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2022年12月

2022年12月31日 (土)

「阪急阪神ホールディングス」の次期社長 「なにわ筋連絡線・新大阪連絡線」を2031年に開業予定の「なにわ筋線」との同時開業を目指!

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-なにわ筋連絡線・新大阪連絡線-
 いろいろあった2022年もあっという間に過ぎ、今日は大晦日です。今年1年、ホームページやブログを応援して頂いて本当にありがとうございました。2022年の最後は未来への夢のあるニュースを届けたいと思います。

 「阪急電鉄」は、いろいろな新線構想を打ち出しています。「(1)なにわ筋連絡線(JR大阪駅~十三駅)、(2)新大阪連絡線(十三駅~新大阪駅)、(3)西梅田・十三連絡線(Osaka Metro西梅田~十三駅)、(4)伊丹空港連絡線(曽根駅~伊丹空港駅)、(5)神戸市営地下鉄直通運転」などです。

 でも現実には、何一つ具体的に動いていません。1967年3月1日の阪急千里線の「北千里駅」までの延伸以来新線を建設していません(阪急電鉄に移行した阪急神戸高速線を除く)。現在の「阪急電鉄」は、観測気球ばかり打ち上げて様子を見る「新線建設するする詐欺」の状態です(笑)。

 「阪急電鉄、JR西日本、南海電鉄」の3社が、阪急電鉄の構想する「なにわ筋連絡線、新大阪連絡線」について、事業化検討開始で合意しています。「なにわ筋線」への乗り入れには「軌間(レールの間隔)」の問題があります。「なにわ筋線」はJR西日本・南海電気鉄道に合わせて狭軌(1,067mm)です。「阪急電鉄」は標準軌(1,435mm)です。

 阪急電鉄は「十三駅」に地下新駅を建設し、うめきた新駅との間に狭軌(1,067mm)の新路線を敷いて「なにわ筋線」に乗り入れます。2つの路線が完成すると南海電鉄の特急「ラピート」は現行の難波駅発着から新大阪方面へ延伸が可能となります。

● なにわ筋連絡線・新大阪連絡線が2031年に開業?
 「阪急新大阪連絡線」は、阪急電鉄の各線と東海道新幹線の新大阪駅を結ぶ路線として計画された鉄道路線です。1961年12月に「淡路駅~新大阪駅~十三駅」間と「新大阪駅~神崎川駅」間の事業免許を取得しました。

 用地の確保も進められ、新幹線と交差する部分は立体交差のためのスペースも確保されました。しかし、用地の確保が難航した事もあり計画は進みませんでした。2003年3月には、用地の確保が進まなかった「淡路駅~新大阪駅」間と「新大阪駅~神崎川駅」間の事業許可を廃止しました。

 「阪急阪神ホールディングス」の次期社長に2023年3月1日付で就任する「嶋田泰夫氏」は、「なにわ筋連絡線・新大阪連絡線」を2031年に開業させる方針だと明らかにしました。JR日本や南海電気鉄道などが2031年に開業を計画する「なにわ筋線」との同時開業を目指します。

 産経新聞(2022/12/27)
 <独自>阪急十三駅と新大阪、うめきたを結ぶ新線、13年開業へ

 実際問題として、2031年の「なにわ筋線」との同時開業は非常に難しいと思います。建設中の「なにわ筋線」ですが、「環境アセスメント」を段階を追って何度も提出して認可を受けるのに長期間を要しています。

 「なにわ筋連絡線・新大阪連絡線」は、「環境アセスメント」の第一段階である「配慮書」すらまだ提出していません。私は開業は早くても2035年頃だと予想しています。


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「なにわ筋」の配線図です。


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ジャンクションの予定地(北2工区)

 「大阪駅(うめきた地下駅)」の北側に「JR西日本」のルートと「阪急電鉄」のルートが合流・分岐する「ジャンクション」を設ける必要があります。配線図を見ると「北2工区」にジャンクションを設けるようです。

 「北2工区」は、「錢高組・西松建設JV」の施工により行われています。工事を見る限り鉄道が通る「函体(かんたい)」は、「阪急電鉄」と合流・分岐する事を考慮せずに建設されて、埋め戻されました。

 どのように合流・分岐する「ジャンクション」を建設するのか皆目見当が付きません。工事は「函体(かんたい)」を再度掘り出して、「ジャンクション」を建設する難工事になるのは間違いありません。


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Osaka Metro新大阪駅の屋根には「阪急新大阪駅」の遺構があります。将来上に伸びる事を想定して鉄骨の橋脚が建てられています。これらの構造物が再利用されるかは不明です。


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山陽新幹線の北側には「阪急宝塚線」まで続く細長い用地が延々と確保されています。山陽新幹線の北側に関しては新たな土地の買収は必要ありません。



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2022年12月30日 (金)

新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業 収容人数約10,000人規模の「神戸アリーナプロジェクト」 「国土交通省」が優良な民間都市再生事業計画として認定!

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-新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業-

 「NTT都市開発」は、「神戸アリーナプロジェクト」について、2023年4月着工、2025年大阪・関西万博の開催にあわせた4月開業に向けて本格始動します。

 引用資料 NTT都市開発(2022/12/15)
 「神戸アリーナプロジェクト」開発計画本格始動 スポーツ・エンターテイメントの最先端アリーナ、都心・ウォーターフロントの新たなランドマーク

 「神戸ウォーターフロントビジョン」の対象エリアであるウォーターフロントエリアに位置し、270度海に囲まれる絶景のロケーションです。神戸空港や新幹線とのアクセスの良さ、都市機能が集積する三宮エリアや異国情緒溢れる旧居留地との回遊性はもとより、メリケンパーク、ハーバーランドといった神戸を代表するスポットを望み、水際の魅力を最大限に活かしたシンボリックなアリーナとなります。

 プロバスケットボールB.LEAGUEに所属する「西宮ストークス」の本拠地をはじめとするスポーツ興行や音楽興行、MICEなど、多様な興行や演出に対応できる収容客数約1万人規模の最先端アリーナが、神戸の新たなランドマークとなり、魅力的なスポーツ・エンターテイメントのコンテンツを通し、市民だけでなく国内外から、人びとが何度も訪れ交流が生まれる賑わい拠点を創造します。

● 優良な民間都市再生事業計画として認定!
 国土交通大臣は、「新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業」を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、認定を受けた事業者は、金融支援や税制上の特例措置の支援を受けることができます。「国土交通省」の資料により、正確な「建築面積」と「延床面積」が判明しました。

 引用資料 国土交通省(2022/12/19)
 新たなコンテンツを創造する神戸ウォーターフロントのシンボル ~新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業を国土交通大臣が認定~

 「新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業」は、神戸都心・三宮再整備やウォーターフロントエリアの周辺施設・空間と一体となり、賑わい創出やまちの活性化等の相乗効果を生む集客施設を整備することにより、神戸ウォーターフロントのシンボルを形成します。

神戸アリーナプロジェクトの概要
◆ 計画名-新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町130番1一部、130番2、130番1地先一部
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-最高部46.163m
◆ 敷地面積-23,693.50㎡
◆ 建築面積-12,865.01㎡
◆ 延床面積-31,774.62㎡(容積対象面積30,814.58㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-観覧場、飲食、物販店舗
◆ 収容人数-約10,000人
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(運営会社 One Bright KOBE)
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2023年04月15日予定
◆ 竣工-2025年02月28日予定
◆ オープン-2025年04月予定


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「夜景イメージ」です(引用:NTT都市開発)。


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「神戸アリーナ(仮称)」外観イメージ(北西突堤基部から望む)です(引用:NTT都市開発)。


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「バスケットボール試合時イメージ」です(引用:NTT都市開発)。


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「音楽コンサート時イメージ」です(引用:NTT都市開発)。


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「施設概要図」です(引用:国土交通省)。


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「位置図」です(引用:NTT都市開発)。


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「事業スケジュール(予定)」です(引用:国土交通省)。



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2022年12月29日 (木)

うめきた2期区域 うめきた(大阪)駅がさらに進化 2023年3月18日に開業する「うめきた(大阪)地下駅」 2022年12月19日の建設状況

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-うめきた(大阪)地下駅-
 「JR西日本」は2022年3月16日に、大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期区域」で建設中の地下新駅の地上部に駅ビルを建設する事を発表しました。隣接する都市公園と大阪駅方面への連絡デッキも設置し、駅周辺の回遊性を高めます。

 引用資料 JR西日本(2022/03/16)
 うめきた(大阪)駅がさらに進化します 地下駅と地上部での新駅ビルを共創フィールドとした新たな価値創造への挑戦~ 『JR WEST LABO』 始動 ~

 「JR西日本」は地下駅と駅ビルをイノベーションの実験場「JR WEST LABO」に位置付け、デジタル技術などを活用した近未来の駅空間の実現を目指します。実証実験を希望する「共創パートナー」の募集も始めました。

 新駅は2期区域の東側に位置し、地下1階に改札口やコンコース、地下2階に島式のホームを2面設置します。2023年3月18日に大阪駅の新たなホームとして開業する予定です。大阪駅の西側に新設する改札口と地下通路(改札内約70m)でつながります。

うめきた(大阪)駅がさらに進化
◆ 2023年03月18日-うめきた(大阪)地下駅 開業
◆ 2024年夏頃-うめきた2期 先行まちびらき、JR大阪駅⇔うめきた2期間連絡デッキ供用開始
◆ 2025年春頃-地上部新駅ビル開業
◆ 2025年04月-大阪関西万博2025開幕
◆ 2031年春-なにわ筋線開業予定


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「『JR WEST LABO』のフィールド ~地上部分~」です。

うめきた駅の駅ビル(地上部分)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町
◆ 交通-JR「大阪」駅直結
◆ 階数-地上3階
◆ 敷地面積-約12,500㎡
◆ 店舗面積-約3,750㎡
◆ 駅前広場主要用途-観光バス・タクシー乗降場等
◆ ビル主要用途-歩行者広場、商業施設、連絡デッキなど
◆ 建物設置者-JR西日本不動産開発
◆ 商業施設運営者-JR西日本大阪開発
◆ 開業(一部供用開始)-2024年夏頃予定(駅前広場・連絡デッキなど)
◆ 全面開業(商業施設含む)-2025年春頃予定


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「『JR WEST LABO』のフィールド ~地下部分~ コンコース階」です。


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「『JR WEST LABO』のフィールド ~地下部分~ ホーム階」です。

● 開業時のフルスクリーンホームドアは21番線のみ
 あらゆる車種に対応できる世界初の方式である「フルスクリーンホームドア」です。既存の「大阪駅」は、1番線~11番線となっていますが、「うめきた(大阪)地下駅」は、「21番線・22番線・23番線・24番線」になります。

 あらゆる車種に対応できる世界初の方式である「フルスクリーンホームドア」のため、2023年3月18日の開業時には、「ホームドア」は「21番線」のみにしか設置されません。「22番線・23番線・24番線」への設置時期は現時点では未定です。


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「うめきた(大阪)駅」の連絡通路です。


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「地下新駅の地上部の駅ビル」の2022年12月19日の建設状況です。


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アップです。


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この部分は「エレベーター」だと思われます。


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「うめきた駅の駅ビル(地上部分)」です。


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角度を変えて見た様子です。


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アップです。



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2022年12月28日 (水)

(仮称)三井アウトレットパーク マリンピア神戸建替え計画 延床面積が約36,100㎡から約74,000㎡と約2倍に拡大 2024年度開業予定!

