

Nagoyadaiichi221111
-(仮称)S2計画の概要-
 再開発が進む名古屋市の栄地区に新たな超高層ビルの建設計画が浮上しています。ビルの建設が計画されている場所には、北側に「ノリタケ栄ビル」、中央に「鹿島中部支店ビル」、南側に「栄第一生命ビル」の3棟が並んでいます。いずれも築年数が一定程度経過し、その後の不動産の有効活用を考える中で、3社が協力し合うことが有益であるとの考えに至りました。

 「第一生命保険、鹿島建設、ノリタケカンパニーリミテド」は、愛知県名古屋市中区新栄町二丁目における3社共同でのオフィスビル開発について 2020年6月から検討を進めてきましたが、事業内容の合意に至り、また名古屋市より総合設計許可が下付され、延床面積約40,000㎡のオフィスビル共同開発プロジェクトが始動しました。

 引用資料 第一生命保険(PDF:2022/11/11)
  名古屋市中区栄エリアにおけるオフィスビル共同開発プロジェクト始動

 計画地では現在、3社がそれぞれ所有する既存ビルの解体工事を進めており、新築工事には2023年6月に着手し、2026年3月の竣工を予定しています。

 オフィスビルの外観は、空に高く伸びる縦基調としつつ、事業者であるノリタケの食器から着想し、ボーンチャイナを連想させる温もりのある色調や角部の柔らかな曲線美を取り入れています。外装には日射制御に寄与する凹凸形状を採用することで光と影がもたらす造形美を表現しています。また、低層部は緑や風を感じられる空間デザインとし、魅力ある街並み形成への貢献を目指しています。

(仮称)S2計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区新栄町二丁目1番、2番、13番、14番及び15番(地番)
◆ 交通- 地下鉄東山線・名城線「栄」駅、名鉄瀬戸線「栄町」駅
◆ 階数-地上19階、塔屋3階、地下1階
◆ 高さ-99.90m
◆ 敷地面積-3,418.76㎡
◆ 建築面積-2,265.60㎡
◆ 延床面積-40,173.01㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス 一部店舗
◆ 建築主-第一生命保険、鹿島建設、ノリタケカンパニーリミテド
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2023年06月予定
◆ 竣工-2026年03月予定


Nagoyadaiichi221112
「広小路通に面する憩いの場」です。


Nagoyadaiichi221113
「計画地」です。北側に「ノリタケ栄ビル」、中央に「鹿島中部支店ビル」、南側に「栄第一生命ビル」の3棟が並んでいました。


Nagoyadaiichi221114
「広域図」です。



|

« 熊本国際空港 空港アクセス鉄道のルート検討 「TSMC」の進出により状況が一変 「肥後大津ルート」が妥当! | トップページ | 「収益認識に関する会計基準」の適用 百貨店は売上高が半減という衝撃! 全国百貨店売上高ランキングはどうなる? »

71 愛知県」カテゴリの記事