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-三井アウトレットパーク マリンピア神戸-

 「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」は、「明石海峡大橋」が西側に一望できる垂水区の埋め立て地に「マリンピア神戸ポルトバザール」として1999年7月30日にオープンしました。

 2006年4月には「アネックス(ANNEX)」がオープン、2008年4月には名称を「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」に変更、2009年3月には「Factory Outlets Central(ファクトリー アウトレッツ セントラル)」がオープンしました。

 「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」は、2023年1月15日(日)をもって一時閉館します。今回の一時閉館は、隣接地も含めた施設の一体的な建替え計画に伴うものです。

● 施設建替え拡張に伴い一時閉館!
 「三井不動産」、兵庫県神戸市垂水区における「(仮称)三井アウトレットパーク マリンピア神戸建替え計画」の計画概要を決定しました。解体着工は2023年2月、開業は2024年度中を予定しています。

 引用資料 三井不動産(2022/12/26)
 三井不動産株式会社「(仮称)三井アウトレットパーク マリンピア神戸建替え計画」計画概要を決定 2024年度 開業予定

 「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」を、2023年1月15日(日)の営業をもって一時閉館し、建替え工事を行なうものです。建替えにより施設のスケールアップをはかり、国内外のファッションブランドやセレクトショップ、キッズ、スポーツ&アウトドア、生活雑貨など、幅広い店舗・ブランドをより一層充実させる予定です。

 また、隣接地を含む施設の一体的な建替え計画により、延床面積が約36,100㎡から約74,000㎡と約2倍となります。幅広い世代の顧客が、買い物のみならず施設における滞在そのものも楽しめる施設を目指します。

三井アウトレットパーク マリンピア神戸の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市垂水区海岸通り12-2
◆ 交通-JR神戸線「垂水」駅から徒歩9分、山陽電鉄「山陽垂水」駅から徒歩9分
◆ 階数-地上2階、地下0階
◆ 敷地面積-約99,400㎡(隣接地約21,000㎡を含む)
◆ 延床面積-約74,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-アウトレットモール
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-(未定)
◆ 施工者-(未定)
◆ 一時閉館-2023年01月15日予定
◆ 解体着工-2023年02月予定
◆ 開業-2024年度予定


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「位置図 」です。


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現在の「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」です。

三井アウトレットパーク マリンピア神戸の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市垂水区海岸通り12-2
◆ 交通-JR神戸線「垂水」駅から徒歩9分、山陽電鉄「山陽垂水」駅から徒歩9分
◆ 階数-地上2階(一部地上3階)、地下0階
◆ 敷地面積-約78,400㎡
◆ 延床面積-約36,100㎡
◆ 店舗面積-約22,800㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-アウトレットモール
◆ 店舗数-約130店舗
◆ 駐車台数-約2,400台
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 開業-1999年07月30日
◆ 一時閉館-2023年01月15日予定


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マリンピア神戸土地活用事業

 マリンピア神戸は、「人と海と魚のふれあいの場」をテーマに、市街地に接した美しいウォーターフロントを形成して、快適な都市環境と都市活力を創出し、新しい都市型漁業を展開して、市民に新鮮で美味しい魚を供給するとともに、海の香り高い、憩いと安らぎの場を提供することを目的として整備されました。

 マリンピア神戸のさらなる充実を図るため、「マリンピア神戸土地活用事業」として、未利用地約2ha(正確には20,957.31㎡)の活用事業を実施します。「マリンピア神戸」のさらなる充実を図るため、外部有識者で構成するマリンピア神戸土地活用事業者選考委員会において、事業計画等の提案内容について審査を行い、その結果を基に優先交渉権者を決定しました。

 引用資料 神戸市・公式HP(2021/11/26)
 マリンピア神戸土地活用事業 優先交渉権者の決定


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「マリンピア神戸土地活用事業 提案の概要」です。



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2022年12月27日 (火)

大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模となる約45,000㎡の「(仮称)うめきた公園」 2022年12月19日の建設状況

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-(仮称)うめきた公園-

 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、「うめきた 2 期地区開発事業」において、大阪府・大阪市、独立行政法人都市再生機構構」とも連携して取り組んでいますが、今般、大阪市・UR都市機構によるベースグレードの公園整備に、事業者JVによるまち全体の魅力を高めるアップグレードを加えた都市公園「(仮称)うめきた公園」の工事について、公民連携により本格着手することとなりました。

 三菱地所 公式HP(PDF:2022/05/16)
 「(仮称)うめきた公園」工事本格着手 ~西日本最大のターミナル駅「JR大阪駅」直結&オフィス・中核機能等の民間宅地とシームレスに隣接! QOL向上&イノベーション創出を実現するサステナブルな都心型パブリックスペース・エコシステムを公民連携で整備~ 

 「(仮称)うめきた公園」は、西日本最大のターミナル駅「JR大阪駅」前において、大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模となる約45,000㎡の面積を誇り、オフィス・商業施設・中核機能・ホテル・分譲住宅等で構成する民間宅地と一体的かつシームレスに整備します。

 2025年の大阪・関西万博の開催に先立つ2024年夏頃の先行開園、2027年春頃の全体開園に向け、「市民・来街者の QOL 向上」と「企業・研究機関等によるイノベーション創出」により豊かな未来生活を実現する“Osaka MIDORI LIFE”の創造という計画コンセプトの下、新たな都心型パブリックスペース・持続可能なエコシステムの構築を目指し、プロジェクトを推進していきます。


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公園施設配置計画

 南北公園の中心に確保された大きな緑地空間の周縁に、「① 賑わい創出機能、② イノベーション機能、③ 飲食機能」を有した各公園施設を配置することで、公園の広がりとアクティビティのつながりを楽しめる施設配置計画とします。


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公園全体計画図

 「南街区」の北側と「北街区」の南側に合計約45,000㎡の「都市公園」が整備される予定です。日本国内に限っても巨大ターミナルの駅前にこんなに広い「都市公園」が整備される例は極めて珍しいです。


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南公園の空間イメージ
 上質な天然芝と水盤のある「リフレクション広場」です。大屋根イベントスペースとの一体利用により1万人規模のイベント開催も可能です。


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(南公園)木陰で思い思いに過ごせる段丘状の丘や、水遊びのできる薄層の水盤。南公園では多様なアクティビティの展開が可能です。


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(南公園)四季折々の草花に囲まれながら、ゆったりと寛ぐことができる庭園空間「エントリーガーデン」です。


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北公園の空間イメージ
 豊かな緑とダイナミックな水景(池・滝)のある憩いの空間「うめきたの森」です。滝の上部では春には桜が楽しめます。


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(北公園)北公園南西入口部に位置する、さまざまな水の表情が楽しめる水景施設です。


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(北公園)繊細な日本の職人文化を表現した石壁と滝。秋には紅葉が楽しめます。


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ネクストイノベーションミュージアム

 新しい製品や技術、サービス、アートなど、ライフデザイン・イノベーションに資する「モノ」や、イベント・プログラム等のさまざまな「コト」に触れられる、天井高さ15mを誇る大展示室を擁したミュージアムです。


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「(仮称)うめきた公園」の2022年12月19日の建設状況です。


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角度を変えて見た様子です。


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東側部分です。


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中央部分および西側部分です。


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「梅田スカイビル」に向かう通路です。


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北側部分および西側部分です。


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「ネクストイノベーションミュージアム」の建設現場です。


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「鉄骨建方」が行われています。


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角度を変えて見た様子です。



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2022年12月26日 (月)

天神ビッグバン 「水鏡天満宮」を那珂川沿い移設して街区を一体的な再開発 「天神⼀丁⽬15・16番街区」の計画概要を公表!

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-天神東部地区で大規模再開発-
 疾風怒濤の勢いで再開発が進む福岡市の天神地区ですが、新たに「天神東部地区」の再開発のニュースが入って来ました。「福岡市」の天神東部地区で、「西日本鉄道」などの地権者が一体的な再開発を進めることが判明しました。大半の地権者が2022年12月9日に、福岡市の再開発促進事業「天神ビッグバン」の活用を目指す方針を確認しました。近く、福岡市に計画概要を提出して発表します。

● 天神⼀丁⽬15・16番街区
 福岡市の「天神⼀丁⽬15・16番街区」において、地区内有志の地権者により、複数街区にまたがる、段階的および連鎖的なプロジェクトとして、計画概要書が提出され、受理しました。

 引用資料 福岡市・公式HP(PDF:2022/12/23)
 天神ビッグバンにおける新たなプロジェクト 『天神⼀丁⽬15・16番街区』の計画概要公表について

 「天神一丁目 15・16 番街区」には、天神の名前の由来となった水鏡天満宮(すいきょうてんまんぐう)や国の重要文化財である赤煉瓦文化館等の歴史・文化資源、那珂川に面した立地環境等、天神の中でも他にはない貴重な資源があります。

 また、更新時期を迎える建物が多いこと(築30年~70年程度)、天神通線が計画されていること等の背景を踏まえ、地区内有志の地権者にて、歴史・文化資源と水辺の恵まれた環境を最大限に活かした、街区を越えたまちづくりの可能性を検討してきました。

 地区の街区面積は約2.5ha(敷地面積約1.2ha)です。2022年度中に地区整備計画・市街地再開発事業の素案を作成します。2030年以降の実現を目標に検討します。


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「まちづくりのイメージ」です。


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「位置図」です。


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「天神明治通り地区(約17ha)」の範囲です。規制緩和前の高さ制限は約76mでした。「渡辺通」の西側か、約115m(NTTコム福岡天神ビル避雷針と同等)、東側が約76m(福岡市役所避雷針と同等)~約100mまで緩和されました。


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「水鏡天満宮(2区画)」がある区画は、高さ制限約78m~約91mの区画に入っています。



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2022年12月25日 (日)

地上26階、高さ約124mの「(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟」 「グランフロント大阪北館」と接続する歩行者デッキの工事 2022年12月19日の建設状況

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-(仮称)うめきた2期地区開発事業-

 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

 三菱地所 公式HP(PDF:2020/12/21)
 「(仮称)うめきた2期地区開発事業」工事着手 

● うめきた2期地区開発事業の3ホテル
 うめきた2期地区開発事業JV9社は、「うめきた2期地区開発事業」において計画している、スーパーラグジュアリーホテル、ライフスタイルホテル、アップスケールホテルについて、スーパーラグジュアリーホテルとライフスタイルホテルを「ヒルトン」に、アップスケールホテルのオペレーターを「阪急阪神ホテルズ」にそれぞれ決定しました。

 ホテル事業の幹事社である「オリックス不動産」と「ヒルトン」が運営委託契約を締結し、スーパーラグジュアリーホテルの名称を「ウォルドーフ・アストリア大阪」に、ライフスタイルホテルの名称を「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」に決定しました。

 引用資料 三菱地所(PDF:2021/11/24)
 米ヒルトンの最上級ホテルブランド「ウォルドーフ・アストリア」が関西初進出! 「うめきた2期地区開発事業」3ホテルのオペレーター決定

 ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア」は関西初、ライフスタイルブランド「キャノピーby ヒルトン」は日本初進出となります。なお、「ウォルドーフ・アストリア大阪」は 2025年度上期、「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」は2024年度上期、アップスケールホテル(阪急阪神ホテルズ)は2024年度下期の開業を目指します。

 (仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番40ほか(地番)
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神「大阪梅田」駅、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅、Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅、Osaka Metro谷町線「東梅田」駅
◆ 階数-地上26階、地下3階
◆ 高さ-最高部124.30m
◆ 敷地面積-8,402.88㎡
◆ 建築面積-5,350.00㎡
◆ 延床面積-65,421.20㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設
◆ 客室数-308室(キャノピーby ヒルトン大阪梅田)
◆ 建築主-三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社(大林組が出資するSPC)
◆ 設計者-日建設計、竹中工務店
◆ 監理者-日建設計
◆ 施工者-うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組JV)
◆ 着工-2021年02月16日
◆ 竣工-2024年04月下旬予定


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プロジェクト配置図(予定)
 延床面積は、南地区民間宅地の賃貸棟が約314,250㎡、南地区民間宅地の分譲棟が約93,000㎡、北地区民間宅地の賃貸棟が約64,200㎡、北地区民間宅地の分譲棟が約85,000㎡です。総延床面積約556,450㎡(約314,250㎡+約93,000㎡+約64,200㎡+約85,000㎡)です。


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ホテル事業の配置図

 「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、延床面積約33,090㎡、部屋数252室、2025年度上期開業予定、「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」は、延床面積約20,220㎡、部屋数308室、2024年度上期開業予定、「アップスケールホテル」は、延床面積約21,740㎡、部屋数482室、2024 年度下期開業予定となっています。


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狭域図

 周辺エリアとの回遊性を高める歩行者ネットワークの形成します。南北の都市公園の連続性を高めるため、公園を縦断して公園施設を接続する園路を設置します。JR大阪駅方面、グランフロント大阪北館、梅田スカイビルなどの周辺エリアとの安全で快適な歩行者ネットワークを形成します。


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「北街区賃貸棟外観(完成予想イメージ)」です。


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「(仮称)うめきた2期地区開発事業」の2022年12月19日の建設状況です。


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「北街区賃貸棟」は、地上26階、地下3階、高さ124.30mです。


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最高部です。


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「グランフロント大阪北館」と接続する「歩行者デッキ」の工事が進んでいます。


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地上から見た「歩行者デッキ」の工事の様子です。


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地上から見た様子です。


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アップです。


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南西側から見た様子です。



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2022年12月24日 (土)

天神ビッグバン 3ビル(メディアモール天神、第2明星ビル、福岡市役所北別館)を一体的に再開発 地上18階、高さ88.20m、延床面積約63,206㎡に!

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-天神ビジネスセンターの南側-
 「福岡地所」は、西鉄福岡(天神)駅、福岡市地下鉄天神駅近くにある複合商業ビル「メディアモール天神(MMT)」が再開発のため閉鎖されることにともない「ジュンク堂書店福岡本店」が2020年6月30日に閉店しました。

 「福岡地所」は、天神ビジネスセンターの南側の「メディアモール天神(MMT)」の解体工事を行っています。更に街区東側の福岡市役所の「北別館」跡地の再開発は、優先交渉権者が「福岡地所株式会社を代表とするグループ」となりました。

 「メディアモール天神(MMT)」と福岡市役所の「北別館」の間に「第2明星ビル」がありました。「福岡地所」は、「第2明星ビル」を取得し、再開発区域を広げます。

 天神ビジネスセンターの南側の街区の3ビル(メディアモール天神、第2明星ビル、福岡市役所北別館)は、すべて「福岡地所」が再開発する事になります。

 私は、2022年9月4日にこのブログに ”福岡市役所北別館の跡地は、福岡市が土地を定期借地として民間事業者に60年間貸し付ける形となるので、3ビルの一体的な再開発は難しいかも知れませんが、私的には計画を見直して一体的な再開発を期待したいです。” と書きました。

● 3ビルの一体的な再開発!
 「北別館跡地活用事業」の事業者より、隣地との一体開発について、事業計画の変更の申し出がありました。新たな事業計画は、貸付料が増額されており、財源確保に資するものであることに加え、改めて開催した「北別館跡地活用事業提案評価委員会」においても、歩行者の安全性が向上することや、沿道・地上広場のにぎわい創出などが評価されました。これらを踏まえ、新たな計画は福岡市のよりよいまちづくりに資すると判断し、事業計画の変更を承諾し、事業契約を変更しました。

 引用資料 福岡市(PDF:2022/12/22)
 北別館跡地活用事業 事業計画の変更等について

 街区の北側には、「福岡地所」により、地上19階、塔屋2階、地下2階、高さ89.525m、延床面積61,116.98㎡の「天神ビジネスセンター」が建設され、2021年9月に竣工しました。街区の南側は、地上18階、地下2階、高さ88.20m、延床面積約63,206㎡なのでほぼ同規模の大規模なオフィスが建設される事になります。

北別館跡地活用事業の概要
◆ 所在地-福岡県福岡市中央区天神一丁目76番1(地番)
◆ 階数-地上18階、地下2階
◆ 高さ-最高部88.20m(天神ビッグバンにより航空法上の高さ規制約86m~90mに緩和)
◆ 敷地面積-4,085.08㎡
◆ 延床面積-約63,206㎡
◆ 容積対象面積-容積率1,400%
◆ 地震対策-免震構造
◆ 優先交渉権者-(代表企業)福岡地所、(構成企業)九州電力、九電工、前田建設工業、俊設計、旭工務店、サン・ライフ
◆ 着工-2023年10月頃予定
◆ 竣工-2026年06月頃予定
◆ 開業-2026年08月頃予定(60年間の定期借地)


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「内観イメージ」です。


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「位置図」です。


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(変更前)北別館跡地活用事業

 福岡市役所の「北別館」については、福岡市関連事務所の再編により北別館の入居事務所はすべて移転することとなり、維持管理コストの縮減を図るため、北別館は廃止することとなりました。

 用途廃止後の北別館跡地については、当面の間、公共利用の予定がなく、都心部の一等地に位置し高い資産価値を有することから、新たな事務所機能の整備等に係る財源の確保を図るため、福岡市が土地を定期借地として民間事業者に60年間貸し付ける形で、事業者の公募を行っていました。

 評価委員会の内容評価の結果をもとに、福岡市において価格評価の点数を合計した総合評価点を算出したうえで、優先交渉権者及び次順位交渉権者を決定しました。 優先交渉権者は「福岡地所株式会社を代表とするグループ」、 次順位交渉権者は「三菱地所株式会社を代表とするグループ」となりました。

 引用資料 福岡市・公式HP(PDF:2021/07/01)
 北別館跡地活用事業 優先交渉権者を決定しました

北別館跡地活用事業の概要
◆ 所在地-福岡県福岡市中央区天神一丁目76番1(地番)
◆ 階数-地上19階、地下2階
◆ 高さ-88.45m(天神ビッグバンにより航空法上の高さ規制約86m~90mに緩和)
◆ 敷地面積-1,499.59㎡
◆ 延床面積-約23,268㎡
◆ 容積対象面積-容積率1,399%
◆ 地震対策-制震構造
◆ 優先交渉権者-(代表企業)福岡地所、(構成企業)九州電力、九電工、前田建設工業、俊設計、旭工務店、サン・ライフ
◆ 開業-2025年11頃予定(60年間の定期借地)



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2022年12月23日 (金)

うめきた2期地区 地上39階、高さ約181mの「(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟」 2022年12月19日の建設状況

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-(仮称)うめきた2期地区開発事業-

 「三菱地所」を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、2017年12月に「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が実施した「うめきた2期地区開発事業者募集」にて開発事業者として選定された後、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」について、工事に着手しました。

 三菱地所 公式HP(PDF:2020/12/21)
 「(仮称)うめきた2期地区開発事業」工事着手 

● うめきた2期地区開発事業の3ホテル
 うめきた2期地区開発事業JV9社は、「うめきた2期地区開発事業」において計画している、スーパーラグジュアリーホテル、ライフスタイルホテル、アップスケールホテルについて、スーパーラグジュアリーホテルとライフスタイルホテルを「ヒルトン」に、アップスケールホテルのオペレーターを「阪急阪神ホテルズ」にそれぞれ決定しました。

 ホテル事業の幹事社である「オリックス不動産」と「ヒルトン」が運営委託契約を締結し、スーパーラグジュアリーホテルの名称を「ウォルドーフ・アストリア大阪」に、ライフスタイルホテルの名称を「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」に決定しました。

 引用資料 三菱地所(PDF:2021/11/24)
 米ヒルトンの最上級ホテルブランド「ウォルドーフ・アストリア」が関西初進出! 「うめきた2期地区開発事業」3ホテルのオペレーター決定

 ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア」は関西初、ライフスタイルブランド「キャノピーby ヒルトン」は日本初進出となります。なお、「ウォルドーフ・アストリア大阪」は 2025年度上期、「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」は2024年度上期、アップスケールホテル(阪急阪神ホテルズ)は2024年度下期の開業を目指します。

 (仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1番39の一部 他
◆ 交通-JR「大阪」駅、阪急「大阪梅田」駅、阪神「大阪梅田」駅、Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅、Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅、Osaka Metro谷町線「東梅田」駅
◆ 階数-(西棟)地上39階、地下3階、(東棟)地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部181.50m
◆ 敷地面積-25,262.07㎡
◆ 建築面積-17,586.72㎡
◆ 延床面積-317,249.30㎡(容積対象面積277,882.77㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設
◆ 客室数-(ウォルドーフ・アストリア大阪)252室、(アップスケールホテル)482室
◆ 建築主-三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社(大林組が出資するSPC)
◆ 設計者-三菱地所設計、日建設計、大林組、竹中工務店
◆ 監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 施工者-うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組JV)
◆ 着工-2020年12月上旬
◆ 竣工-2024年11月下旬予定


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プロジェクト配置図(予定)
 延床面積は、南地区民間宅地の賃貸棟が約314,250㎡、南地区民間宅地の分譲棟が約93,000㎡、北地区民間宅地の賃貸棟が約64,200㎡、北地区民間宅地の分譲棟が約85,000㎡です。総延床面積約556,450㎡(約314,250㎡+約93,000㎡+約64,200㎡+約85,000㎡)です。


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ホテル事業の配置図

 「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、延床面積約33,090㎡、部屋数252室、2025年度上期開業予定、「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」は、延床面積約20,220㎡、部屋数308室、2024年度上期開業予定、「アップスケールホテル」は、延床面積約21,740㎡、部屋数482室、2024 年度下期開業予定となっています。


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狭域図

 周辺エリアとの回遊性を高める歩行者ネットワークの形成します。南北の都市公園の連続性を高めるため、公園を縦断して公園施設を接続する園路を設置します。JR大阪駅方面、グランフロント大阪北館、梅田スカイビルなどの周辺エリアとの安全で快適な歩行者ネットワークを形成します。


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「南街区賃貸棟(完成予想イメージ)」です。


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「南街区賃貸棟低層部外観(完成予想イメージ)」です。


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「(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟」の2022年12月19日の建設状況です。


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「南街区賃貸棟・西棟」は、地上39階、地下3階、高さ181.50mです。


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少し角度を変えた様子です。


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5基のタワークレーンが稼働しています。施工者が「うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組JV)」なので、タワークレーンの「マスト」の色が、竹中工務店カラーの「シルバー」と大林組カラーの「オレンジ(パッションオレンジ)」が混在しています。


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東側から見た様子です。


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「梅田スカイビル」に向かう通路から見た様子です。


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「南街区賃貸棟・東棟」の建設現場です。地上28階、地下3階の超高層ビルが建設される予定です。1基目のタワークレーン姿を現しています。竹中工務店カラーの「シルバー」となっています。


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地上部分の「鉄骨建方」が始まっています。



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2022年12月22日 (木)

大阪メトロ 大阪公立大学のキャンパス前に新駅「森之宮新駅構想」 新駅のデザインパースを公開 2028年春に開業予定!

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-大阪メトロが大阪公立大学のキャンパス前に新駅-
 2022年11月16日に各マスコミから、大阪メトロは2025年に大阪城公園の東側に開設される大阪公立大学のキャンパスの前に新しい駅を設置する方針を固めたたと報道されました。

 大阪メトロの新しい駅は、森ノ宮駅から北東に約800mの「森之宮検車場」の敷地内に設置される予定です。新駅は、隣の森ノ宮駅から延伸する終着駅となり、車両の検査などを行う検車場に向かう線路を活用するということでホームも地上に造られる予定です。開業は大阪公立大学のメインキャンパスが開設される2025年を目指します。

● 森之宮新駅構想
 「Osaka Metro」は、大阪城東部地区に位置する森之宮検車場内に、新駅を設置する方針を決定しました。新駅の開業時期は、大阪城東部地区まちづくりの1.5期開発に間に合うよう、2028年春を目指します。

 引用資料 Osaka Metro(2022/12/21)
 森之宮新駅構想について

 交通を核にした生活まちづくり企業を目指すOsaka Metroは、万博開催とIR開業が予定されている西の拠点「夢洲」に対し、大阪府市を中心にまちづくり開発の計画が進む「森之宮」を東の拠点として位置づけ、東西軸の中央線の強化を行うことで、大阪の発展に寄与することを目指しています。

 一方で、開発エリアは、大学などの開発による需要に対してアクセス性が弱く、交通環境の整備が必要と考えており、当社が保有する森之宮検車場内に新たな鉄道駅を設置することで、アクセス性の向上と開発エリアのポテンシャル向上を図ります。


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「新駅のデザインパース」です。


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「新駅設置想定場所」です。「C地区(もとごみ焼却工場)」の西側に設置します。新駅の北端は「第二寝屋川」の手前に達します。

● 留置線跡地を活用
 大阪・関西万博開に合わせて「留置線」を整備しますが、万博終了後に留置線を撤去して留置線跡地を活用して新駅を設置します。


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「配置図」です。


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「新駅設置想定場所」です。



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2022年12月21日 (水)

JR大阪駅西側の谷間感が凄い! 地上23階、高さ約121mの「大阪駅西高架エリア開発」 2022年12月19日の建設状況

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-(仮称)大阪駅西北ビル開発事業-

 大阪駅周辺では、東海道線支線地下化・新駅設置事業や うめきた2期地区開発計画など、大阪駅西側地区を中心に、周辺地域との一体的なまちづくりが進められています。JR西日本グループでは、西日本最大のターミナルである大阪駅が将来にわたって大阪の玄関口にふさわしい、快適で利便性が高く、にぎわいのあるターミナル拠点となるべく、新たに「新改札口整備、高架下開発、新駅ビル開発」を行います。

 引用資料 JR西日本(PDF:2021/03/17)
 社会変容に対応した新しいライフスタイル「鉄道のある暮らし」の取り組み

 「国土交通省」は、(仮称)大阪駅西北ビル開発事業を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられます。

 引用資料 国土交通省(2021/03/25)
 大阪駅西側を再整備し、国際水準の都市機能集積を目指す ~(仮称)大阪駅西北ビル開発事業を国土交通大臣が認定~

(仮称)大阪駅西北ビル開発事業の概要
◆ 計画名-大阪駅西高架エリア開発
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町19番10の一部 他
◆ 交通-JR大阪駅直結
◆ 階数-地上23階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-121.6m
◆ 敷地面積-(施設全体)19,859.86㎡
◆ 建築面積-(施設全体)19,012.65㎡、(申請部分)3,690.46㎡
◆ 延床面積-(施設全体)76,341.28㎡、(申請部分)60,207.30㎡
◆ 容積対象面積-(施設全体)74,146.12㎡、(申請部分)58,012.14㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-駅施設、オフィス、物販店舗、飲食店舗
◆ 建築主-JR西日本、大阪ターミナルビル
◆ 設計者-JR西日本
◆ 施工者-大阪駅西北ビル外新築他工事特定建設工事共同企業体(大林組、大鉄工業JV)
◆ 着工-2021年03月02日
◆ 竣工-2024年07月31日予定
◆ 開業-2024年秋予定(新駅ビル開業)、2027年春まで(順次、高架下商業ゾーン・バスターミナル開業)


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「多様な利用シーンにフレキシブルに対応(小割にしやすい施設形状)」です(引用:JR西日本)。


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「新たな価値を生み出し続ける出発点(交流や情報発信拠点整備)」です(引用:JR西日本)。


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「周辺鳥瞰図」です(引用:JR西日本)。


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フロア構成

 新改札口に隣接して、うめきた2期地区をはじめとした大阪駅西側地区の玄関口にふさわしい新たな駅ビルを整備します。新たなビジネス活動拠点を整備するとともに、周辺のオフィスワーカーをはじめとする多様なニーズに対応する商業ゾーンを中層部に展開し、にぎわいや交流、憩いの場を創出します。低層部には広場空間を設け、うめきた2期地区開発とも連携し、周辺地区における歩行者の回遊性向上を図ります(引用:JR西日本)。


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「(仮称)大阪駅西北ビル開発事業」の2022年12月19日の建設状況です。


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北東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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「ノースゲートビルディング」から見た様子です。


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下層階の様子です。


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アップです。


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東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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「梅田3丁目計画(仮称)建設工事」と「大阪駅西高架エリア開発」との谷間感が凄いです。


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JR大阪阪駅の3階から見た様子です。


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(仮称)大阪駅西北ビル開発事業である「大阪駅西高架エリア開発」の建築計画のお知らせです。



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2022年12月20日 (火)

名古屋市 「白川第三ビル」の跡地 名駅4丁目OTプロジェクト 地上16階、高さ約79mの「エニシオ名駅」 2022年12月14日の建設状況

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-白川第三ビル跡

 名古屋駅前の「ミッドランド スクエア」と「モード学園スパイラルタワーズ」の間の一等地に、西側から「三井ビル北館、菱信ビル、白川第三ビル」の3棟が重なるように建っていました。

 最初に一番西側の「三井ビル北館」の解体工事が行われました。次に一番東側の「白川第三ビル」の解体工事が行われました。最後に中央の「菱信ビル」が解体されました。

 「菱信ビル」跡地の北側部分には、2017年5月27日に「KOMEHYO名古屋駅店」と併設のカフェ「THE CUPS MEIEK」がオープンしました。西側の「三井ビル北館」の跡地には、「名古屋三井ビルディング北館」が建設されて2021年1月31日に竣工しました。

エニシオ名駅
 「白川第三ビル」の跡地には、地上16階、地下2階、高さ79.00m、延床面積19,932.37㎡の「名駅4丁目OTプロジェクト」が建設されています。正式名称は「エニシオ名駅」となるようです。

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 エニシオ名駅

エニシオ名駅の概要
◆ 計画名-名駅4丁目OTプロジェクト
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅四丁目801番、802番、803番
◆ 交通-JR東海道本線・中央本線「名古屋」駅より徒歩3分、名鉄名古屋本線「名鉄名古屋」駅より徒歩3分、近鉄名古屋線「近鉄名古屋」駅より徒歩3分、名古屋市営地下鉄東山線「名古屋」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上16階、地下2階
◆ 高さ-最高部79.00m
◆ 敷地面積-1,811.04㎡
◆ 建築面積-1,263.21㎡
◆ 延床面積-19,932.37㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗、飲食店、自動車車庫
◆ 建築主-オー・ティー・ワン特定目的会社
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2021年06月01日
◆ 竣工-2023年08月予定


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「エニシオ名駅」の2022年12月14日の建設状況です。


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南西側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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「KOMEHYO名駅店」の北西側から見た様子です。タワークレーン2基で建設しています。



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2022年12月19日 (月)

高さ約120mと高さ約107mの「福井駅前電車通り北地区A街区第一種市街地再開発事業」 ザ・福井タワー スカイレジデンス & ザ・福井タワー イニシアグラン

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-福井駅前電車通り北地区A街区-
 「福井駅前電車通り北地区A街区」は、JR福井駅に面し、シンボル軸である中央大通りとにぎわい軸である駅前電車通りに挟まれた、福井市の最重要拠点に位置しています。その一方で、土地の細分化や、建物の老朽化、敷地の有効活用がなされていないなど、土地利用・防災・景観等の面で課題を抱えています。

 これらを踏まえ、2024年春の北陸新幹線福井駅開業に向けて、「文化、交流、居住、商業、業務」が複合した来街者や市民にとって新たな「福井の顔」となる交流拠点への都市再生を図るとともに、快適なオープンスペースの形成、回遊性の向上を図ることで、中心市街地全体の活性化に寄与するまちづくりを目指しています。

 「福井駅前電車通り北地区A街区第一種市街地再開発事業」は、JR「福井」駅西口に地上27階、高さ約120mのホテル・オフィス棟及び地上28階、高さ約107mの住宅棟、駐車場棟で構成される複合施設です。

 「長谷工不動産、阪急阪神不動産、マリモ、コスモスイニシア」の4社は、参加組合員として参画している「福井駅前電車通り北地区A街区第一種市街地再開発事業」について、2021年10月8日に新築工事の起工式が行われ、10月15日に着工しました。

● ザ・福井タワー スカイレジデンス
 「福井駅前電車通り北地区A街区第一種市街地再開発事業」内において開発中の一般向け分譲マンション「ザ・福井タワー スカイレジデンス」の公式ホームページがオープンしています。売主は「長谷工不動産、阪急阪神不動産、マリモ」です。

 引用資料 公式ホームページ
 ザ・福井タワー スカイレジデンス

● ザ・福井タワー イニシアグラン
 大和ハウスグループの「コスモスイニシア」は、参加組合員として参画している「福井駅前電車通り北地区A街区第一種市街地再開発事業」内において開発中のアクティブシニアのための分譲マンション「ザ・福井タワー イニシアグラン」の購入登録受付を2022年12月9日から開始しました。

 引用資料 コスモスイニシア(2022/12/07)
 福井駅前電車通り北地区A街区第一種市街地再開発事業内 アクティブシニアのための分譲マンション 『ザ・福井タワー イニシアグラン』12月9日から登録受付開始

福井駅前電車通り北地区A街区の概要
◆ 施設名称-(ホテル)コートヤード・バイ・マリオット福井、(一般向け分譲マンション:13階~28階)ザ・福井タワー スカイレジデンス、(アクティブシニア向け分譲マンション:3階~12階)ザ・福井タワー イニシアグラン
◆ 計画名-福井駅前電車通り北地区A街区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-福井県福井市中央一丁目3500番(地番)
◆ 交通-JR北陸本線「福井」駅徒歩4分、福井鉄道「福井」駅徒歩3分、えちぜん鉄道「福井」駅徒歩5分(JR福井駅構内経由)
◆ 階数-(ホテル・オフィス棟) 地上27階、地下1階、(住宅棟)地上28階、塔屋2階、地下1階、(駐車場棟)地上9階、地下0階
◆ 高さ-(ホテル・オフィス棟)約120m、(住宅棟)約107m、(駐車場棟)約36m
◆ 施行面積-約13,000㎡
◆ 敷地面積-6,951.03㎡  
◆ 建築面積-6,148.59㎡  
◆ 延床面積-71,789.79㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-(ホテル・オフィス棟)制振構造、(住宅棟)中間階免震構造
◆ 用途-商業施設、オフィス、カンファレンス、共同住宅、ホテル、駐車場 等
◆ 総戸数-224戸(一般向け118戸(非分譲住戸11戸含む)、アクティブシニア向け106戸)
◆ 用途-約250室(コートヤード・バイ・マリオット福井)
◆ 建築主-福井駅前電車通り北地区A街区市街地再開発組合
◆ 参加組合員-ユアーズホテルフクイホテル(ホテル)、Fujinaga Estate合同会社(事務所)、福井新聞社(事務所)、長谷工不動産(一般分譲住宅)、阪急阪神不動産(一般分譲住宅)、マリモ(一般分譲住宅)、コスモスイニシア(シニア分譲住宅)、福井放送([店舗・ジム・駐車場)
◆ 総合企画者-森ビル都市企画
◆ 建築設計・監理・事業コンサルタント-アール・アイ・エー
◆ 施工者-竹中工務店、村中建設、長谷工コーポレーション
◆ 解体工事-2020年10月
◆ 着工-2021年10月08日(起工式)、2021年10月15日(着工)
◆ 竣工-2024年05月予定
◆ オープン-2024年07月予定


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「立面概念図」です。


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「外観完成予想図」です。


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「エントランスラウンジ完成予想図」です。


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「位置図」です。



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2022年12月18日 (日)

JR京都線 向日町駅自由通路整備・橋上化事業 概要・デザインが公開 2025年夏頃に一部供用開始予定、2026年冬頃に全面供用開始予定!

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-JR向日町駅-
 「日本電産(2023年4月1日よりニデックに社名変更)」は、本社に隣接するJR向日町駅東側の農地約60,000㎡を取得し、第二本社やグループ企業の新拠点計4棟を2030年までに建設する構想を正式発表しています。

 最終的には、現本社を含めて一帯で最大5,000人が働く見込みです。最寄りの駅は「JR向日町駅」ですが、日本電産側の駅の東側に改札口がありません。そこで、駅の東側に「東口」を整備する計画が進んでいます。

 駅前広場、自由通路などの駅周辺施設の整備や市街地再開発事業を行い、東口の開設を図るとともに、駅周辺のにぎわいの創出を目指しています。また、駅への利便性・安全性の向上を図るため、京都市と連携し、都市計画道路の新設や、市道の拡幅整備を進めています。

● JR京都線 向日町駅自由通路整備・橋上化事業
 JR京都線の向日町駅自由通路整備・橋上化事業においては、駅東側エリアからのアクセス改善と駅の交通結節点としての機能強化ならびにサービスの向上を図るとともに、まちの活性化や駅周辺のにぎわい創出を目指して、2022年2月に向日市とJR西日本間で協定を締結のうえ事業を進めており、2022年12月より工事に着手しています。この度、自由通路および駅舎の設備の概要・デザインが決まりました。

 引用資料 JR西日本(PDF:2022/12/16)
 JR京都線 向日町駅自由通路整備・橋上化事業の概要について


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「整備計画概要図」です。2025年夏頃に一部供用開始予定、2026年冬頃に全面供用開始予定です(引用:JR西日本)。

設備の概要
(1)自由通路
◆ 通路-幅員5m、延長約60mの歩行者専用通路
◆ 西口-エレベーター1基、階段(幅員2m)、エスカレーター(昇り降り各1基)
◆ 東口-別途市街地再開発事業で整備予定
(2)橋上駅舎
◆ エレベーター2基(各ホーム1基)、エスカレーター2基(各ホーム昇り1基)
◆ 階段2箇所(各ホーム1箇所、幅員1.8m)
◆ 自動改札×4通路
◆ 券売機×3台
◆ お客様トイレ
◆ 店舗(計画中)


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JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業

 「JR向日町駅周辺地区市街地再開発準備組合」は、「JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業」を計画しています。「駅ビル棟」は、地上5階、「住宅棟」は、地上36階、最高高さ128.5m、総戸数約330戸です。最高高さ128.5mは、完成すると京都府で一番高い超高層ビルになります。

 引用資料 向日市・公式ホームページ
 JR向日町駅周辺のまちづくり

JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-京都府向日市寺戸町久々相
◆ 交通-JR京都線「向日」駅直結
◆ 階数-(住宅棟)地上36階、地下0階、(駅ビル棟)地上5階、地下0階
◆ 高さ-最高部128.5m
◆ 敷地面積-約5,060㎡
◆ 延床面積-約46,300㎡
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、(駅ビル棟)鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、業務施設、店舗、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-約330戸
◆ 建築主-JR向日町駅周辺地区市街地再開発組合
◆ 事業協力者-JR西日本不動産開発
◆ 特定業務代行者-大林組・大鉄工業JV
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2028年度予定


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「現況図」と「計画図」です(引用:向日市・公式HP)。


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「JR向日町駅」です。


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「JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。奥に「日本電産本社・中央開発技術研究所」が一部見えます。



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2022年12月17日 (土)

名古屋駅徒歩圏で最高層のタワーマンション 地上42階、高さ約149mの「NAGOYA the TOWER」 2022年12月14日の建設状況

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-NAGOYA the TOWER-

 名古屋駅の南側の中村区名駅南二丁目のパナソニックの工場跡地を、2018年に「長谷工コーポレーション」が200億円強で取得しました。敷地面積約15,000㎡ですが、第1期として北側の5,898.70㎡に超高層タワーマンションを建設します。

 計画名は「(仮称)名駅南二丁目計画 新築工事」で、概要は、地上42階、塔屋2階、地下1階です。第2期はニーズに応じて超高層タワーマンションの建設などを検討します。

 「総合地所(長谷工コーポレーションの子会社)、名鉄不動産、京阪電鉄不動産、大和ハウス工業、三交不動産、住友商事」の6社は、名古屋駅周辺で最高層となる分譲タワーマンション「NAGOYA the TOWER」を着工しました。

 引用資料 公式ホームページ
 NAGOYA the TOWER

NAGOYA the TOWERの概要
◆ 計画名-(仮称)名駅南二丁目計画 新築工事
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅南二丁目702番1(地名地番)
◆ 交通-JR「名古屋」駅徒歩14分
◆ 階数-地上42階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部149.10m
◆ 敷地面積-5,898.70㎡
◆ 建築面積-1,717.79㎡
◆ 延床面積-53,805.34㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造(制振ダンパーなど)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-435戸
◆ 建築主-総合地所(長谷工コーポレーションの子会社)、名鉄不動産、京阪電鉄不動産、大和ハウス工業、三交不動産、住友商事
◆ 設計者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2020年03月下旬頃
◆ 竣工-2023年04月予定
◆ 入居開始-2023年06月末


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「建物外観完成予想CG」です。


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「概念図」です。

制振構造
 「NAGOYA the TOWER」は、低降伏点鋼と呼ばれる特殊な鋼材による制振ダンパーを用いた「制振構造」を採用しています。制振ダンパーが地震時の振動エネルギーを吸収し、建物の損傷を軽減します。制振ダンパーは、3階~33階に各階8基、合計248基採用しています。

場所打ち鋼管コンクリート拡底杭
 「NAGOYA the TOWER」では、ボーリング調査により地中約39mに安定した支持地盤があることを確認しています。この支持地盤に達する53本の「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭」により、建物を支えています。


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「建物外観完成予想CG」です。


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「メインエントランス完成予想CG」です。


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「アートガーデン完成予想CG」です。


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「ランドスケープ完成予想CG」です。


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「位置図」です。


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「NAGOYA the TOWER」の2022年12月14日の建設状況です。12月14日に「Zepp Nagoya」で行われた乃木坂46の「31stSGアンダーライブ」に行った友人に撮影してもらいました。


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南西側から見た様子です。


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少し角度を変えた見た様子です。


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南側から見た様子です。


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2基あった「タワークレーン」が1基に減っています。



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2022年12月16日 (金)

新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業 収容人数約10,000人規模の「神戸アリーナプロジェクト」 新しい完成イメージを公開!

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-新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業-

 「NTT都市開発」は、「神戸アリーナプロジェクト」について、2023年4月着工、2025年大阪・関西万博の開催にあわせた4月開業に向けて本格始動します。

 引用資料 NTT都市開発(2022/12/15)
 「神戸アリーナプロジェクト」開発計画本格始動 スポーツ・エンターテイメントの最先端アリーナ、都心・ウォーターフロントの新たなランドマーク

 動画 YouTube(2022/12/15公開)
 KOBE ARENA PROJECT

 「神戸ウォーターフロントビジョン」の対象エリアであるウォーターフロントエリアに位置し、270度海に囲まれる絶景のロケーションです。神戸空港や新幹線とのアクセスの良さ、都市機能が集積する三宮エリアや異国情緒溢れる旧居留地との回遊性はもとより、メリケンパーク、ハーバーランドといった神戸を代表するスポットを望み、水際の魅力を最大限に活かしたシンボリックなアリーナとなります。

 プロバスケットボールB.LEAGUEに所属する「西宮ストークス」の本拠地をはじめとするスポーツ興行や音楽興行、MICEなど、多様な興行や演出に対応できる収容客数約1万人規模の最先端アリーナが、神戸の新たなランドマークとなり、魅力的なスポーツ・エンターテイメントのコンテンツを通し、市民だけでなく国内外から、人びとが何度も訪れ交流が生まれる賑わい拠点を創造します。

神戸アリーナプロジェクトの概要
◆ 計画名-新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町130番2
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-最高部46.163m
◆ 敷地面積-23,693.50㎡
◆ 建築面積-12,295.73㎡
◆ 延床面積-32,788.29㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-観覧場、飲食、物販店舗
◆ 収容人数-約10,000人
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(運営会社 One Bright KOBE)
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2023年04月15日予定
◆ 竣工-2025年02月28日予定
◆ オープン-2025年04月予定


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「夜景イメージ」です。


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「神戸アリーナ(仮称)」外観イメージ(北西突堤基部から望む)です。


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「バスケットボール試合時イメージ」です。


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「音楽コンサート時イメージ」です。


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「位置図」です。


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(変更前)新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業
 神戸市は「新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業」の事業者を公募し、「エヌ・ティ・ティ都市開発」を代表企業とする企業連合体を優先交渉権者に選定しました。構成員企業は、「スマートバリュー、NTTドコモ」です。

 神戸市のウォーターフロントに、1万人以上収容可能な最先端アリーナが誕生します。水際の魅力を最大限に生かしたシンボリックなアリーナとし、プロスポーツ興行、国内外トップアーティストによる音楽興行、MICEなどに対応します。

 引用資料 神戸市・公式HP(2021/03/26)
 新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業 事業者の公募

 「KOBE Smartest Arena」と名付けるアリーナの規模は、地上5階、高さ約30m、延床面積約25,301㎡です。収容人数は、固定席+可動席=8,000席です。最先端の興行環境により、10,000人以上収容可能なキャパシティとなる関西圏では数少ない世界水準の最先端アリーナとなります。

KOBE Smartest Arenaの概要
◆ 計画名-新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町130番2
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 高さ-最高部約30m
◆ 事業用地-約38,000㎡(公募対象地約19,340㎡)
◆ 建築面積-約10,228㎡
◆ 延床面積-約25,301㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-大規模アリーナ(プロスポーツ興行、国内外トップアーティストによる音楽興行、MICEなど多様な興行や演出に対応)
◆ 収容人数-固定席+可動席で8,000席(最先端の興行環境により10,000人以上収容可能なキャパシティ)
◆ 集客効果-年間約100万人
◆ 優先交渉権者-(代表企業)エヌ・ティ・ティ都市開発、(構成員企業)スマートバリュー、NTTドコモ
◆ 着工-2022年度予定
◆ オープン-2024年度中予定



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2022年12月15日 (木)

七宝山大福院 三津寺(大阪・ミナミの観音さん) (仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事 「カンデオホテルズ大阪心斎橋」 が開業!

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-(仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事-

 「七宝山大福院 三津寺(しっぽうざんだいふくいん みつてら)」は、大阪市中央区心斎橋筋二丁目にあり、「大阪・ミナミの観音さん」として親しまれています。

 「七宝山大福院 三津寺」は、本堂庫裏の全面改築・改修が行われています。今回の改築の大きな目的は文化5年(1808年)に建てられた本堂をそのままの状態で次世代に引き継ぎ、より多くの方に参拝してもらえるようにすることです。そのため改築後も現在の本堂はそのままの状態でのこり、さらに、大阪のメインストリート御堂筋からのアプローチも可能となります。

● カンデオホテルズ大阪心斎橋
 「宗教法人三津寺、東京建物、カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」は、“大阪ミナミ”の三津寺と一体化した「カンデオホテルズ大阪心斎橋」を2023年11月26日(日)より開業します。

 引用資料 カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント(2022/12/14)
 寺院と一体化した“大阪ミナミ”の「カンデオホテルズ大阪心斎橋」 2023年11月26日(日)より開業

 「カンデオホテルズ大阪心斎橋」は、地下鉄御堂筋線心斎橋駅・なんば駅の中間地点であり、”大阪ミナミの観音さん”として地元に愛される七宝山 大福院 三津寺が位置する地そのものに誕生します。

カンデオホテルズ大阪心斎橋の概要
◆ 所在地-(仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋二丁目7番12号
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線・四つ橋線「なんば」駅、Osaka Metro御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅、近鉄「大阪難波」駅、南海「難波」駅
◆ 階数-地上15階、棟屋1階、地下1階
◆ 高さ-59.95m
◆ 敷地面積-893.61㎡
◆ 建築面積-828.99㎡
◆ 延床面積-9,529.41㎡(容積対象面積8,925.73㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-複合用途(ホテル、寺院、物販店舗)
◆ 建築主-東京建物
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2021年01月06日
◆ 竣工-2023年09月予定
◆ 開業-2023年11月26日予定


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下層階の外観イメージです。


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「ホテルエントランスイメージ」です。


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「七宝山大福院 三津寺 外観イメージ」です。


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「(仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事」の建築計画のお知らせです。


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「西立面図」です。「ホテル、寺院、物販店舗」の複合ビルとなります。下層階に「本堂」が見えますが、「本堂」はビル内部に取り込まれた構造となります。


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「配置図」です。



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2022年12月14日 (水)

大阪駅(うめきたエリア)開業に向けて 線路切換工事に伴う特急列車の運転休止・道路交通規制(通行止め) 2023年2月11日〜2月13日に実施!

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-線路切換工事-
 大阪駅(うめきたエリア)開業に向けた線路切換工事に伴い、特急「はるか」の全区間、「くろしお」の一部区間で列車の運転を取りやめます。またこの工事にあわせて、なにわ筋(府道41号線)の一部区間で長時間にわたる道路の交通規制(通行止め)を行います。

 引用資料 JR西日本(PDF:2022/12/09)
 ~ 大阪駅(うめきたエリア)開業に向けて~ 線路切換工事に伴う特急列車の運転休止・道路交通規制(通行止め)について

線路切換工事日時・箇所
◆ 日時-2023年02月11日(土)夜間〜2023年02月13日(月)早朝まで
◆ 箇所-新大阪~西九条駅間内の2箇所(通常、特急「はるか」「くろしお」や貨物列車が走行する線路)


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JR WEST LABO
 「JR西日本」は2022年3月16日に、大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期区域」で建設中の地下新駅の地上部に駅ビルを建設する事を発表しました。隣接する都市公園と大阪駅方面への連絡デッキも設置し、駅周辺の回遊性を高めます。

 引用資料 JR西日本(2022/03/16)
 うめきた(大阪)駅がさらに進化します 地下駅と地上部での新駅ビルを共創フィールドとした新たな価値創造への挑戦~ 『JR WEST LABO』 始動 ~

 「JR西日本」は地下駅と駅ビルをイノベーションの実験場「JR WEST LABO」に位置付け、デジタル技術などを活用した近未来の駅空間の実現を目指します。実証実験を希望する「共創パートナー」の募集も始めました。

 新駅は2期区域の東側に位置し、地下1階に改札口やコンコース、地下2階に島式のホームを2面設置します。2023年3月に大阪駅の新たなホームとして開業する予定です。大阪駅の西側に新設する改札口と地下通路(改札内約70m)でつながります。

うめきた(大阪)駅がさらに進化
◆ 2023年春-うめきた(大阪)地下駅 開業
◆ 2024年夏頃-うめきた2期 先行まちびらき、JR大阪駅⇔うめきた2期間連絡デッキ供用開始
◆ 2025年春頃-地上部新駅ビル開業
◆ 2025年04月-大阪関西万博2025開幕
◆ 2031年春-なにわ筋線開業予定


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「『JR WEST LABO』のフィールド ~地上部分~」です。

うめきた駅の駅ビル(地上部分)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町
◆ 交通-JR「大阪」駅直結
◆ 階数-地上3階
◆ 敷地面積-約12,500㎡
◆ 店舗面積-約3,750㎡
◆ 駅前広場主要用途-観光バス・タクシー乗降場等
◆ ビル主要用途-歩行者広場、商業施設、連絡デッキなど
◆ 建物設置者-JR西日本不動産開発
◆ 商業施設運営者-JR西日本大阪開発
◆ 開業(一部供用開始)-2024年夏頃予定(駅前広場・連絡デッキなど)
◆ 全面開業(商業施設含む)-2025年春頃予定


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「『JR WEST LABO』のフィールド ~地下部分~ コンコース階」です。


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「『JR WEST LABO』のフィールド ~地下部分~ ホーム階」です。



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2022年12月13日 (火)

JR向日町駅東口 地上36階、高さ128.5mの「JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業」 特定業務代行者を「大林組・大鉄工業JV」に決定!

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-JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業-

 日本電産」は、本社に隣接するJR向日町駅東側の農地約60,000㎡を取得し、第二本社やグループ企業の新拠点計4棟を2030年までに建設する構想を正式発表しています。

 最終的には、現本社を含めて一帯で最大5,000人が働く見込みです。最寄りの駅は「JR向日町駅」ですが、日本電産側の駅の東側に改札口がありません。そこで、駅の東側に「東口」を整備する計画が進んでいます。

 駅前広場、自由通路などの駅周辺施設の整備や市街地再開発事業を行い、東口の開設を図るとともに、駅周辺のにぎわいの創出を目指しています。また、駅への利便性・安全性の向上を図るため、京都市と連携し、都市計画道路の新設や、市道の拡幅整備を進めています。

 「JR向日町駅周辺地区市街地再開発準備組合」は、「JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業」を計画しています。「駅ビル棟」は、地上5階、「住宅棟」は、地上36階、最高高さ128.5m、総戸数約330戸です。最高高さ128.5mは、完成すると京都府で一番高い超高層ビルになります。

 引用資料 向日市・公式ホームページ
 JR向日町駅周辺のまちづくり

● 大林組・大鉄工業JVに決定!
 「JR向日町駅周辺地区市街地再開発組合」は、「JR向日町駅周辺地区第1種市街地再開発事業」の特定業務代行者を公募し、大林組・大鉄工業JVに決定しました。

 建設ニュース(2022/12/12)
 大林組・大鉄工業JVに決まる/特定業務代行者の公募/JR向日町駅周辺地区市街地再開発組合

JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-京都府向日市寺戸町久々相
◆ 交通-JR京都線「向日」駅直結
◆ 階数-(住宅棟)地上36階、地下0階、(駅ビル棟)地上5階、地下0階
◆ 高さ-最高部128.5m
◆ 敷地面積-約5,060㎡
◆ 延床面積-約46,300㎡
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、(駅ビル棟)鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、業務施設、店舗、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-約330戸
◆ 建築主-JR向日町駅周辺地区市街地再開発組合
◆ 事業協力者-JR西日本不動産開発
◆ 特定業務代行者-大林組・大鉄工業JV
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2028年度予定


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「現況図」と「計画図」です。


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「計画図(拡大図)」です。


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「JR向日町駅」です。


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「JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。奥に「日本電産本社・中央開発技術研究所」が一部見えます。



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2022年12月12日 (月)

広島県庁近く 地上31階、地下1階、高さ約160mの「基町相生通地区第一種市街地再開発事業」 断面図や平面図等の詳細

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-基町相生通地区第一種市街地再開発事業-
 基町駐車場周辺の地権者である「広島市、中国電力ネットワーク、朝日新聞社、朝日ビルディング、広島商工会議所」及び地権者からの要請に基づく当地区のコーディネーターである「UR都市機構」の6者は、これまで事業化に向けた検討を行い、2021年8月に紙屋町・八丁堀地区における官民連携のリーディングプロジェクトとして、連携・協力して「基町相生通地区第一種市街地再開発事業」を推進することに合意しました。

 広島市中区基町に広島市や朝日新聞社などが高層ビルを中心とした大規模複合施設を建設する再開発事業の計画地区について、広島市都市計画審議会が2022年2月2日に、都市再生特別地区に指定することを承認しました。

 概要は、地上31階、地下1階、高さ約160m、延床面積約86,800㎡、低層部に広島商工会議所や店舗、駐車場が入り、中層部はオフィス、高層部はホテルにします。

 引用資料 広島市・公式HP(2022/10/26)
 基町相生通地区市街地再開発事業

基町相生通地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 事業の種類-第一種市街地再開発事業(個人施行)
◆ 所在地-広島県広島市中区基町12番3、12番6、13番1、13番2、17番1の一部、17番2の一部、広島市中区立町7番の一部
◆ 交通-広島電鉄「立町」電停徒歩約1分
◆ 階数-(高層棟)地上31階、地下1階、(変電所棟)地上5階、地下0階、(市営駐輪場棟)地上5階、地下1階
◆ 高さ-(高層棟)最高部160.000m、軒高150.350m、(変電所棟)26.780m、(市営駐輪場棟)18.160m
◆ 敷地面積-約7,500㎡
◆ 建築面積-約5,900㎡
◆ 延床面積-(高層棟)約78,400㎡、(変電所棟)2,800㎡、(市営駐輪場棟)5,600㎡
◆ 容積率対象面積-(高層棟)約64,900㎡、(変電所棟)2,300㎡、(市営駐輪場棟)200㎡
◆ 構造-(高層棟)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(変電所棟)鉄骨造、(市営駐輪場棟)鉄骨造
◆ 用途-(高層棟)オフィス、ホテル、店舗、駐車場、駐輪場、(変電所棟)変電所、駐車場、(市営駐輪場棟)駐車場、駐輪場
◆ 施行者-(代表施行者)UR都市機構、(共同施行者)朝日新聞社、朝日ビルディング、中国電力ネットワーク
◆ 地権者-朝日新聞社、朝日ビルディング、中国電力ネットワーク、広島商工会議所、広島市
◆ 着工-2023年度予定(施行認可及び権利変換計画認可、認可後速やかに工事に着手)
◆ 竣工-2027年度予定( 高層棟及び変電所棟)、2029年度予定(市営駐輪場棟竣工)
◆ 総事業費-460億円


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「相生通りからみた低層部」です(引用:UR都市機構)。


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「ゾーニング計画」です。


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「断面図」です。「高層棟」の高さは、最高部160.000m、軒高150.350mとなっています。


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「配置図」です。



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2022年12月11日 (日)

疾風怒濤の勢いで再開発が進む天神地区 新たに天神東部地区で大規模再開発 「水鏡天満宮」を那珂川沿い移設して街区を一体的な再開発!

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-天神東部地区で大規模再開発-
 疾風怒濤の勢いで再開発が進む福岡市の天神地区ですが、新たに「天神東部地区」の再開発のニュースが入って来ました(Googleマップの衛星写真3Dモードを引用)。

 「福岡市」の天神東部地区で、「西日本鉄道」などの地権者が一体的な再開発を進めることが判明しました。大半の地権者が12月9日に、福岡市の再開発促進事業「天神ビッグバン」の活用を目指す方針を確認しました。近く、福岡市に計画概要を提出して発表します。

 引用資料 毎日新聞(2022/12/10)
 天神東部地区で大規模再開発へ 水鏡天満宮を移設、複合ビル建設

 「水鏡天満宮」を那珂川沿いに移した上で複合ビルを建てる構想です。数年内の着手を目指しており、天神地区の東の玄関口として、観光やビジネスの拠点づくりに取り組みます。

 再開発するのは那珂川に面し、北側を昭和通り、南側を明治通りに挟まれたエリアです。九州最大の繁華街・中洲に近い好立地で、水鏡天満宮、西鉄が保有する毎日福岡会館などがあります。建設予定の複合ビルは、高級ホテルやオフィスなどを視野に複数の機能を持たせる見通しという。


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「天神明治通り地区(約17ha)」の範囲です。規制緩和前の高さ制限は約76mでした。「渡辺通」の西側か、約115m(NTTコム福岡天神ビル避雷針と同等)、東側が約76m(福岡市役所避雷針と同等)~約100mまで緩和されました。


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「水鏡天満宮(2区画)」がある区画は、高さ制限約78m~約91mの区画に入っています。


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天神二丁目南ブロック駅前東西街区
 福岡市中心部にある福岡パルコや新天町商店街などを一体開発する計画案が2022年11月30日に、福岡市に提出されました。開業は8年後の2030年度を目指します。

 引用資料 福岡市・公式HP(PDF:2022/11/30)
 『天神二丁目南ブロック駅前東西街区』の計画概要公表について

 「新天町商店街商業協同組合、新天町商店街公社、パルコ、⻄⽇本鉄道、三井住友銀⾏」の5者は、所有する建物の⽼朽化が進む中、天神の賑わいを創出する重要な拠点として、耐震性の向上等により、将来にわたり安⼼・安全で賑わいのあるまちづくりを実現していくため、「天神⼆丁⽬南ブロック駅前東⻄街区都市計画推進協議会」を設⽴し、検討を⾏ってきました。プロジェクトを推進していくにあたり、「天神ビッグバンボーナス」の取得に向けて福岡市に計画概要書を提出しました。


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福岡中央郵便局およびイオンショッパーズ福岡
 「日本郵便」および「イオン九州」は、「福岡中央郵便局」と「イオンショッパーズ福岡」の連携を図る段階連鎖建替えプロジェクトに関して、本格的に検討を行うこととしました。

 引用資料 日本郵便(PDF:2022/12/08)
 福岡中央郵便局およびイオンショッパーズ福岡の段階連鎖建替えプロジェクト ~天神北の核として周辺地域につながる交流拠点の形成~

 プロジェクトは築年数の経過した両建物の建替えにあたり、建物の耐震性を向上させ、地区の特性などを踏まえた計画とすることで、生まれ変わる須崎公園につながる天神北の発展および福岡市が進める「天神ビッグバン」に貢献できるものと考えています。プロジェクトを推進するにあたり、天神ビッグバンボーナスの取得に向けて、段階的および連鎖的な建替え計画の概要を福岡市に提出しました。

 「福岡中央郵便局」の工事が先に始まり、窓口機能は一時的に「イオンショッパーズ福岡」に移る見込みです。「福岡中央郵便局」の建て替えは2030年頃竣工、「イオンショッパーズ福岡」の建て替えは2030年代中頃竣工を目標としています。



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2022年12月10日 (土)

JR西日本 山陽本線 姫路・英賀保間新駅ならびに自由通路の概要 コンセプトは「生まれ変わる公園の新たな玄関口」 

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-JR姫路・英賀保間新駅整備-

 「姫路市」と「JR西日本」は、山陽本線の姫路駅-英賀保(あがほ)駅間に新駅を設置することで合意し、覚書を交わしています。姫路市の「手柄山中央公園」の北西部付近に設ける方向で、具体的な場所や開業時期、費用負担などについて協議していました。

 2021年1月14日に、「JR西日本(西日本旅客鉄道)」は、姫路・英賀保間の新駅設置について、近畿運輸局長に対し、鉄道事業法に基づく事業基本計画の変更認可申請を行ないました。新駅は、「英賀保駅-約2.8km-(新駅)-約1.8km-姫路駅」の位置に整備されます。

● コンセプトは生まれ変わる公園の新たな玄関口
 「姫路市」と「JR西日本」は、2016年12月に山陽本線 姫路・英賀保間の西延末地区で新駅の具体的な検討を進めていくことで覚書を締結しました。その後、JR西日本は2021年1月14日に鉄道事業法に基づく事業基本計画の変更認可申請を行ないました。このたび、この新駅ならびに自由通路の概要が決定しました。

 引用資料 JR西日本(PDF:2022/12/09)
 山陽本線 姫路・英賀保間新駅ならびに自由通路の概要について

 手柄山中央公園の新たな玄関口として、山陽本線姫路・英賀保間に新駅ならびに南北を往来できる自由通路を設置します。ホームは、相対式2面2線(幅員約3m~5m)、コンセプトは「生まれ変わる公園の新たな玄関口」、開業は2026年春予定です。

姫路・英賀保間の新駅の概要
◆ 設置位置-兵庫県姫路市西延末(英賀保約2.8km、姫路約1.8km)
◆ 駅設備-橋上駅舎、相対式ホーム2面(12両対応)、旅客上家(6両対応)、エレベーター×2基
◆ 開業-2026春予定


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「完成イメージ(北駅前広場から)」です。


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「手柄山スポーツ施設整備運営事業(PFI事業)」の完成イメージです。


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「1階平面図」です。線路の両側にホームを配置する相対式2面2線の地上駅になります(引用:姫路市)。


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「2階平面図」です。2階の自由通路に面して「橋上駅舎」が設置されます(引用:姫路市)。


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姫路駅-英賀保駅間の新駅予定地です(引用:兵庫県)。



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2022年12月 9日 (金)

疾風怒濤の勢いで再開発が進む天神地区 新たに「福岡中央郵便局」および「イオンショッパーズ福岡」の段階連鎖建替えプロジェクト!

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-福岡中央郵便局およびイオンショッパーズ福岡-
 疾風怒濤の勢いで再開発が進む福岡市の天神地区ですが、新たに「福岡中央郵便局」と「イオンショッパーズ福岡」の再開発のニュースが入って来ました(Googleマップの衛星写真3Dモードを引用)。

 「日本郵便」および「イオン九州」は、「福岡中央郵便局」と「イオンショッパーズ福岡」の連携を図る段階連鎖建替えプロジェクトに関して、本格的に検討を行うこととしました。

 引用資料 日本郵便(PDF:2022/12/08)
 福岡中央郵便局およびイオンショッパーズ福岡の段階連鎖建替えプロジェクト ~天神北の核として周辺地域につながる交流拠点の形成~

 プロジェクトは築年数の経過した両建物の建替えにあたり、建物の耐震性を向上させ、地区の特性などを踏まえた計画とすることで、生まれ変わる須崎公園につながる天神北の発展および福岡市が進める「天神ビッグバン」に貢献できるものと考えています。プロジェクトを推進するにあたり、天神ビッグバンボーナスの取得に向けて、段階的および連鎖的な建替え計画の概要を福岡市に提出しました。

 「福岡中央郵便局」の工事が先に始まり、窓口機能は一時的に「イオンショッパーズ福岡」に移る見込みです。「福岡中央郵便局」の建て替えは2030年頃竣工、「イオンショッパーズ福岡」の建て替えは2030年代中頃竣工を目標としています。


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「位置図」です。


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「福岡中央郵便局」と「イオンショッパーズ福岡」の位置図です。


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「建替えプロジェクト対象建物」と「第一段階整備計画概要(福岡中央郵便局建替えビル)」です。


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「第一段階整備時イメージパース」です。



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2022年12月 8日 (木)

神戸ウォーターフロントビジョン 収容人数10,000人規模の「神戸アリーナプロジェクト」 外観デザイン・階数・高さ・延床面積が大幅に変更!

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-神戸ウォーターフロントビジョン-

 「神戸市」は、ウォーターフロントエリアを対象として、今後概ね10年間で取り組むべき施策の方向性を示す「神戸ウォーターフロントビジョン」を公表しました。神戸ウォーターフロントビジョンは、2011年に策定した ”「港都 神戸」グランドデザイン” に掲げる将来構想の実現に向け、取り巻く社会経済情勢の変化をふまえて作成されました。

 引用資料 神戸市・公式HP(2022/12/01)
 「神戸ウォーターフロントビジョン」の公表について

 グランドデザインでは、「多くの人が集う」「地域資源を最大限にいかす」「新しい都市機能を導入する」「環境創造の場づくりを推進する」ことを基本的な視点として定めていますが、今回のビジョンではこれらの視点に、「国内外からの来訪者も魅了する」視点を加え、新しい海辺の「まち」としてさらに成長することを目指し、エリアごとにコンセプトを定めています。


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(変更後)神戸アリーナプロジェクト

 神戸ウォーターフロントビジョンの1つである「神戸アリーナプロジェクト」の図書の縦覧が行われています。縦覧期間は、2022年12月2日~12月15日までです。

 引用資料 神戸市・公式HP(PDF)
 神戸アリーナプロジェクト

 「神戸ウォーターフロントビジョン」に「神戸アリーナプロジェクト」の完成イメージも描かれていますが、2021年3月26日に公表された最初の完成イメージ比べると大幅にデザインが変更になっています。階数・高さ・延床面積等の規模が拡大しています。

 日刊建設工業新聞(2022/12/08)
 NTT都市開発/神戸アリーナプロジェクト景観協議申出書を市に提出、大林組が設計

神戸アリーナプロジェクトの概要
◆ 計画名-新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町130番2
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-最高部46.1m
◆ 敷地面積-約23,693㎡
◆ 建築面積-約12,295㎡
◆ 延床面積-約32,788㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-観覧場、飲食、物販店舗
◆ 収容人数-最大10,000人
◆ 優先交渉権者-(代表企業)エヌ・ティ・ティ都市開発、(構成員企業)スマートバリュー、NTTドコモ
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2023年04月15日予定
◆ 竣工-2025年02月28日予定


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(変更前)新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業
 神戸市は「新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業」の事業者を公募し、「エヌ・ティ・ティ都市開発」を代表企業とする企業連合体を優先交渉権者に選定しました。構成員企業は、「スマートバリュー、NTTドコモ」です。

 神戸市のウォーターフロントに、1万人以上収容可能な最先端アリーナが誕生します。水際の魅力を最大限に生かしたシンボリックなアリーナとし、プロスポーツ興行、国内外トップアーティストによる音楽興行、MICEなどに対応します。

 引用資料 神戸市・公式HP(2021/03/26)
 新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業 事業者の公募

 「KOBE Smartest Arena」と名付けるアリーナの規模は、地上5階、高さ約30m、延床面積約25,301㎡です。収容人数は、固定席+可動席=8,000席です。最先端の興行環境により、10,000人以上収容可能なキャパシティとなる関西圏では数少ない世界水準の最先端アリーナとなります。

KOBE Smartest Arenaの概要
◆ 計画名-新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町130番2
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 高さ-最高部約30m
◆ 事業用地-約38,000㎡(公募対象地約19,340㎡)
◆ 建築面積-約10,228㎡
◆ 延床面積-約25,301㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-大規模アリーナ(プロスポーツ興行、国内外トップアーティストによる音楽興行、MICEなど多様な興行や演出に対応)
◆ 収容人数-固定席+可動席で8,000席(最先端の興行環境により10,000人以上収容可能なキャパシティ)
◆ 集客効果-年間約100万人
◆ 優先交渉権者-(代表企業)エヌ・ティ・ティ都市開発、(構成員企業)スマートバリュー、NTTドコモ
◆ 着工-2022年度予定
◆ オープン-2024年度中予定



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2022年12月 7日 (水)

広島城基本構想 広島城三の丸整備等事業に係る設置等予定者の選定 中国放送を代表企業とするグループ「広島城アソシエイツ」に決定!

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-広島城三の丸整備等事業-

 広島市では、2020年5月に策定した「広島城基本構想」において、広島城全体で、(1)歴史・文化の発信拠点としての広島城の魅力の向上、(2)観光拠点としての魅力向上を通じた都心のトライアングルの回遊性の向上を図ることとしています。

 このうち、三の丸については、飲食・物販施設など、観光客・市民からニーズの高い便益施設とともに、歴史・文化の発信の中心的な役割を担う展示収蔵施設の導入を図ることとしており、2021年7月に、新たな機能導入の方針並びに整備計画及び管理運営に係る基本的な条件を定めた「広島城三の丸整備基本計画」を策定しました。

 これらを踏まえ、広島城三の丸整備等事業では、民間活力を活用したにぎわい施設等の整備を行うとともに、広島城区域の用地及び建物を一体的に管理運営することにより、市民サービスの向上や本市の財政負担の軽減を図りつつ、広島城が有する価値や魅力の一層の向上を目指します。​

 引用資料 広島市(2022/07/15)
 広島城三の丸整備等事業に関する事業者の公募(令和4年7月15日~)

 「広島城三の丸整備等事業」では、Park-PFIを導入し、民間事業者が三の丸エリアに飲食・物販施設等の収益施設(公募対象公園施設)及び多目的広場等の公園施設(特定公園施設)の整備を行います。公募対象公園施設の整備可能範囲及び特定公園施設の整備対象範囲は、三の丸のみとします。

● 広島城アソシエイツを設置等予定者に選定!
 「広島市」は、Park-PFI(公募設置管理制度)を導入して整備する「広島城三の丸整備等事業」の公募型プロポーザルで、中国放送を代表企業とするグループ「広島城アソシエイツ」を設置等予定者に選定しました。

 引用資料 広島市(2022/12/05)
 広島城三の丸整備等事業に係る設置等予定者の選定(令和4年12月5日)

 広島城アソシエイツは、「(代表法人)中国放送、(構成法人等)RCC文化センター、TBSホールディングス、フジタ、合人舎計画研究所、NTT都市開発、中国新聞、中国四国博報堂、山下設計、NTTアーバンバリューサポート、シーケイ・テック」で構成します。

 多目的広場やにぎわい施設、駐車場などを整備し、広島城区域内の用地、建物を一体的に管理運営します。広島の歴史や文化への関心を高める情報を発信し、広島城のポテンシャルを最大限引き出します。歴史・文化の発信拠点となることを目指します。


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「完成イメージ」です。


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「三の丸のゾーニング計画及び導入機能のイメージ」です。


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「事業区域と各事業の範囲」です。


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「事業対象地周辺の位置図」です。


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「広島城」です。



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2022年12月 6日 (火)

京都の名宿「四季十楽」がリブランド 「Rinn 四季十楽(りん しきじゅうらく)」が2022年12月21日がリブランドオープン!

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-Rinn 四季十楽(りん しきじゅうらく)-

 「京阪電鉄不動産」と「レアル」は共同事業として、10軒の京町家を改装した先鋭的な名宿として知られる「四季十楽」をレアルが運営する Rinn ブランドの町家型ホテルとして2022年12月21日(水)にリブランドオープンします。

 引用資料 京阪電鉄不動産(PDF:2022/12/02)
 京都の名宿「四季十楽」が12月21日(水)リブランドオープン 京阪電鉄不動産株式会社×株式会社レアルの共同事業

 築約100年の歴史やこれまで関わった方々の想いを受け継ぎながら、京町家の歴史とホテルの快適さを兼ね備えた宿泊施設として次の時代へ繋ぎます。客室数は10室です。


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


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「位置図」です。



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2022年12月 5日 (月)

ついに来た! 施行地区面積約7.7haの「中之島五丁目地区土地区画整理事業」 「リーガロイヤルホテル(大阪)」や「大阪市立扇町高等学校」跡地などの再開発への布石!

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-中之島五丁目地区土地区画整理事業-
 「中之島五丁目地区」は、古くから大阪の経済・文化・行政の諸活動の中心であり、多様な文化機能、国際的な交流機能、商業機能、滞在機能などの都心機能の充実・強化をめざして開発・整備が進められている中之島の一角にあり、都市再生特別措置法に基づく「中之島周辺地域 特定都市再生緊急整備地域」としても位置付けられています。

 京阪中之島線の整備やなにわ筋線新駅の計画による交通利便性の向上やウォーターフロントの立地特性を活かして、低未利用地の土地利用転換等により、中枢業務機能の充実や質の高い都市空間の創出を図ることを目的とします。

 また、地区南側に位置する市道中之島線(南岸道路 幅員10m)及び都市計画道路中之島歩行者専用道2号線(幅員6m~8m)の整備を「中之島五丁目地区土地区画整理事業」の整備に併せて行います。

 引用資料 大阪市・公式HP(2022/12/02)
 中之島五丁目地区土地区画整理事業

● 大規模再開発画の布石!
 施行地区面積約7.7ha(正確には76,738.57㎡)の大規模な「土地区画整理事業」となります。地区内には、「リーガロイヤルホテル(大阪)」や「大阪市立扇町高等学校」跡地などがあります。今回の土地区画整理事業が、「リーガロイヤルホテル(大阪)」の建て替えを含む大規模再開発への布石になるのは間違いないです。


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「中之島五丁目地区土地区画整理事業 設計図」です。


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地区南側には、駐車場が広がっています。


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リーガロイヤルホテル(大阪)

 地区内にある「リーガロイヤルホテル(大阪)」です。将来的には建て替えられると思われます。


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地区内を西側から見た様子です。


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もと扇町高等学校(大阪市立扇町高等学校の跡地)

 「大阪市立扇町高等学校」は、大阪市北区中之島五丁目にあった大阪市立の高等学校です。学校統廃合に伴い閉校しました。西九条駅近くの「大阪市立咲くやこの花高等学校・中学校」は、従来の大阪市立扇町高等学校(中之島)と大阪市立此花総合高等学校を統合改編して、中高一貫校として、2008年4月1日に開校しました。

 現在は更地になっています。 学校としての機能は、2008年3月で終了していましたが、7年間以上解体されずに残っていました。2015年11月4日~2016年4月30日の工期で解体工事が行われました。


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地区内を北側から見た様子です。


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街区の北端にある「ルイシャトレ中之島 」と「NTTコミュミケーションズ 中之島ビル」は、残念ながら今回の「土地区画整理事業」には含まれません。



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2022年12月 4日 (日)

熊本国際空港 空港アクセス鉄道のルート検討 「TSMC」の進出により状況が一変 「肥後大津ルート」に決定!

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-熊本空港アクセス鉄道-

 「熊本国際空港」は、熊本県益城町にある「阿蘇くまもと空港」で、新旅客ターミナルビルの建設を計画しています。「熊本空港特定運営事業等」の関連プロジェクトです。

 空港のコンセッションを巡っては、国土交通省が「三井不動産」を代表とするコンソーシアムを事業者に選定しています。コンソーシアムが設立した熊本国際空港による空港運営が2020年4月1日に始まっています。

 「熊本国際空港株式会社」は、「阿蘇くまもと空港」において、2021年1月15日に、新旅客ターミナルビルの起工式を執り行いました。設計は「日建設計・梓設計JV」、施工は「大成建設」で、2023年3月23日供用開始を予定しています。

 「熊本空港アクセス鉄道」は、JR豊肥線三里木駅~熊本空港を結ぶ鉄道新線計画です。2023年3月23日供用開始予定の熊本空港新ターミナルビルの建設を前に、熊本県が実現に向け調査を進めてきました。熊本県知事は、2018年12月の県議会本会議で鉄道建設を進めることを表明し、2019年2月にJR九州と基本合意しました。

 「空港アクセス検討委員会」は2022年11月9日に、JR豊肥本線の熊本空港(益城町)への分岐・延伸について、熊本県が検討しているルート3案のうち肥後大津駅から分岐する「肥後大津ルート」が妥当とする結論をまとめました。熊本県では今後、JR九州と費用負担などを協議し、できるだけ早くルートを決めたいとしています。

 引用資料 熊本県・公式HP(2022/11/09)
 第5回空港アクセス検討委員会の開催について

● 肥後大津ルートに決定!
 「熊本県」の12月定例議会が2022年12月2日開会し、蒲島知事は、JR豊肥本線と熊本空港を結ぶ「空港アクセス鉄道」の整備ルートについて「肥後大津ルート」に決定したことを明らかにしました。

 NHK NEWS(2022/12/02)
 空港アクセス鉄道は肥後大津ルートに決定 蒲島知事が明らかに

 台湾の半導体大手、TSMCの進出に伴って再検討されることになった空港アクセス鉄道をめぐっては、有識者で作る検討委員会が大津町の「肥後大津駅」から分岐する「肥後大津ルート」が最も事業費が低く、豊肥本線との接続が唯一、直通で妥当だとする意見をとりまとめています。またJR九州も「肥後大津ルート」について熊本県の判断を尊重しながら具体的な検討を進める考えを示していました。


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「空港アクセス鉄道 3ルート概要図(ルート帯)」です。

● 三里木ルートから大きく変化!
 当初は「三里木ルート」で計画されていましたが、台湾の世界最大手半導体企業「TSMC」が、菊陽町(セミコンテクノパーク隣接)に進出することが決定したことにより状況が一変しました。「原水ルート」と「肥後大津ルート」についても調査を実施し、より効率的で効果の高いルートについて、比較検討を実施する事になりました。


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「阿蘇くまもと空港周辺における人口変動と企業立地状況」です。


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「ルートの追加検討に係る中間的な調査概要」です。



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2022年12月 3日 (土)

神戸市 新西市民病院整備基本計画(案) 「鉄人28号モニュメント」がある若松公園の北側部分に移転 2028年度の開院を目指す!

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-新西市民病院再整備基本方針-

 「神戸市」では、建物の老朽化・狭あい化が進む「神戸市立医療センター西市民病院」について、移転新築による再整備に向けた取り組みを進めており、2021年6月4日に「新西市民病院整備基本方針(案)」を公表しました。

 現在の「神戸市立医療センター西市民病院(長田区一番町二丁目4番地)」は、神戸街地西部(兵庫区・長田区・須磨区)の中核病院として、1970年に開院しました。27の診療科があり、病床数は358床で、救急搬送の受け入れ数はこのエリアで最も多いです。

 西市民病院は老朽化したため、JR新長田駅前の若松公園内に移転・新築します。規模は現在と同程度の約358床にする方針です。高度医療機器を導入し、救急医療に加え、感染症や災害対応などの機能を強化します。

 移転・新築先は、「鉄人28号モニュメント」がある若松公園の北側部分で、現在は大型遊具があります。病院建設とともに、公園南側に「あそび広場」を整備し、遊具も設置します。病院内にも公園機能を補完する交流施設を設けます。

● 新西市民病院整備基本計画(案)
 神戸市民病院機構は、「新西市民病院整備基本計画(案)」を公表しました。規模は、延床面積約39,000㎡を想定します。2022年度中に基本設計を発注する予定で、近く委託手続きを開始します。2028年度の開院を目指しています。

 引用資料 神戸市・公式HP(2022/11/30)
 「新西市民病院整備基本計画(案)」に対する意見を募集します

 概算事業費は340億円を見込んでいます。新病院の病床数は現在の358床(一般334床、高度治療室12床、救急12床)を維持します。大規模災害時にも診療機能を継続できるように「免震構造」を導入します。


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「整備概要」です。


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「建物配置計画図」です。


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「位置図」です。 現在の「西市民病院」から、西側へ約1.5km移動します。


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「新病院整備スケジュール」です。2028年度の開院を目指しています。



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2022年12月 2日 (金)

大阪ステーションシティ 大阪駅(うめきたエリア・西側エリア)の改札口名称 「うめきた地下口」および「西口」に決定!

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-大阪駅(うめきたエリア・西側エリア)の改札口名称-
 JR西日本グループでは、西日本最大のターミナルである大阪駅が、将来にわたって大阪の玄関口として利便性が高く、賑わいのある拠点となるべく、2019年より大阪駅西側地区の開発に着手しました。

 「JR西日本」は2022年12月1日に、大阪駅の「うめきたエリア」と西側エリアに設置する改札口の名称を決定したと発表しました。改札口の名称は、うめきたエリアが「うめきた地下口」、西側エリアが「西口」です。改札口間は地下で接続され、改札内連絡通路を整備します。

 引用資料 JR西日本(PDF:2022/12/01)
 大阪駅(うめきたエリア・西側エリア)の改札口名称について

 うめきた地下口は、東海道線支線地下化・新駅設置事業により整備する「大阪駅(うめきたエリア)」の改札口です。開業時にはおおさか東線が新大阪駅から乗り入れるほか、2031年には難波方面へ伸びる「なにわ筋線」も乗り入れる予定となっています。


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「位置図」です。


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「うめきた地下口(改札周辺)」のメージパースです。


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「うめきた地下口(外観)」のメージパースです。


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「西口(改札周辺)」のメージパースです。


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「西口(外観)」のメージパースです。



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2022年12月 1日 (木)

天神ビッグバン最大規模の再開発 天神二丁目南ブロック駅前東西街区 「東街区」と「⻄街区」の超高層ツインタワーを建設!

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-天神二丁目南ブロック駅前東西街区-
 福岡市中心部にある福岡パルコや新天町商店街などを一体開発する計画案が2022年11月30日に、福岡市に提出されました。開業は8年後の2030年度を目指します。

 「新天町商店街商業協同組合、新天町商店街公社、パルコ、⻄⽇本鉄道、三井住友銀⾏」の5者は、所有する建物の⽼朽化が進む中、天神の賑わいを創出する重要な拠点として、耐震性の向上等により、将来にわたり安⼼・安全で賑わいのあるまちづくりを実現していくため、「天神⼆丁⽬南ブロック駅前東⻄街区都市計画推進協議会」を設⽴し、検討を⾏ってきました。プロジェクトを推進していくにあたり、「天神ビッグバンボーナス」の取得に向けて福岡市に計画概要書を提出しました。

 引用資料 福岡市・公式HP(PDF:2022/11/30)
 『天神二丁目南ブロック駅前東西街区』の計画概要公表について

● 超高層ツインタワーを建設!
 天神ビッグバンの高さ規制緩和により、「渡辺通」より西側は高さが約76mから約115mに緩和されました。「東街区」と「⻄街区」にそれぞれ高さが約115mの超高層ビルが建設可能です。

 東⻄街区区域⾯積約2.2haと天神ビッグバン最大規模の再開発となります。「東街区」の敷地面積約7,900㎡、「⻄街区」の敷地面積約5,900㎡と双方ともかなり広いので、具体的な完成イメージの公開が非常に楽しみです。


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「まちづくりのイメージ」です。


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再開発対象ビルです。私は「⻄鉄福岡駅ビル」と「新天町ビル」も参画したらいいのに!と妄想していたので、凄くうれしいです。


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「位置図」です。


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「広域図」です。


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「福岡パルコ」です。手前が「本館」、奥が「新館」です。


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「本館」を東側から見た様子です。

● 本館増床部は西日本鉄道が所有
 高さが低い左側(南側)は本館増床部で「パルコ」の所有ではありません。本館増床部は「西鉄福岡駅ビル」で、「西日本鉄道」が所有しています。今回の福岡市のリリースにより「西鉄福岡駅ビル」も参画する事が判明しました。



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